バイオの故里から

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BLASTOCYSTCOMPLEMENTATIONを利用した臓器再生法

2016年06月09日 | 細胞と再生医療

出願人: 国立大学法人 東京大学
発明者: 中内 啓光, 小林 俊寛, 李 允秀, 臼井 丈一

出願 JP2008051129 (2008/01/25) 公開 WO2008102602 (2008/08/28)

【要約】本発明は、腎臓、すい臓、胸腺及び毛などの複数種の細胞からなる複雑な細胞構成を有する哺乳動物の臓器を、非ヒト動物の生体中で作成することを課題とする。本発明者らは、上述したキメラ動物・アッセイを、固形臓器の新規作製方法に応用した。より具体的には、上述したキメラ動物・アッセイを、成体腎臓の大部分へ分化する後腎間葉の機能異常により腎臓、すい臓、胸腺及び毛が欠損するモデルマウスを、胚盤胞補完作用(blastocyst complementation)によりレスキューすることにより、新規に腎臓、すい臓、胸腺及び毛を製造することができることを示した。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2008102602/


BLASTOCYSTCOMPLEMENTATIONを利用した臓器再生法
出願人: 国立大学法人 東京大学
発明者: 中 内 啓 光, 小 林 俊 寛, 李 允 秀, 臼 井 丈 一

出願 2014-012713 (2014/01/27) 公開 2014-121329 (2014/07/03)

【要約】【課題】腎臓、すい臓、胸腺及び毛などの複数種の細胞からなる複雑な細胞構成を有する哺乳動物の臓器を、非ヒト動物の生体中で作成する方法の提供。【解決手段】成体腎臓の大部分へ分化する後腎間葉の機能異常により腎臓、すい臓、胸腺及び毛が欠損するモデルマウスを、胚盤胞補完作用によりレスキューすることにより、新規に腎臓、すい臓、胸腺及び毛などの目的臓器を製造する。該異個体宿主哺乳動物由来の細胞を調製し、該非ヒト宿主哺乳動物の胚盤胞期の受精卵中に該細胞を移殖し、該受精卵を該ヒト宿主哺乳動物の母胎中で発生させて、産仔を得て、該産仔個体から該目的臓器を取得する。前記細胞がES細胞又はiPS細胞である。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2014121329/

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