バイオの故里から

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DNA損傷剤およびр53を含有する組成物

2006年10月03日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平7-527776 出願日 : 1995年4月24日
公表番号 : 特許公表平10-503476 公表日 : 1998年3月31日
出願人 : ボード オブ リージェンツ, ザ ユニバーシティ オブ テキサス システム 発明者 : ロース, ジャック エイ. 外5名

発明の名称 : DNA損傷剤およびр53を含有する組成物

本発明は、細胞、および特にガン細胞を殺傷することにおいて用いるためのDNA損傷剤または因子と組み合わせた腫瘍抑制遺伝子の使用に関する。腫瘍抑制遺伝子であるp53は、化学療法剤と組み合わせて、インビトロおよびインビボの両方で組換えアデノウイルス仲介遺伝子転移により送達された。処置細胞は、特異的なDNAの断片化とともにアポトーシスをうけた。腫瘍へのp53アデノウイルス構築物の直接皮下注入、続くDNA損傷剤であるシスプラチンの腹腔内投与は、腫瘍の大規模なアポトーシス性の破壊を誘導した。本発明はまた、ヒトのガンを処置するために複製能欠損野生型p53アデノウイルスを用いる遺伝子置換とDNA損傷薬とを組合せるレジメの臨床適用を提供する。


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