ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




麻生商店。中央区佃3-4。1985(昭和60)年6月2日

小浦邸からビル1棟おいた並び。間口も大きく、こった造りの看板建築である。
看板に「機械工具」とある麻生商店は、東京都機械工具商業協同組合の会員データに「創業:昭和16年」という記述が残っていた。
k-kai氏の「廃景録>麻生商店」に「解体年:平成13年冬」とあり、平成6年4月撮影の写真では看板は外されベランダの手すりが壊れている。




上・左:1989(平成1)年12月31日

看板建築の2階の正面にベランダを設ける例は他にも見かけるが、たいていは形ばかりの奥行きの浅いものが多い。この建物のベランダは本格的だ。

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