バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

L-カルニチンの製造方法

2008年09月23日 | ファインケミカル 中間体
出願番号 : 特許出願2006-318379 出願日 : 2006年11月27日
公開番号 : 特許公開2008-133198 公開日 : 2008年6月12日
出願人 : 三菱レイヨン株式会社 発明者 : 大石 康介 外4名

【課題】本発明は、多段階を要しない、容易で効率的なL-カルニチンの製造方法を提供する。
【解決手段】以下の工程を含む、L-カルニチンの製造方法。
(1)1,3-ジハロ-2-プロパノールにハロヒドリンエポキシダーゼの存在下、シアニドドナーを作用させて、光学選択的に(R)-4-ハロ-3-ヒドロキシブチロニトリルを得る工程。
(2)(R)-4-ハロ-3-ヒドロキシブチロニトリルのハロゲンをトリアルキルアミンで置換し、L-カルニチンニトリルハライドを得る工程。
(3)L-カルニチンニトリルハライドのニトリル基を加水分解し、L-カルニチンを得る工程。
本方法により、不斉炭素を持たない1,3-ジハロ-2-プロパノールを出発として、わずか3段階で、光学純度を低下させずにL-カルニチンを効率的に得ることが可能となる。明細書Text >> J-tokkyo

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