私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

初夏や白き五つの花巡り:溜池一周散歩②

2020-05-31 16:04:33 | 植物
2020年5月31日(日)

明日(6/1)から学校再開だ!
子どもたちに課せられてきた我慢の生活は今日で終わり。

ということは、大人の私も明日から釣りやガサに行くぞっ!
新たな釣りの物の具は、巣ごもり中に万端整っているのぢゃ!
ワハハハハハ・・・・・・子どもたちの課題と同じぢゃ!(ちゃうわいっ!)

さて、昨日の溜池一周巡りで出会った生き物たちから
今日は、調べるのに四苦八苦した白い花たち5種の紹介。

合ってるかどうかはわからんけど。

其処ら彼処に咲いていたのは、ウツギの仲間。



続いて、おもろかったのはテイカカズラ。


まるで、風車やんか!

と、調べてみたら
もともと筒状の花びらが、朝顔のように5つに広がるごく普通の花なのに
次第にねじれてクルクルと巻いていくらしい。

クルクル前の状態も見てみたかったなあ、残念!
きっと咲いてたはずなのに、知らないから気付かない。

知らないから気付かないのは、環境問題に共通する大きな課題ぢゃ!反省!

定家葛という名は、歌人藤原定家から名付けられたらしく
古くは、「まさきのかづら」という名で歌にも詠まれているらしい。

ま、私は俳句とたわむれたいので、和歌関連はパス。


お寺に咲いていたやつが、どうやらネジキの仲間かな?


コイツ調べるのに時間がかかって、かかって・・・


「ドウダンツツジに似とるぞ」からスタートして
ツツジ科の白花を1つ1つピックアップしていって
「子どもたちも、きっと貯め込んだ課題にヒーハー言っとるんじゃ!」と。

で、合っとるんかどうかは、ここでは問題ではないのである。
苦労して苦手な木本植物に挑んだということが大切なのである。


知ってるドクダミで、一休み


コイツは体のいろんなとこに効くから、元気を取り戻したぞ!


ラスボスは、お寺の裏側にじゅうたんを敷いたように咲いてたコイツ


こんなもん調べようがないわ。
外来種か、観葉植物やろ?

と、ネット検索をあきらめかけてたら、たった今ヒット!

コイツ、外来種のヒメイワダレソウ
または、ヒメイワダレソウとイワダレソウを交配した園芸品種クラピアみたい。

芝よりもタフに広がっていくみたいで、きれいはきれい。
ただ、はたしてそれがいいのかどうかはね、よくわからないな。

ということで、ホタルブクロやトンボたちやヨコヅナサシガメの葉のぼりなど、他の生き物たちは後回し。

今日は、苦手で名の知らぬ白い花たち5姉妹の話をして、おしまい!
(オッサン、だじゃれを言わんと死ぬんぞっ!)






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アトボシハムシかわゆし!:溜池一周散歩

2020-05-30 18:03:40 | ハムシの仲間
2020年5月30日(土)

昨日、公園・駐車場のある大きな溜池へ。

そろそろ水が恋しい。
しかも、夏井いつき選、通販生活『よ句もわる句も』の兼題『初夏』の投句〆切が月末。

「初夏を探すのだ!」と、かみさんと2人で吟行散歩。

歩いたからといって、すぐ発想が浮かぶわけじゃないが
ゴチャゴチャと頭の中で理屈っぽく考えるよりは現場にいた方が臨場感も出る。
写真も残せるしね。

ところがである。
歩いても歩いても、特にこれといって興味深い虫にも会えず、池の三分の一。

どんどん池から離れるし・・・

引き返すか? このままどこ行くかわからん道を進むか?

「進も! 戻ってもつまらん!」即断である。
流石、我が家のかみさんやね!

と、再び池が見え、半分ほどあるいた頃出会ったのが・・・

アトボシハムシ


もちろん名前は帰宅後調べたのであって
今まで生きてきた中で一度も見たことのないハムシだ。

速い速い、少しもじっとしてくれない。

せっかくジャイアントパンダのような白黒模様もブレブレに写る。
カワイイのに!
ちゃんと写せない。

ええいっ!と、つかまえる。

これがまた大失敗!

手のひらを指をスルスル走り回りやがんの!
気を抜くとプンッと飛びそうになるから、両手に神経集中せんといけんよになった!

かくして、こんな写真が精一杯。


この後、飛んだ・・・・・・オラ、馬鹿だ。

ハムシだけでも沢山の種類がいるもんだね。

オラ、陸上のこと、虫たちの生態系のこと、本当に知らんことばかり。
知ることに精一杯。
環境の変化なんて頭でっかちに書物の知識で済ませてたんやなあ、とつくづく思う。

日本の淡水魚は、最低300種、最大見積もって干潟も含め800種も覚えれば、いっぱしの顔ができる。
割と楽勝でしょ?
長年つきあってると、環境の変化もわかるようになってきたし、
今かつてないほど全然あかん状態なのも知ってる。

失いつつある数種の魚たちが、簡単には回復しないこともかなりわかる。

けど、樹木や昆虫はちょっと手強いぞ。
大学入試で必要とされる英単語5000といい勝負なのかなあ?

オラにはもう無理だ。

そう思いつつ、俳句もろくに浮かばず、ヘロヘロになって一周して、帰宅。

家の近くのネギ畑で、ジガバチの仲間。


もう勘弁してくれい、今回の名前調べは「~の仲間」で済ませよっと。


アトボシハムシと、途中の寺に書かれてた
「口は一つ耳二つ、言うことの倍聞くこと」
が、強く心に残った。

ま、投句はあと一日あるってことよ。




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届きもの2つ

2020-05-29 10:58:04 | 日常
2020年5月29日(金)

数日前、とある俳句大会での優秀句に選ばれた結果
その句をつくったかみさんに賞品が送られてきた。

「あなうれしや」と、かみさん荷をほどく。

一輪挿しの花瓶?壺?


募集要項では「地元名産品1万円相当」となっていたから、そこそこの焼き物なのだが


かみさん一言「いら~んっ!」
「商品券とか特産品の食べ物詰め合わせとかがいい~!」

そう、立派な賞品なのだが、貧相な我が家にはそぐわないかも?
そもそも、花を切って飾る習慣もない。
花は、根を張ったものを自然の中で、あるいは鉢植えで眺める。
それが長年の我が家の習わしなのだ。(食う物は切るよ)


今朝、楽し軽しの金曜のゴミ出し散歩から戻ってみると

ポストにアベノマスク


なかなかしっかりした布製の白マスク2枚。

そう、立派な製品なのだが、私やかみさんの顔や口のサイズにはそぐわないかも?

そもそも、数年前からマスクの備蓄は常にある。
繰り返し使える布マスクも、好みに合わせて買ったりもしてる。
使うことはまずない。

いやあ、残念だ。
実に残念だけど、どちらも我が家では不要不用の代物なのである。

ただ、どちらも立派な品物、必要とされる適所もあるだろう。

だから、親しくさせてもらってる介護施設にあげようかな?
もらってくれるかな? と検討中。

私は、安心して毎日過ごせる生活があれば、何もいらない。
いや、早まったことを・・・前言撤回!・・・10万円は・・・

今朝のゴミ出し散歩で出会った甲虫は

マルカメムシ


クロウリハムシ


どちらもほとんどの人に
「何それ?気持ち悪!」とか
「そんなん要ら~ん!」とか、言われるかもしれない。

農家さんにとっては、作物の食害を与えるやっかいな虫。
大量発生したら、すぐに駆除なんてね。

不要不用の虫として扱われるそれらの意見も、もちろんごもっとも。

でも、何となくカワイイ・けな気やなと感じたり(私はこの位置かな?)
同じ地球の仲間です、と正論っぽく語ったり
虫がいてこそ、人類は生存できていると科学的な論説を組み立てたりするのも、ごもっとも。





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花虫風物のお話:公園散歩

2020-05-28 12:30:07 | 昆虫
2020年5月28日(木)

今日は、近くの公園散歩で出会った花・虫のお話。

まずは、花。

スイカズラでいいのかな?


我が家のゴミ捨て場近くにも咲いていて、前から「何じゃろかい?」と思いつつ、調べんままにしてた植物の一つ。

日本各地の平地から山野の林縁や道ばたによく見られる在来種とのこと。

てっきり観賞用に移入された外来園芸植物だと思い込んでたから、ビックリ!

しかも、花の色が白から黄に変わることも知らずに、ビックリ!
てっきり2種類の花があると思って、撮影したのにね。

「金銀花」という別称も知る。
花色の白から黄への変化に由来するとのこと。

ん?

それならば、花の色の順番逆やんっ! 銀金花やんっ!

ま、私の植物認識レベルの低さは、こんなもんである。


続いて、イボタノキでいいのかな?


ジンチョウゲに似てるけど、香りもせんし・・・

調べること1時間。
やっと容疑者らしき名前に出会ったのだが・・・

名前も聞いたことがないし、もちろん興味を持ったこともないからなあ。

ま、私の植物認識レベルの低さは、とんでもないのである。


続いて、虫。

ホソヒラタアブヒメヒラタアブの仲間かな?


撮影が、ピシッときまってうれしい。

コイツ、たくさんいるし、おとなしく飛ぶし、花蜜に夢中になると周りが見えなくなる。
じっとしてくれるから、いいねっ!


最後に、クワハムシかな?


撮影中に飛びそこねて、地面に落ちて


すたこらさっさと走ってく。

どうやら甲虫の仲間は、危機が迫ったとき

花や葉などの先端の場合、プンッと飛んでいくか、落ちて草むらに隠れるかの対処を的確にするけど

平坦な地面などの場合、翅を広げて飛ぶまでの作動時間がかかるためか、トロトロ走って逃げようとするみたいだな。

危機管理・対処・対策として、迫る外敵に対し地面をトロトロ右往左往するのはいかがなものかね。

なんか、どっかの何かに似てる気がせんでもないなあ。

マスクもまだ届かんぞ?
秋まで待つか?

なんてね。

花虫風物を愛で、今日の生き物調べ終了!

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ウリハムシなど:我が家近辺の甲虫たち

2020-05-27 10:11:50 | ハムシの仲間
2020年5月27日(水)

子どもたちの学校本格再開まで、あと5日。
子どもが自由に遊べないのに、大人が遊んでたまるかと
散策中に出会った生き物や俳句、本の紹介にとどめてきた。

今日もその続き、在庫整理。

ジョウカイボンかな?(ヒメスギカミキリかな?)


友と後輩と火急の用事で集合した場所で


カミキリムシに似た日本全国に生息する普通種。

ただし、和名を漢字にすると「浄海坊」とカッコイイ!
夏の俳句に使うと何となくレベルアップしそうやわ。

※5/28 追記 調べ直したら、コイツ、ヒメスギカミキリのメスみたいな気がしてきました。
とりあえず、ヒメスギカミキリかも? と併記しておきます。


近くの山で、クロハナムグリ


山道の枯れ葉の上でのんびりされていた。


花に集まると書いてあるのにね。
ヒメジョオンにもやってくるそうだが、近くのヒメジョオン花畑で見たことがない。
コイツも漢字にすると「黒花潜」、やっぱり表意文字である漢字はいいねえ!


裏庭で、セアカヒラタゴミムシ


庭掃除してたら、出てきた!
掃除道具ほっぼり出して、追いかけた追いかけた!


肉食性だそうだから、ゴミムシという名は少し相応しくない気もする。
いわゆるゴミを分解してくれてる連中を食うわけだから
「ゴミムシクイ」だよね? 違うかなあ?

漢字にすると「背赤扁芥虫」、なるほど端的に表してるな。

こういう連中を「地表徘徊昆虫」というらしい。
ならば、私はさしずめ「海川徘徊老人」ということになるな。

そして、今朝のゴミ捨て後、ウリハムシ


さあて、何の野菜の葉でしょうか?


ワラワラと集まってて、飛ぶ瞬間を撮ろうとして失敗ばかり。


あきらめた。

この野菜の正解は、カボチャ。


花には、たくさんのウリハムシ。
柔らかくて食べやすいのかもしれない。

それにしてもどうやってピンポイントで集まれるんだろ?

ちなみに漢字は「瓜葉虫」とか「瓜蠅」とか。

瓜もカボチャの花も夏の季語、俳句にしにくい虫だし、飛ぶ瞬間も撮れないので
畑の所有者のおじさんにすべてをゆだねることにして

※5/28 ついでの追記 駄川柳を
瓜葉虫瓜は無視して南瓜花



あと5日したら6月、タナゴ竿と仕掛けを持って釣りに行こ!

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