バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

生殖を制御するしくみの進化~同じ役者で異なるはたらき~

2016年09月03日 | 医療 医薬 健康
> 2016年9月2日の記事 > プレスリリース

 東京大学大学院理学系研究科の岡良隆教授、神田真司准教授らの研究グループは、動物の生殖を制御する脳内のしくみに関して、脳下垂体において2種類の異なるホルモンが異なる段階で生殖を調節すること、これらを放出させる視床下部ホルモンGnRH(注1)が、脊椎動物に広く共通して生殖に必須であることを初めて明らかにした。さらに、ほ乳類では脳下垂体に対する視床下部の制御方式が多様になり、同じホルモン(役者)が異なるはたらきをすることによって、状況に応じた精緻な生殖制御が可能になった、という新たな説を提唱した。
https://research-er.jp/articles/view/49804

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。