ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




ビューティーサロン・ロワール。千代田区神田神保町2-11。1987(昭和62)年11月1日

前の通りは神保町のさくら通り、東洋キネマの並びで同番地だ。
1986年の住宅地図では写真左から、柿島ビル(柿島酒店)、ロワール、皆美社(写真では2階に新しき村他)、秋山(表具店)、山形屋。
昭和30年頃の火保図ではロワールは「ヤングバーバー・横山」となっている。その店が続いているのかもしれない。また写真右端の家は同地図では「高橋靴店」だ。住宅地図の「山形屋」だが、この近所で山形屋というと有名な和紙の店がある。たぶん山形屋がビルの建築中なので倉庫として借りていたのだと思う。当ブログの「まりっぺ、ジュネス」に載せた写真には「高橋靴店」の赤い字の看板がかかっている。また「東洋キネマ」の1枚目の写真から1985(昭和60)年には商売をしていたと分かる。
高橋靴店を中心に写していなかったが、さいわいなことに「都市徘徊blog>神保町・靴橋」に正面から撮った写真が掲載されている。



米山印刷。神田神保町2-11。1987(昭和62)年頃

1枚目の写真の家並みの裏側の路地、つまり靖国通りの裏の路地。手前から、米山印刷、石井アルバム、民家、保田製本、民家、東京中央信販。昭和30年頃の火保図にも、米山印刷、石井アルバム、保田の名前が見える。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )