バイオの故里から

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脂肪組織間質細胞の神経細胞への分化誘導方法

2015年03月05日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2012-273080 出願日 : 2012年12月14日
公開番号 : 特許公開2013-63088 公開日 : 2013年4月11日
出願人 : 一般財団法人日本生物科学研究所 発明者 : 佐合 健 外1名

【課題】脂肪組織間質細胞をより簡便且つより確実に神経細胞へ分化させる方法を提供する。
【解決手段】脂肪組織間質細胞の分化誘導方法であって、脂肪組織から採取された脂肪組織間質細胞を塩基性繊維芽細胞増殖因子(bFGF)および上皮細胞増殖因子(EGF)を含む培地で培養する段階を備え、脂肪組織間質細胞がneurosphere様浮遊細胞塊を形成するように分化誘導することを特徴とする方法。該neurosphere様浮遊細胞塊は純粋に分離・培養することができるので、脂肪組織間質細胞から神経細胞をより簡便、且つより確実に分化誘導することができ、したがって、再生医療を実現するための神経細胞を得ることが可能となる。特許資料>>astamuse 2013


出願番号 : 特許出願2007-128467 出願日 : 2007年5月14日
公開番号 : 特許公開2008-278842 公開日 : 2008年11月20日
出願人 : 財団法人日本生物科学研究所 発明者 : 佐合 健 外1名
発明の名称 : 脂肪組織間質細胞の神経細胞への分化誘導方法並びに分化誘導された該神経細胞

【課題】脂肪組織間質細胞をより簡便、且つより確実に神経細胞へ分化させる。
【解決手段】脂肪組織間質細胞の分化誘導方法であって、脂肪組織間質細胞を脂肪組織から採取する段階と、脂肪組織間質細胞をdcAMP(dibutyryl cyclic AMP)又はホルスコリン(forskolin)を含む培地で培養する段階を備え、脂肪組織間質細胞が幼若な神経細胞のマーカーを発現するように分化誘導することを特徴とする。これにより、脂肪組織間質細胞から神経細胞をより簡便、且つより確実に分化誘導することができ、したがって、再生医療を実現するための神経細胞を得ることが可能となる。特許資料>>astamuse 2008

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