バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

海藻クロメから得られたフロロタンニンの殺菌作用

2010年04月27日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
熊本県水産研究センター 利用加工研究部 長山公紀
フロロタンニンは、腸炎ビブリオやサルモネラ、病原性大腸菌O-157、レジオネラ、MRSAなど32種の病原菌に対して殺菌作用を示した。熊本県水産研究センター 研究成果


出願番号 : 特許出願2002-83316 出願日 : 2002年3月25日
公開番号 : 特許公開2003-277203 公開日 : 2003年10月2日
出願人 : 熊本県 外1名 発明者 : 長山 公紀 外4名
発明の名称 : フロロタンニン類を主成分とする抗菌剤

【課題】 新規な抗菌剤を提供する。
【解決手段】 フロロタンニン類を主成分とする抗菌剤。さらに詳細には、当該フロロタンニン類が、フロログルシノール(phloroglucinol)、エコール(eckol)、フロロフコフロエコールA(phlorofucofuroeckol A)、ダイエコール(dieckol)、8,8'-バイエコール(bieckol)から選択される1つまたは2つ以上の組み合わせである抗菌剤。明細書Text >> J-tokkyo


出願番号 : 特許出願2002-357913 出願日 : 2002年12月10日
公開番号 : 特許公開2004-189648 公開日 : 2004年7月8日
出願人 : 熊本県 外1名 発明者 : 長山 公紀 外6名
発明の名称 : 抗ウイルス性物質

【課題】新規な抗ウイルス剤を提供する。
【解決手段】フロロタンニンを主成分とする抗ウイルス剤。さらに詳細には、当該フロロタンニンが、エコール、フロロフコフロエコールA、ダイエコールまたは8,8’-バイエコールから選択される1つまたは2つ以上の組み合わせである抗ウイルス剤。明細書Text >> J-tokkyo

◇レジオネラ 海藻が殺菌 九大などの研究チーム
「クロメ」成分効果確認 入浴剤、抗菌製品に活用も
 熊本県水産研究センターは二十二日、同県天草地方に自生する海藻クロメに含まれる天然成分「フロロタンニン」が、温泉施設で問題となっているレジオネラ菌に対し強い殺菌効果を持っていることを確認した、と発表した。
 入浴剤や抗菌製品への応用が可能として、同日までに抗菌剤として特許を出願。十一月には、クロメの養殖技術確立に向けた試験を始める。西日本新聞 
http://tinyurl.com/2baqspq

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。