バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

スフィンゴシン-1-リン酸受容体刺激を介した癌細胞の転移をサブタイプ特異的に阻害する方法

2012年05月25日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2003-411259 出願日 : 2003年12月10日
公開番号 : 特許公開2005-170819 公開日 : 2005年6月30日
出願人 : 国立大学法人金沢大学 発明者 : 多久和 陽 外1名

【課題】S1P受容体刺激時の細胞移動に関与している情報伝達機構をS1P受容体のサブタイプ特異的に解明し、よって抗癌剤の開発に資することが本発明の課題である。
【解決手段】本発明により、スフィンゴシン-1-リン酸(S1P)が関与する癌細胞の転移の制御はS1P受容体サブタイプ特異的に行われることを見出された。S1P2受容体刺激は癌細胞の転移を抑制するが、S1P1受容体刺激またはS1P3受容体刺激は逆に癌細胞の転移を促進するという二面的な制御が行われる。かかる知見は癌細胞の転移を抑制することを可能にすると共に、抗癌剤の開発のための新たな途を開くものである。明細書pdf >> かんたん特許検索


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。