公開番号 : 特許公開2004-154132 公開日 : 2004年6月3日
出願人 : 高柳 広 外1名 発明者 : 高柳 広 外1名
発明の名称 : 破骨細胞形成を抑制する化合物のスクリーニング方法
【課題】本発明は、破骨細胞形成を制御する方法を提供する。
【解決手段】本発明は、破骨細胞前駆細胞におけるCa2+シグナル伝達をそれぞれ促進または抑制する工程を含む、破骨細胞形成を促進または抑制する方法を提供する。Ca2+シグナルの伝達分子であるNFATc1は、破骨細胞形成における必須の転写因子であることが判明した。本発明は、NFATc1を介したシグナル伝達を抑制する化合物を用いて、破骨細胞形成を抑制する方法に関する。また本発明は、Ca2+シグナル伝達を指標とする、破骨細胞形成を調節する化合物のスクリーニング方法を提供する。さらに本発明は、ES細胞からin vitroで破骨細胞を形成させる系を提供する。本発明は、関節リウマチを含む、骨減少性疾患の治療薬の開発のために有用である。
◇バイオリン奏者川井郁子さんと骨免疫学の接点
バイオ塾情報創庫2005-12-13
国際出願番号 : PCT/JP2001/008245 国際出願日 : 2001年9月21日
国際公開番号 : WO2002/024229 国際公開日 : 2002年3月28日
出願人 : 先端科学技術インキュベーションセンター 発明者 : 谷口 維紹 外2名
発明の名称 : 破骨細胞形成を制御する方法
本発明は、破骨細胞形成シグナルを制御する方法を提供する。I型IFNシグナル伝達を活性化することにより、破骨細胞形成の過程を抑制できることを見出した。I型IFNシグナルの活性化により、RANKLにより誘導されるc-Fos蛋白質の発現がダウンレギュレートされ、破骨細胞形成が抑制された。I型IFN(IFN-αおよびIFN-β)は、用量依存的に破骨細胞形成を抑制する作用を示した。I型IFNによる破骨細胞形成抑制には、Stat1およびIRF-9を介するシグナルが重要であることが判明した。本発明により、自己免疫性関節炎を含む、病的骨破壊を伴う疾患に対する多くの新たな治療戦略が提供される。
国際出願番号 : PCT/JP2001/008244 国際出願日 : 2001年9月21日
国際公開番号 : WO2002/024228 国際公開日 : 2002年3月28日
出願人 : 先端科学技術インキュベーションセンター 発明者 : 谷口 維紹 外2名
発明の名称 : 破骨細胞形成を制御する方法
本発明は、破骨細胞形成シグナルを制御する方法を提供する。II型IFNシグナル伝達を活性化することにより、破骨細胞形成の過程を抑制できることを見出した。II型IFNシグナルの活性化により、RANKLにより誘導されるTRAF6蛋白質の発現がダウンレギュレートされ、破骨細胞形成が抑制された。II型IFN(IFN-γ)は、用量依存的に破骨細胞形成を抑制する作用を示した。II型IFNによる破骨細胞形成抑制には、Stat1を介するシグナルが重要であることが判明した。本発明により、自己免疫性関節炎を含む、病的骨破壊を伴う疾患に対する多くの新たな治療戦略が提供される。
出願人 : 高柳 広 外1名 発明者 : 高柳 広 外1名
発明の名称 : 破骨細胞形成を抑制する化合物のスクリーニング方法
【課題】本発明は、破骨細胞形成を制御する方法を提供する。
【解決手段】本発明は、破骨細胞前駆細胞におけるCa2+シグナル伝達をそれぞれ促進または抑制する工程を含む、破骨細胞形成を促進または抑制する方法を提供する。Ca2+シグナルの伝達分子であるNFATc1は、破骨細胞形成における必須の転写因子であることが判明した。本発明は、NFATc1を介したシグナル伝達を抑制する化合物を用いて、破骨細胞形成を抑制する方法に関する。また本発明は、Ca2+シグナル伝達を指標とする、破骨細胞形成を調節する化合物のスクリーニング方法を提供する。さらに本発明は、ES細胞からin vitroで破骨細胞を形成させる系を提供する。本発明は、関節リウマチを含む、骨減少性疾患の治療薬の開発のために有用である。
◇バイオリン奏者川井郁子さんと骨免疫学の接点
バイオ塾情報創庫2005-12-13
国際出願番号 : PCT/JP2001/008245 国際出願日 : 2001年9月21日
国際公開番号 : WO2002/024229 国際公開日 : 2002年3月28日
出願人 : 先端科学技術インキュベーションセンター 発明者 : 谷口 維紹 外2名
発明の名称 : 破骨細胞形成を制御する方法
本発明は、破骨細胞形成シグナルを制御する方法を提供する。I型IFNシグナル伝達を活性化することにより、破骨細胞形成の過程を抑制できることを見出した。I型IFNシグナルの活性化により、RANKLにより誘導されるc-Fos蛋白質の発現がダウンレギュレートされ、破骨細胞形成が抑制された。I型IFN(IFN-αおよびIFN-β)は、用量依存的に破骨細胞形成を抑制する作用を示した。I型IFNによる破骨細胞形成抑制には、Stat1およびIRF-9を介するシグナルが重要であることが判明した。本発明により、自己免疫性関節炎を含む、病的骨破壊を伴う疾患に対する多くの新たな治療戦略が提供される。
国際出願番号 : PCT/JP2001/008244 国際出願日 : 2001年9月21日
国際公開番号 : WO2002/024228 国際公開日 : 2002年3月28日
出願人 : 先端科学技術インキュベーションセンター 発明者 : 谷口 維紹 外2名
発明の名称 : 破骨細胞形成を制御する方法
本発明は、破骨細胞形成シグナルを制御する方法を提供する。II型IFNシグナル伝達を活性化することにより、破骨細胞形成の過程を抑制できることを見出した。II型IFNシグナルの活性化により、RANKLにより誘導されるTRAF6蛋白質の発現がダウンレギュレートされ、破骨細胞形成が抑制された。II型IFN(IFN-γ)は、用量依存的に破骨細胞形成を抑制する作用を示した。II型IFNによる破骨細胞形成抑制には、Stat1を介するシグナルが重要であることが判明した。本発明により、自己免疫性関節炎を含む、病的骨破壊を伴う疾患に対する多くの新たな治療戦略が提供される。