ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




玉川電気商会。台東区東上野3-37。1989(平成1)年2月12日

写真左の縞模様の家は浅草通りに面していて、上野警察署前交差点の角。現在は玉川電機の家が無くなって空地になっているがその他の建物はまだある。
左角の家は岡本和菓子店で、撮影時はまだ営業していたかもしれない。以下は「酒井不二雄著、『東京路上細見3』」からの引き写し。写真に写っている横丁の方には「喫茶・軽食おかもと」ののれんが下がっていて喫茶店もやっていた。創業は明治30年頃。建物は昭和2年に建てた。玉川電機の家は岡本の家作。


宝運道具製作所
東上野3-18
1987(昭和62)年頃

写真左手へ行くとすぐ昭和通りの上野駅前に出る場所である。
塔屋のようなものが建物本体にはめ込まれた感じでくっついている。ビルの装飾がはぎ落とされて、写真で見る姿になってしまったものだろうか? 
塔屋に付けられた袖看板は「キングゼブラ印スポーツ製品卸/タカラスポーツ」。

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