バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

再生医療、iPS細胞以外も研究進む、米・特許で先行

2013年04月30日 | 細胞と再生医療
 皮膚などから作れ、様々な細胞に成長するiPS細胞を使った臨床研究が2013年度内にも始まる。理化学研究所が目の病気の治療を目指す。今後、2~3年で血小板や心筋を再生して病気治療に使う試みも始まる見通し。ただ、再生医療はiPS細胞の利用がすべてではない。他の細胞を使う方法にも有望なものがあり、特に米国の動向からは目が離せない。日本経済新聞 2013/4/29


インフルエンザの予防接種料金でカルテルの疑い 

2013年04月30日 | NEWSクリッピング
公正取引委員会は4月23日、インフルエンザ予防接種の料金でカルテルを結んでいた疑いで、埼玉県吉川市の吉川松伏医師会(約80人)を立ち入り検査した。

関係者によると、吉川松伏医師会は数年前から、インフルエンザ予防接種の料金について医師会の会合などで、13歳以上は「4,450円以上」、2回の接種が必要な13歳未満の子どもでは「初回3,700円以上」と決めて会員に通知していた。

インフルエンザの予防接種で、公取委による立ち入り検査が明らかになったのは2003年の三重県四日市医師会以来、2例目。公取委は、ほかにも最低価格を決めていた医師会がないか調べる。化学業界の話題 knak (2013年4月25日

動物の体作りに重要なレチノイン酸の可視化に成功

2013年04月30日 | 医療 医薬 健康
2013年4月8日
独立行政法人理化学研究所
独立行政法人科学技術振興機構
-脊椎動物の胚でレチノイン酸が直線的な濃度勾配を形成-
この記事を分かりやすく解説した「60秒でわかるプレスリリース」もぜひご覧ください。
ポイント
レチノイン酸濃度をモニターする蛍光指示薬「GEPRA」を開発
魚の胚の真ん中から頭と尾に向かうほどレチノイン酸の濃度が直線的に減少
皮膚病やがんの治療で投与されるレチノイン酸の分布を観測する技術へ発展
http://www.riken.go.jp/pr/press/2013/20130408_1/