ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




駒形橋西詰交差点。台東区駒形2-7。1988(昭和63)年5月14日(2枚とも)

右奥への通りが江戸通り、左手へ行く通りが浅草通りで、写真左端に都営地下鉄浅草線の浅草駅の出入り口がある。その前を左に進めば駒形橋だ。交差点の角は千代田生命東京支社、そこから右へ、橋本ゴム工業旧館(「旧館」はぼくがかってに付けた)、同新館、鰻の前川、側面だけ見えているのがリボ駒形。
千代田生命のビルは「浅草駅前儀式ホール」となって残っている。橋本ゴム工業は2棟まとめて「シティハウス浅草ステーションコート」(2005年3月竣工)というマンションになった。2003年に「株式会社ハシモト」に商号変更して文京区湯島に移転している。前川もビルに替わり(前川ビルは1989年10月の竣工。正面から写真の家を撮影しておけばよかった)、店舗はすぐ裏の隅田川河畔に移った。


橋本ゴム工業

橋本ゴム工業(現・株式会社ハシモト)は1925(大正14)年の創業というから、写真のビルは創業後わりと早い時期に建てたものと思われる。

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