バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

細胞死の決定的瞬間を捉える

2013年03月04日 | 生命科学 生物誌
 Walter and Eliza Hall 研究所の科学者が、世界で初めて、細胞死を誘導するアポトーシス調節タンパクの分子変化を画像に捉えた。この成果は、細胞死の過程について重要な理解の手がかりになるもので、将来には、病気にかかった細胞の生死を管理する新しい種類の医薬の開発につながるかもしれない。BioQuic News.,2013-2-13


がん細胞の成長を止める機序が明らかに、がん治療に道開くか

2013年03月04日 | 癌 ガン がん 腫瘍
がん細胞の成長を止める機序が明らかに、がん治療に道開くか

University of Pittsburgh Cancer Institute (UPCI, ピッツバーグ大学がん研究所) の研究チームはがん細胞の成長を止める方法を発見した。この発見が新しい抗がん治療法に結びつく可能性がある。BioQuic News.,2013-2-20

iPS細胞関連・農業関連株に続きアベノミクス第3の政策関連株浮上

2013年03月04日 | ビジネス 政策
=浅妻昭治

 捜している資料が、どうにもみつからない。もう10年にも、20年にもなる。机の引き出しの奥深く、物置に放り出している段ボールの山の中まで当たるのだが、どこに紛れ込んだのか出てこないのである。たった1枚紙の資料である。1枚紙に過ぎないが、歴史的な資料である(と信じている)。とにかくその資料が、あの資産バブルの引き金となったからである。日本インタビュ新聞社2013年3月4日


iPS細胞 再生医療の着実な一歩に

2013年03月04日 | 細胞と再生医療
[主張]

 再生医療の実用化に向けた確かな第一歩としてもらいたい。

 理化学研究所は、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使って目の網膜を再生する臨床研究の実施計画を厚生労働省に申請した。

 iPS細胞の生みの親である京都大学の山中伸弥教授は、「厚労省が慎重に審査し、iPS細胞を用いた治療が適切かつ着実に発展していくことを願う」と話した。

 厚労省の審査は数カ月はかかる見通しだ。了承意見を経て実施されれば、世界で最初の臨床応用になる公算が大きい。MSN産経新聞(Online) 2013.3.4


ストレスで遺伝子スイッチがオフに

2013年03月04日 | 医療 医薬 健康
~日経サイエンス2013年4月号より
遺伝素因にストレスが重なると脳内の遺伝子が機能を停止し,その影響は長期間続く

 ある種の遺伝子変異があると,思春期に強いストレスがかかった時に脳内で働く遺伝子が機能を停止し,その影響はおとなになっても続く──。名城大学の丹羽美苗研究員と鍋島俊隆特任教授,米ジョンズ・ホプキンズ大学,名古屋大学,京都大学の共同研究チームは,遺伝的な要因にストレスが重なった時に精神疾患の症状が起きる仕組みを,マウスの実験で明らかにした。
http://www.nikkei-science.com/?p=33779