六文錢の部屋へようこそ!

心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

「40℃ 三日間」に耐えねばならないのです!

2013-07-13 02:01:34 | 写真とおしゃべり
 連日の暑さで随分参っています。でも、家を出なければならないときはむろんありますから、それなりに用心が必要です。
 ここで熱中症で倒れたりしたら、そうしたニュースを手ぐすねひいて待っているある種の連中を小躍りさせる結果になるからです。
 
 まずはこの暑さを絶好の機会としてして、こんなメールがが経産省幹部とと東電幹部の間で交わされているのだそうです。(いずれも「週刊朝日」より)

 夏は猛暑という世論形成はどうなるのでしょうか? 結局、原発なくとも電力がまかなえたので大丈夫だとの意識が国民に植え付けられているのではないでしょうか。気温40度が3日間ほど続けば、原発再稼働してほしいとの声が高まるはず。昔のようにお金だけでは世論は操れず、時代がかわってしま いましたね(経産官僚

 今年の夏、気温40度くらいまで猛暑になれば、議会、世論ともに再稼働容認になるだろうとか、つい期待して、毎朝、天気予報を見ています。あがれ、あがれと新聞の天気図に手を合わせています。情けないですが、今のうちには、猛暑頼み、すがるしかありませ ん。株じゃないですが、あがれ、あがれ!(東電幹部

 
             県立図書館の玄関と中庭です

 ですからここで倒れるわけにはゆきません。彼らにとっては暑さがいや増し、何人かの老人がくたばったほうが都合がいいのです。私もいずれくたばる身ですが、こういう人たちの都合のいいようにはくたばりたくありません。
 「40℃3日間?」耐えてやろうじゃないか。こちとら長年、50℃の炉端の前でネギマを焼いてきた身だ、「暑がりません、勝つまでは!」だ。

 
         10年ほど観測しているナンキンハゼ 今年は花がびっしり付いている

 あちこち出かけました。
 まず書店です。ガールフレンドが骨折で手術のため1ヶ月近くの入院だそうです。そのお見舞いに本を選びました。私とほぼ同年代ですが、あんまり固い本だと寝てしまうというので、妹尾河童の『少年H』を選びました。これなら、彼女が記憶している時代とも重なりますから興味をもって読んでくれると思います。

 ついで県立図書館です。
 私の勉強の方向が二つに分裂してしまって困っているのです。若いころなら双方を並行してということでしょうが、いまの私にはそんなに時間が残されてはいないのです。それにより、借りる本が変わるのですが、とりあえずは双方に未練を残すような選本になりました。

 
          この間まで白い花をつけていたエゴの木も可愛い実が鈴なり

 県立図書館の界隈はマイ・ヘイバリット・プレイスです。
 おとなりの県立美術館の一画も含め、少し散策をしました。車で来たため帽子がありませんでした。ときあたかも午後三時、朝からの熱気がいやまさに熱せられ、安い定食屋の味噌汁ほどのわが脳味噌を直撃します。
 これはヤバイ、ここで倒れたら経産省や東電の思う壺だと急ぎました。
 前からの継続でどうしても撮りたい写真のみ撮って慌てて車内へ避難。

 帰りにスーパーへ。
 稚鮎よりももう少し大きくなった琵琶湖産の天然鮎を買いました。
 味醂と醤油に生姜を効かせ、弱火でじっくり一時間ほど、骨の存在を感じさせない一品に仕上がりました。美味しかったです。

 
         夏椿(沙羅の花)の蕾 こんなに蕾があるから咲くのが楽しみ

 いろいろお考えはあるでしょうが、私は原発のない(大飯を除いてですが)三回目の夏を音を上げることなく乗り切りたいと思います。
 それによって、「原発はお前たちのために必要なのだ」という電気会社のキャンペーンを返上しようと思うのです。
 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする