バイオの故里から

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幹細胞及び胎児由来の心筋細胞及び予定心筋細胞の精製方法

2010年03月02日 | 細胞と再生医療
国際出願番号 : PCT/JP2007/051563 国際出願日 : 2007年1月31日
国際公開番号 : WO2007/088874 国際公開日 : 2007年8月9日
出願人 : アスビオファーマ株式会社 外1名 発明者 : 服部 文幸 外1名

本発明は、従来は心筋細胞を精製する目的に用いることが想定できなかった諸性質や新たに見出した諸性質を用いて、遺伝子改変を経ず、特別なタンパク質及び生理活性物質の添加を行わず、胎児及び幹細胞由来に由来する心筋細胞を含む細胞混合物から、心筋細胞を高度にかつ高収率で精製する方法を開発することを課題とする。
本発明の発明者らは、低血清条件、低糖条件、低栄養条件、低カルシウム条件、弱酸性pH条件、乳酸添加条件、アスパラギン酸・グルタミン酸添加条件、および/またはピルビン酸添加条件の培養液中で胚性幹細胞由来の心筋細胞を培養することにより、効率的且つ高度に心筋細胞を選択・精製できることを見いだした。更に、胚性幹細胞で見出した方法が、胎児由来の心筋細胞の選択・精製や、成体幹細胞由来の心筋細胞の選択・精製に応用可能であることを見出した。 明細書pdf >> かんたん特許検索

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