バイオの故里から

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リボザイムを用いた新規RNA転写システム

2007年06月10日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願平3-291846 出願日 : 1991年8月20日
公開番号 : 特許公開平5-192151 公開日 : 1993年8月3日
出願人 : 工業技術院長 発明者 : 多比良 和誠 外2名

発明の名称 : リボザイムを用いた新規RNA転写システム

【構成】 転写されるRNAの5′末端と3′末端とを各々、セルフプロセッシングにより切断するリボザイムRNAをコードするDNAが連結されたベクター、または転写されるRNAの5′末端と3′末端をセルフプロセッシングするリボザイムとそれらの間に特定の配列を持つRNAを一つのユニットとし、あるいは転写されるRNAの3′末端をセルフプロセッシングするリボザイムとその上流に特定の配列を持つRNAを一つのユニットとし、それらのユニットを複数連結させたRNAをコードするDNA配列を含むベクター、それらを用いたRNA転写物の製造方法及び前記ベクターにより形質転換された微生物又は動植物細胞。
【効果】 本発明の2つのリボザイムRNAをコードするDNA断片を含むベクターは、環状のままでも制限酵素を用いることなく5′末端及び3′末端側において余分な塩基配列が付加されていないRNA転写物を製造することができる。

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