バイオの故里から

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2015年医療・介護改革の深層

2015年11月13日 | 医療 医薬 健康
キヤノングローバル戦略研究所 2015.11.10
銀協月報 2015.10」に掲載

世界が注目する日本の高齢化の行方

 筆者は、本月報が発行される直前の2015年10月上旬、カタールの首都ドーハで開催される国際医療政策学会で高齢化が各国の医療制度に与える影 響に関するシンポジウムのパネリストに指名された。これは、世界で最も高齢化が進行している日本の近未来におけるセーフティネットのあり様に対する海外か らの関心が高いことの表れである。

 高齢化が一国の経済の活力や社会保障制度改革の柔軟性に与える影響を測る指標として、従属人口指数が注目されている。同指数は、分子を14歳以下 人口と65歳以上人口の合計とし、分母を彼らの生活を支える15歳から64歳の人口とすることで算出される。この値は低いほど好ましい。図表1のとおり、 バブル経済崩壊直前の1990年時点では、先進諸国の中で日本が最も低く好条件であった。しかし、その後の「失われた20年」の間に日本の指数だけが急上 昇、2013年時点で62になった。:

http://www.canon-igs.org/column/macroeconomics/20151110_3355.htm


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