バイオの故里から

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東芝と東北大、安価な遺伝子解析チップ 5万円以下

2014年11月16日 | からだと遺伝子
東芝と東北大学は14日、日本人のゲノム(全遺伝情報)を5万円以下で解析できるチップ「ジャポニカアレイ」を開発したと発表した。一部の遺伝子の解読データからゲノムの解析結果をシミュレーションする。現状で50万円程度かかるゲノム解析の結果を10分の1以下で得られる。創薬研究などの低コスト化につながる。

 東日本大震災を受けて設置された東北大学東北メディカル・メガバンク機構が地域住民1千人のゲノムを解析。その結果から、日本人のゲノムを再現するために必要な67万5千個の遺伝子を選別してチップの開発に活用した。日経ニュース(Web版)2014/11/14