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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

角界というのは世にも奇っ怪なカルト集団なのか?

2017-12-17 01:27:38 | よしなしごと
 大相撲の今回の事件の成り行きにはさほど関心がなjが、以下に伝えられる貴乃花親方の支援者に送ったメールがほんとうだとしたら、なんかグロテスクなアナクロニズムのようで気味が悪い。
 前々からいささかやばいとは思っていたが、大相撲が「国体の維持や陛下の守護」のためとこれほど堂々といわれると、やはりいっそう引いてしまう。
 これって相撲界のどれ程に支持された見解なのだろうか。それに近い話は、協会関係者や相撲放送の解説者からまま聞くことがあるから、貴乃花親方の特殊な見解ともいえないと思う。

               

 以下は貴乃花親方が、その後援者の高野山別格本山清浄心院住職の池口恵観氏に送ったいわれるメール。

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 “観るものを魅了する”大相撲の起源を取り戻すべく現世への生まれ変わりの私の天命があると心得ており、毘沙門天(炎)を心にしたため己に克つを実践しております。国家安泰を目指す角界でなくてはならず〝角道の精華〟陛下のお言葉をこの胸に国体を担う団体として組織の役割を明確にして参ります
 国家安泰を目指す角界でなくてはならず“角道の精華”陛下のお言葉をこの胸に国体を担う団体として組織の役割を明確にして参ります

 角道の精華とは、入門してから半年間相撲教習所で学びますが力士学徒の教室の上に掲げられております陛下からの賜りしの訓です、力と美しさそれに素手と素足と己と闘う術を錬磨し国士として力人として陛下の御守護をいたすこと力士そこに天命ありと心得ております

 今の状況、若い頃から慣れております報道とは民衆が報われる道を創るのが本分であると思いこれまで邁進してきております

 角道、報道、日本を取り戻すことのみ私の大義であり大道であります勧進相撲の始まりは全国の神社仏閣を建立するために角界が寄与するために寄進の精神で始まったものです

 陛下から命を授かり現在に至っておりますので“失われない未来”を創出し全国民の皆様及び観衆の皆様の本来の幸せを感動という繋ぐ心で思慮深く究明し心動かされる人の心を大切に真摯な姿勢を一貫してこの心の中に角道の精華として樹立させたいと思います。  敬白

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 だから天皇が相撲を見に来るのかなぁ。でも、プロ野球も見に来るから、プロ野球も「国体の維持や陛下の守護のため」なのかなぁ。

           

 それはさておき、大相撲はスポーツなのか神事なのか、それともプロレスのような興行なのかはっきりさせないうちは、奇っ怪至極なカルト的なものにとどまるだろうな。
 まぁ、どっちにしろ私にゃぁ関わりのないことですが。
コメント (6)
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