バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

体内に埋め込んで妊娠をコントロールする無線式「避妊インプラント」、販売へ

2014年07月27日 | 医療 医薬 健康

一度体内に埋め込めば、16年間にわたり遠隔操作での避妊を可能する装置が、2018年に店頭に並ぶ予定だ。

チップ自体の大きさは2×2×0.7cmほどで、臀部、上腕、または腹部の皮下に挿入する。このチップから、ホルモン剤のレボノルゲストレルが毎日投与されることになる(レボノルゲストレルは黄体ホルモン剤のひとつで、経口避妊薬・IUD〈子宮内避妊具〉・緊急避妊薬などの有効成分として用いられている)。

このチップの素晴らしいところは、16年にわたって避妊できるだけのホルモン剤を蓄えておけるという点だ。

その間、維持管理も不要だ。体内のチップは安全なケースに覆われており、1回分の30マイクログラムが放出される間だけ、薬剤が蓄えられている領域に電流を流し、シールを溶かす。日経ニュース(Web版)2014.7.10

ヒトミトコンドリア遺伝子変異に基づく遺伝子検出法

2014年07月27日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2003-165746 出願日 : 2003年6月10日
公開番号 : 特許公開2005-44 公開日 : 2005年1月6日
出願人 : 田中 雅嗣 外3名 発明者 : 田中 雅嗣 外1名
発明の名称 : ヒトミトコンドリア遺伝子変異に基づく遺伝子検出法

【課題】百寿者とアルツハイマー病患者に関連するミトコンドリアゲノム多型を探索することにより、(1)ある者がアルツハイマー病と成り得る可能性を予測する、或いは(2)ある者が長寿である可能性を予測するための判断を下すための有用な情報を与える遺伝子検出方法を提供すること。
【解決手段】各々96名の百寿者、及びアルツハイマー病患者におけるミトコンドリアゲノム全塩基配列を直接塩基配列決定法により解析した。その結果、アルツハイマー病患者には、全部で521ヶ所の変異が確認された。これらのうち、コーディング領域には331個(うち、同義置換234個、非同義置換97個)の変異が、rRNA及びtRNA領域には72個の変異が、非コーディング領域には119個の変異がそれぞれ確認された。これらの変異箇所を詳細に解析することにより、アルツハイマー病の発生を予測することが可能となる。特許資料>>astamuse 2005-000044