バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

山中伸弥教授のノーベル生理学・医学賞受賞を祝し, 基礎研究体制の一層の拡充を願う

2013年03月07日 | 医療 医薬 健康
日本学術会議会長談話

「山中伸弥教授のノーベル生理学・医学賞受賞を祝し, 基礎研究体制の一層の拡充を願う」を公表

学術の動向 Vol. 17 (2012) No. 11 p. 11_7
DN/JST.JSTAGE/tits/17.11_7




「悪夢の耐性菌」に米当局が警告、最も強い抗生剤も効かず

2013年03月07日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
(CNN) 抗生物質が効かない細菌「カルバペネム耐性腸内細菌(CRE)」の感染が広がっているとして、米疾病対策センター(CDC)が医療機関に対策を呼びかけている。この細菌に感染すると、最大で半数が死に至るという。
同センターによると、CREは過去10年で感染が広がり、強い抗生物質に対しても耐性を持つようになった。2012年上半期だけで、約200の医療機関でCRE感染者が確認されたという。CNNニュース 2013-03-07


薬ネット販売を全面解禁へ…規制改革会議が方針

2013年03月07日 | NEWSクリッピング

 政府の規制改革会議(議長=岡素之・住友商事相談役)が、一般用医薬品(市販薬)のインターネット販売の全面解禁を打ち出す方針を固めた。

 8日の会合で厚生労働省に対し、全面解禁を前提にした〈1〉販売履歴の管理や購入量の制限〈2〉副作用や薬の効果などを薬剤師にメールや電話で相談できる仕組み――の策定と、薬事法改正を求めることを決める見通しだ。同省はネット販売のあり方に関し、有識者会議で年内に結論を出すとしており、6月の成長戦略に全面解禁を盛り込むとしている規制改革会議との調整が焦点となる。読売新聞(web版) 2013年3月7日

配糖化による機能性食品素材の消化管吸収の改善

2013年03月07日 | 健康・栄養機能性成分
JST Technical Eye

 難水溶性の機能性成分を配糖化することにより水溶化し、消化管吸収を改善することを目標とした研究開発を行った。ケルセチンについては、これまで消化管吸収改善に成功した3位の水酸基への配糖化に加えて、その他の複数の水酸基へ同時に配糖化して水溶性を高めることに成功し、特にそのうちの一つは新規化合物であった。
 また、クルクミンについては、配糖化することにより水溶性を高めることに成功したが、クルクミン自体の不安定さのために消化管吸収を改善することは出来なかった。
 今後の展開として、新規ケルセチン配糖体の消化管吸収の評価と、クルクミンを摂取した際の安定代謝物に対する配糖化する試みを行う予定である。
http://jstore.jst.go.jp/techeyeDetail.html?techeye_id=204


ヒト類似皮膚をもつモデルマウスを用いたアンチエイジング薬の開発

2013年03月07日 | 医療 医薬 健康
JST Technical Eye

 シミ(肝斑)は、加齢とともに生じる皮膚疾患である。しかし、既存のシミ治療法は、必ずしも満足いくものではない。信頼性の高い新薬開発には、ヒト臨床試験の前の動物モデルによる効能評価が重要である。従って、画期的なシミ治療新薬の開発には、ヒトに類似したシミを再現できるモデルマウスの存在が必須である。
http://jstore.jst.go.jp/techeyeDetail.html?techeye_id=205


投与位置・タイミングを光で操るミトコンドリアNO研究試薬

2013年03月07日 | 細胞と再生医療
JST Technical Eye

 ミトコンドリア特異的光制御型NOドナー試薬を開発し、培養細胞系でのNO研究に用いるための実用的使用条件の最適化を行った。開発化合物が一般的な培養細胞系でミトコンドリア特異的に作用する光制御NOドナーとして機能する標準条件を見いだし、ミトコンドリア特異的に狙った時間だけNOを作用させ、生物学的応答解析を行えることを示した。
http://jstore.jst.go.jp/techeyeDetail.html?techeye_id=206




発育鶏卵を用いた天然/合成化合物のin vivo薬理活性評価法

2013年03月07日 | 健康・栄養機能性成分
JST Technical Eye

 本技術は、マウス・ラットに比べて安価で、個体差・実験誤差が小さく、倫理的問題が非常に少なく、アレルギー性が低く、動物舎等の特別な施設を必要としない動物個体である発育鶏卵(孵卵中の受精鶏卵)を用い、種々のin vivo薬理活性を評価できる動物実験技術である。
 これまでに構築した抗がん剤・放射線増感剤/防護剤・血管新生阻害剤・抗酸化剤・温熱増感剤に対するin vivo薬理活性評価系を用いて、種々のサプリメントや医薬品候補化合物のスクリーニングが可能であり、同時に鶏胎児に対する毒性試験や薬物動態解析も評価できる。
http://jstore.jst.go.jp/techeyeDetail.html?techeye_id=207