バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

GTS---急伸、新規抗インフルエンザウイルス薬の開発に関心

2014年07月25日 | 医療 医薬 健康
 急伸。室蘭工業大学などとの共同研究グループによる「有機分子触媒を用いた新規抗インフルエンザウイルス薬の開発」が、ノーステック財団のイノベーション創出研究支援事業に採択されたと発表したことが材料視されている。同研究では、有機分子触媒を用いることでタミフル合成時の中間体を効率よく合成可能であることから、変異により形状変化したタミフル耐性株の酵素の活性中心ポケットを塞ぐことのできる物質を探索し、有効薬の開発につなげると。マイナビニュース 2014/07/24

G蛋白質共役型レセプター作動剤

2014年07月25日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2011-16446 出願日 : 2011年1月28日
公開番号 : 特許公開2012-153679 公開日 : 2012年8月16日
出願人 : 国立大学法人京都大学 外2名 発明者 : 辻本 豪三 外5名

【課題】Gタンパク質共役型レセプター(GPCR)の作動剤として有用な新規化合物を提供する。
【解決手段】一般式:L-(CH2)m-COOH(式中、Lは、R1R2N-またはR1O-であり、R1は、置換されていてもよい芳香族炭化水素基等であり、R2は、置換されていてもよい芳香族炭化水素基、水素原子等であり、R1およびR2は一緒に環を形成していてもよく、mは、4~16であり、-(CH2)m-の末端のC原子を含まない-CH2CH2-は、-MR3-で置き換えられていてもよく、Mは、O、SまたはNR4であり、R3は、置換されていてもよい炭素数1~5のアルキレン基等を示し、R4は、置換されていてもよい芳香族炭化水素基、置換されていてもよい芳香族複素環基、水素原子等である、で表される化合物またはその薬学的に許容し得る塩を含むGタンパク質共役型レセプター作動剤。 ekouhou 特許公開・明細書

糖尿病予防・治療剤

2014年07月25日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方

出願番号 : 特許出願2011-12053 出願日 : 2011年1月24日
公開番号 : 特許公開2012-153625 公開日 : 2012年8月16日
出願人 : 大正製薬株式会社 外1名 発明者 : 村上 茂 外5名

【課題】 脂肪細胞の分化を促進して、小型脂肪細胞を増やすとともに、肥大化した脂肪細胞を減らす作用を有する、天然由来の成分を同定すること。同定した成分を利用して、脂肪細胞の分化を促進するための安全性の高い組成物を提供すること。
【解決手段】 セリ科ハーブより単離された特定のクマリン誘導体が、PPARγを活性化して脂肪細胞の分化を促進し、これにより脂肪細胞によるインスリン依存的なグルコースの取り込み量を増加させるとともに、脂肪細胞からの善玉アディポサイトカインの分泌を促進させることを見出した。さらに、これら作用により、肥満・糖尿病モデルマウスにおける血糖値を低下させることができることを見出した。 ekouhou 特許公開・明細書