バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

新型インフル大流行、原因特定…河岡東大教授ら

2010年08月10日 | 医薬工学 製剤 DDS
 昨年、豚由来の新型インフルエンザウイルスが大流行したのは、これまで知られていなかった特定の遺伝子変異が原因であることを、河岡義裕・東京大学教授らの国際チームが解明した。
 致死率の高い高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)も、同じ遺伝子の変異が起きると人間の体内で増えやすくなることも分かり、H5N1の感染拡大防止への活用が期待される。読売新聞(web版)2010-08-06

新型インフル流行終結宣言も、WHO緊急委開催へ

2010年08月10日 | NEWSクリッピング
WHO当局者は9日、新型インフルエンザに関する緊急委員会を10日午前6時(日本時間10日午後1時)から開くことを明らかにした。
 WHO当局者によると、外部専門家からなる緊急委員会が、「世界的大流行(パンデミック)」を意味する現行の「フェーズ6」から、その終結を意味する「ポスト・パンデミック期」への移行を勧告する可能性が高い。その場合は、マーガレット・チャン事務局長が、昨年6月以来続く世界的大流行の終わりを宣言することになるという。読売新聞(web版)2010-08-09

ホメオパシー療法、信じる前に疑いを(3)

2010年08月10日 | 医療 医薬 健康
朝日新聞・東京本社科学医療グループ  長野 剛
初回のエントリー 「ホメオパシー療法、信じる前に疑いを」、前回のエントリー続「ホメオパシー療法、信じる前に疑いを」に、本当にたくさんのコメントを寄せていただきました。ありがとうございます。私にとっても、寄せられたコメントは、とてもためになっています。
 さて、私自身は、ホメオパシーのレメディー自体に、なんらかの効果があるとは思っていません。それは、記事にも紹介した2005年のランセットの論文や、その他のホメオパシー研究を集めて検証した論文が、妥当で説得力のあるものだと思っているからです。それは「効果がない」ことの検証になっています。朝日新聞(Web版)アピタル

生物の形:「非対称に成長」仕組み解明 たんぱく濃度が関係? 奈良先端大ラット実験

2010年08月10日 | 生命科学 生物誌
 生物の形が、成長するにつれて複雑に変化していく仕組みを、奈良先端科学技術大学院大の稲垣直之准教授(神経科学)らのグループがラットを使った実験で解明した。欧科学誌「モレキュラー・システムズ・バイオロジー」(電子版)に発表した。毎日新聞(web版)2010-08-10