バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

慶大、iPSで脊髄損傷治療 慢性期患者も20年までに

2013年03月23日 | 細胞と再生医療
 慶応義塾大学の岡野栄之教授は22日、横浜市で開催中の日本再生医療学会で、ヒトのiPS細胞を使い脊髄損傷の患者を治療する臨床研究を2016年度末にも始めると発表した。治療効果が高く見込まれる損傷直後の患者が当初の対象だが、治療が難しい慢性期の患者も20年までに臨床研究を開始。脳梗塞で失った神経機能の回復も並行して試みると明らかにした。

 16年度末にも始める臨床研究については、学内の倫理審査を経て2年半~3年後に国に計画を申請する。臨床研究では、脊髄が損傷して2~4週間の患者の損傷部に、iPS細胞から作った神経細胞を移植して安全性などを確認する。

 移植する細胞は、京都大学iPS細胞研究所からヒトiPS細胞を調達し、神経細胞になる手前の「前駆細胞」にして凍結保存しておく。日本経済新聞(Web版)2013/3/22


目的物質を核内又は細胞内に送達するためのベクター

2013年03月23日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願人: 国立大学法人 北海道大学, 塩野義製薬株式会社
出願 JP2006319601 (2006/09/29) 公開 WO2007037444 (2007/04/05)

【要約】目的物質を核内又は細胞内に送達するためのベクターを提供することを目的とし、この目的を達成するために、目的物質を核内又は細胞内に送達するためのベクターであって、アニオン性脂質、例えば、ホスファチジン酸、カルジオリピン等を含有する脂質膜を備えた脂質膜構造体からなるベクターを提供する。明細書 pdf >> かんたん特許検索



脂質代謝改善剤

2013年03月23日 | 医療 医薬 健康
出願人: 日本水産株式会社
出願 2008-265472 (2008/10/14) 公開 2010-095456 (2010/04/30)

【課題】 脂質代謝改善剤の提供。
【解決手段】 オキアミタンパク質を有効成分とする脂質代謝改善剤。及びそれを含有する医薬あるいは食品。オキアミタンパク質を有効成分として含有する脂質代謝改善用機能性食品、また脂質代謝改善に有効であることを表記したものである、前記脂質代謝改善用機能性食品。本発明の脂質代謝改善剤は、コレステロール吸収阻害あるいは胆汁酸排泄効果を有し、血中コレステロールを低下する医薬、あるいは食品として有用である。明細書 pdf >> かんたん特許検索



中性脂肪減少作用を呈するアリイン脂肪酸結合体、それからなる食品製剤、化粧品及び抗肥満剤

2013年03月23日 | 健康・栄養機能性成分
出願人: 二村 芳弘
出願 2005-293302 (2005/10/06) 公開 2007-099715 (2007/04/19)

【課題】 副作用が弱く、優れた中性脂肪減少作用を呈するアリイン脂肪酸結合体、それからなる食品製剤、化粧品及び抗肥満剤を提供する。【解決手段】 ここでいうアリイン脂肪酸結合体は、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸、ドコサペンタエン酸、ガンマ−リノレン酸、エイコサテトラエン酸、テトラコサペンタエン酸、テトラコサヘキサエン酸又はアルファ−リポ酸のいずれから選択される脂肪酸の側鎖がアリインのスルホニル基と結合したものである。また、アリイン脂肪酸結合体は、ギョウジャニンニク、タマネギ又はニンニクの粉砕物、食用魚類の粉砕物、大豆粉砕物及び納豆菌を添加して発酵させた発酵物をアルカリ還元化後、柿の葉エキス含有大豆油により分離される油溶性部分を採取して得られるものである。食品製剤、化粧品及び抗肥満剤は、アリイン脂肪酸結合体を含有するものである。明細書 pdf >> かんたん特許検索


炎症性サイトカイン産生抑制作用を有するアネトール誘導体、それからなる食品製剤、化粧品、抗炎症剤

2013年03月23日 | 医療 医薬 健康
出願人: 二村 芳弘
出願 2007-162283 (2007/06/20) 公開 2009-001514 (2009/01/08)

【課題】 副作用が弱く、優れた炎症性サイトカイン産生抑制作用を有するアネトール誘導体、それからなる食品製剤、化粧品、抗炎症剤を提供する。
【解決手段】 炎症性サイトカイン産生抑制作用を有するアネトール誘導体は、アネトールとパルミチン酸、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸、ドコサペンタエン酸、ステアリン酸、オレイン酸、カプリル酸、アニス酸のいずれかと結合してなる誘導体であり、アニスの果実、もしくは、バジルの葉又は実の粉砕物とエステル交換用リパーゼを添加し加温、又は、魚類、大豆と納豆菌により発酵し植物油で抽出して得られる。食品製剤又は化粧品は、アネトール誘導体、菊の花エキス含有植物油、松の葉エキス含有植物油からなるものである。抗炎症剤はアネトール誘導体からなる。明細書 pdf >> かんたん特許検索



NF-κB阻害剤を含む医薬組成物

2013年03月23日 | 創薬 生化学 薬理学
出願人: 株式会社シグナル・クリエーション
出願 JP2003008134 (2003/06/26) 公開 WO2004002465 (2004/01/08)

【要約】腫瘍細胞に起因する症状を改善するための一般式(1)で表される化合物またはその薬学的に許容される塩を有効成分として含有する医薬組成物である。一般式(1)(式中R1は水素またはC2−4のアルカノイル基であり、R2は下記式(A)−(B)のいずれかで表される基である)(式中R3はC1−4のアルキル基である)



NF-κB阻害剤及びそれを含有する医薬組成物

【課題】NF-κBの活性化阻害効果が強いにもかかわらず副作用の軽減が期待できるNF-κB阻害剤を提供すること。
【解決手段】本発明は、ノルアリステロマイシン(NAM)またはその医薬上許容できる塩を有効成分とし、IKKαを選択的に阻害することを特徴とするNF-κB阻害剤に関する。このNF-κB阻害剤は、NF-κBの活性化が関与する疾患を治療するための医薬組成物に含有させてもよい。このNF-κB阻害剤は、IKKα活性に対し1μM以下のIC50を有し、IKKβ活性に対し10μM以上のIC50を有することがよい。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


細胞壁結合セラミド様糖脂質による細菌ワクチンおよびその使用

2013年03月23日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願人: アルバート アインシュタイン カレッジ オブ メディシン オブ イェシバ ユニバーシティ,ア ディビジョン オブ イェシバ ユニバーシティ
出願 2011-545467 (2010/01/08) 公開 2012-514476 (2012/06/28)

本発明は、セラミド様糖脂質と物理的に結合された細菌細胞に関連する組成物および方法を目的とする。本発明は、細菌ワクチンで感染させた同じ細胞へのセラミド様糖脂質アジュバントの直接送達を可能にする。本発明の組成物および方法は疾患の予防および治療のために有用である。
明細書 pdf >> かんたん特許検索


炎症性サイトカイン産生抑制作用を有するピノセンブリンカルコン誘導体

2013年03月23日 | 健康・栄養機能性成分
炎症性サイトカイン産生抑制作用を有するピノセンブリンカルコン誘導体、それからなる食品製剤、化粧品、抗炎症剤

出願人: 二村 芳弘
出願 2006-026908 (2006/02/03) 公開 2007-204444 (2007/08/16)

【課題】 副作用が弱く、優れた炎症性サイトカイン産生抑制作用を有するピノセンブリンカルコン誘導体、それからなる食品製剤、化粧品、抗炎症剤を提供する。【解決手段】 副作用が弱く、優れた炎症性サイトカイン産生抑制作用を有するピノセンブリンカルコン誘導体は、ピノセンブリンカルコンとパルミチン酸、14−メチルパルミチン酸、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸、ドコサペンタエン酸、アルファ−リポ酸、ガンマーリノレン酸、ステアリン酸、メチルステアリン酸のいずれかと結合してなる誘導体であり、マツバ又は緑茶の粉砕物とエステル交換用リパーゼを添加し加温、あるいは、大豆と納豆菌により発酵し、柿の葉エキス含有大豆油で抽出して得られる。食品製剤又は化粧品は、ピノセンブリンカルコン誘導体、アスタキサンチン、柿の葉エキス含有大豆油からなるものである。抗炎症剤はピノセンブリンカルコン誘導体からなるものである。明細書 pdf >> かんたん特許検索



インフルエンザウイルス感染防止可溶化液

2013年03月23日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願人: 理研ビタミン株式会社
出願 2010-075527 (2010/03/29) 公開 2011-207790 (2011/10/20)

【課題】本発明は、経時安定性、安全性に優れた抗インフルエンザウイルス効果を有する可溶化液を提供することを目的とする。【解決手段】モノエステル純度が50%以上のジグリセリンラウレート1~20質量%と、HLB12以上のポリグリセリン脂肪酸エステルをジグリセリンラウレートに対して10~200質量%含有するインフルエンザウイルス感染防止可溶化液。明細書 pdf >> かんたん特許検索


インフルエンザウイルス感染防止剤
出願人: 理研ビタミン株式会社
出願 2009-112590 (2009/05/07) 公開 2010-260814 (2010/11/18)

【課題】 人体、食品に触れても安全であり、高いインフルエンザウイルス感染防止剤を提供することを目的とする。【解決手段】 モノエステル含量が50%以上であり、構成脂肪酸の炭素数が8~14の飽和脂肪酸もしくは炭素数9~22の不飽和脂肪酸であり、かつポリグリセリンの重合度が2~5であるポリグリセリン脂肪酸モノエステルを有効成分として含有するインフルエンザ感染防止剤であり、水溶液或いは乳化液の形態で好ましく提供される。明細書 pdf >> かんたん特許検索


旋毛虫が産生するエノラーゼの遺伝子工学的合成

2013年03月23日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
 人体寄生線虫は、宿主の生体防御機構にさらされながら寄生を持続させているが、それは生体防御機構に拮抗する多くの物質を産生して宿主内での生存を可能にしているからである。

寄生線虫の産生物質は、人体との関わりが深いために医薬品として有益な生理活性物質が発見される可能性は極めて高い。Technical Eye
http://jstore.jst.go.jp/techeyeDetail.html?techeye_id=15