iPSに勝るか、ほぼ無限に培養できる「胆管幹細胞」、再生医学に重要な1ページを刻む
オランダの研究者の執念
西川伸一 THE CLUB
現在慶応大学の佐藤俊朗さんが在籍中に「Lgr5」と呼ばれるタンパク質を出している腸管の幹細胞を長期にわたって培養する方法を開発している。
多能性幹細胞やリプログラム万能の風潮に一石を投じて脚光を浴びた。
体に元々ある幹細胞を増やしてコントロールできるのであれば「初期化」する必要はない。
当時からハンス・クレーバースに会議で会うと、あらゆる内胚葉系の幹細胞は、Lgr5を発現していれば培養できると豪語していた。Medエッジ 2014年12月30日