バイオの故里から

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脳内麻薬アナンダミドが食欲を増進する高次脳機能メカニズムを解明

2016年09月03日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛
日本の研究 >>2016年9月2日の記事 > プレスリリース

大阪大学

大阪大学大学院歯学研究科・高次脳口腔機能学講座(口腔生理学教室)の姜英男特任教授、豊田博紀准教授、佐藤元助教、鹿児島大学齋藤充教授らの研究グループは、ラットの脳のスライス標本において、内因性カンナビノイド※3 であるアナンダミド投与により、大脳の味覚野(味覚の認知をおこなう領野)に発生した神経活動が、隣接する胃腸自律領野(胃腸機能をコントロールする領野)へと伝播し、島皮質の前部と後部の神経細胞集団の間にシータリズムの神経ネットワーク活動が生じることを明らかにしました。また、味覚野と胃腸自律領野間で生じる神経ネットワーク活動が、フィードフォワード抑制※4 によって修飾されることも見出し、それを可視化することに初めて成功しました。
https://research-er.jp/articles/view/49837

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