バイオの故里から

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特殊な酵素や配列を必要としない汎用性ある染色体改変方法

2010年02月27日 | 細胞と再生医療
国際出願番号 : PCT/JP2006/323852 国際出願日 : 2006年11月29日
国際公開番号 : WO2007/063919 国際公開日 : 2007年6月7日
出願人 : 旭硝子株式会社 発明者 : 平島 匡太郎 外2名

発明の名称 : 染色体改変方法

特殊な酵素や配列を必要としない汎用性ある染色体改変方法、及び細胞の増殖に必須の遺伝子を判定する方法を提供する。
まず、ネガティブセレクションできる選択マーカー遺伝子(B)を標的DNA領域(X)の上流または下流に組み込み、かつこの選択マーカー遺伝子(B)と標的DNA領域(X)とを重複配列で挟む。より好ましくは、配列(A’)[標的DNA領域の下流に存在する特定配列(A)と実質的に同一の配列]と上記選択マーカー遺伝子(B)とを有するDNA断片を作成し、そのDNA断片を標的DNA領域(X)の上流に組み込む。次いで相同組換えとネガティヴセレクションを行うことにより、容易に上記標的DNA領域(X)を染色体中から除去できる。また、上記作用後に標的DNA領域(X)が染色体中に存在しない場合は、その培養条件下で細胞増殖に必須な遺伝子が標的DNA領域(X)中に含まれないと判定できる。明細書pdf >> かんたん特許検索


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