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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

大野俊三…・得した同窓会

2006-11-24 05:22:38 | よしなしごと

 23日、高校の同窓会に出る。
 同窓会といってもクラスや学年単位ではなく、かつて卒業した者全部を対象とし、しかも学校創立が100年を越えているから半端な人数ではない。

 上は80歳以上から、下は卒業間もない私のような(?)人まで、おおよそ1,000人が集まる。

 第一部は総会ということで、会計報告や人事など。
 これはパス。

 第二部は、今年の全日本マーチングバンドで金賞を取った在校生のブラバン、100名を越えるメンバーによるステージドリルショー。
 演目は全九場のミュージカル仕立ての『ミス・サイゴン』。

 演奏はむろん、ダンスあり、背景の合唱ありでとても厚みのあるものであった。さすがに演奏のアンサンブルもいい。

 内容は、米兵とベトナム娘の恋と離別をベトナム戦争に絡ませた「ロミオとジュリエット」の、あるいは「蝶々夫人」のベトナム版。
 全体に迫力があり、ブラスの表現の幅が実感されて大いに満足。

      
 
 第三部は懇親会。
 要するに、学年ごとにテーブルを囲んで飲食をしながら歓談するのだが、ここで、事前に内容を知らなかった私にとってのサプライズが!

 な、なんと、アトラクションに世界のジャズトランペッター・大野俊三が、カルテットのライブを行うというのだ。
 迂闊にも知らなかったのだが、彼は、この高校の卒業生だという。

 そしてもうひとつのサプライズ、それは、そのピアノが、先般ラブリーでのライブで聴いたばかりの後藤浩二であったことだ。
 
 場所柄、あまり突っ込んだ演奏ではなかったが、それでも十分楽しめた。
 演奏に聴き入るのに懸命だったおかげで、円卓式の食い物にあまりありつけず、終わってから空腹を覚えたほどだ。

 それでもこのサプライズは、私をとても得した気分にしてくれた。
 私にとってこの一日は、思わぬ音楽漬けの日となったのであった。

*残念ながら、デジカメを持って行かなかったので、演奏シーンの映像はない。
*なお、同姓同名のサッカー選手がいるが、彼は私の後輩ではない。
コメント
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