バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

タンパク質結晶作製装置及び結晶化分析装置の開発

2014年11月05日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
 タンパク質の構造解析は、創薬等へタンパク質を利用する上で非常に重要であるが、タンパク質結晶の作製がボトルネックとなっている。
 我々は、透明導電膜電極の溶液セルを用いて低電圧印加により、タンパク質結晶化を促進させる技術を開発した。さらに、高精度の前方レーザ散乱光計測によって、電場印加による結晶化促進過程をその場計測できる高感度のタンパク質結晶化分析装置を開発した。J-Store >> Technical Eye




臨床研究の規制 製薬会社は対象外の方針

2014年11月05日 | 医療 医薬 健康

医師が行う臨床研究に製薬会社が不適切に関与する問題が相次いだことを受けて、法規制が必要かどうか検討している厚生労働省は「臨床研究に法規制は必要」とする報告書の素案をまとめました。
しかし、焦点となっていた、製薬会社を法規制の対象にするかについては「企業側に自主的な努力を求める」として規制の対象外とする方針であることが分かりました。

臨床研究を巡っては、高血圧治療薬の効果を調べた研究の論文データを改ざんしたとして、大手製薬会社の「ノバルティスファーマ」の元社員と会社が刑事責任を問われるなど、製薬会社による不適切な関与が相次いでいます。NHK News web.,2014年11月5日

生後8か月でしわだらけ、早老症サル発見…京大

2014年11月05日 | 加齢 老化制御


早老症で、顔や全身がしわだらけになった生後10か月の子ザル(左)。右側は母親ザル(京都大霊長類研究所提供)

 実際の年齢より老化が早く進む「早老症」のニホンザルを見つけたと、京都大霊長類研究所の高田昌彦教授らが発表した。

 人以外の霊長類で早老症が発見されたのは世界で初めて。老化の研究に役立つ可能性があるという。4日の米科学誌プロスワン電子版に論文が掲載された。2014年11月4日 読売新聞

◇このサルの細胞から作った人工多能性幹細胞(iPS細胞)を体のさまざまな細胞に変化させ、早老症の病状を体外で再現し、研究に役立てることを目指す。大石准教授は「早老症のメカニズムだけでなく、通常の老化の解明にもつなげたい」と話す。産経ニュース web.,2014-11-04


中村祐輔の「これでいいのか!日本の医療」

2014年11月05日 | 癌 ガン がん 腫瘍
血と涙と汗の結晶…新規がん分子標的治療薬

 10月22日(日本では23日)にサイエンス・トランスレーショナル・メディシン(Science Translational Medicine)と言う雑誌に、TOPKというがんタンパクを攻撃するがん治療薬開発の論文を発表した。シカゴ大学の私の研究室と私が2001年に設立した創薬ベンチャー、オンコセラピー・サイエンス社(OTS)との共同研究の成果である。
2014年11月4日 読売新聞

脂肪前駆細胞分化抑制剤

2014年11月05日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2010-141000 出願日 : 2010年6月21日
公開番号 : 特許公開2012-1524 公開日 : 2012年1月5日
出願人 : 国立大学法人京都大学 発明者 : 平田 孝 外2名

【課題】本発明は、安全かつ有効なカロテノイド類に属する化合物を有効成分とする脂肪前駆細胞分化抑制剤を提供することを主な課題とする。また本発明は、脂肪前駆細胞の脂肪細胞への分化を抑制する作用を発揮する医薬組成物、化粧料組成物を提供することを主な目的とする。
【解決手段】シフォナキサンチンが、脂肪前駆細胞の脂肪細胞への分化を抑制する効果を有することを見出し、シフォナキサンチンを有効成分とする脂肪前駆細胞分化抑制剤、医薬組成物、化粧料組成物を提供する。ekouhou 特許公開・明細書