バイオの故里から

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非ステロイド性消炎鎮痛剤の外用剤を用いた癌細胞の増殖を抑制する方法

2012年05月25日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2004-162643 出願日 : 2004年5月31日
公開番号 : 特許公開2005-343802 公開日 : 2005年12月15日
出願人 : 坂山 憲史 発明者 : 坂山 憲史

【課題】従来癌に対しては禁忌とされてきた非ステロイド性消炎鎮痛剤が一定量以上の濃度で存在する外用剤を用いて、副作用が少なく癌の増殖を経皮的に抑制する方法を提供する。
【解決手段】ケトプロフェン、フルルビプロフェン、インドメタシン、フェルビナクといったいづれかひとつの非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)をもっとも望ましくは1000μg/cm2以上の分布量で存在する外用剤を貼付又は塗布することで癌細胞の増殖を経皮的に抑制する。この抗癌作用は、(1)血小板存在下に新生血管の増殖を抑制すること、(2)血管内皮(細胞)増殖因子Vascular endothelial growth factor(VEGF)を阻害し、シクロオキシゲナーゼcyclooxigenase(COX)を阻害すること、等による作用機序による癌細胞の増殖を抑制する効果として説明できる。NSAIDsが所定量以上の濃度で存在する癌治療薬としての使用が可能であり、治療対象の拡大に役立つものである。明細書pdf >> かんたん特許検索


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