私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ミシシッピアカミミガメを今年も!:「みどりの日」記念

2020-05-04 11:44:08 | 爬虫類・両生類
2020年5月4日(月)

今日は「みどりの日」

「みどり」と言えば
生長した草木の深いグリーンを表す「緑」
もともとカワセミのメスの羽の色を表してた「翠」
そして、限りなくブルーに近い緑色を表す「碧」がある。
さらに「碧」は、「あお」とも読むからややこしい。
信号の「あお」はみどり色っぽいから、本来青ではなく、この漢字が当てはまるのかもしれんな?
「碧」は、安心・安全を伝えてくれる色なんだな。

また、「ミドリ」と言えば
ミドリムシ・・・大量純粋培養に成功し、ユーグレナという健康食品化された微生物
ミドリシジミ・・・梢の上を飛んでるエメラルドグリーンの小さな蝶
ギフチョウなどは「春の妖精」と呼ばれたりしてるケド、個人的にはミドリシジミの方が妖精だなあ。
人は、時に人目につきやすいものを基準に物事を判断するからねえ。
見えにくい、知られていないものは判断材料から省いちゃったりね。

要らんことばかり書いてるな。


さてさて、本日「みどりの日」記念に登場するのは、ミシシッピアカミミガメ。


今年3月初旬頃に出かけたタナゴ釣り。

こんなホゾ(細い農業用水路)で


スジエビ以外のアタリもないまま、底を探ってて
「根がかりさせてもうた~っ!」と、・・・ん?
ジワジワあがってくるやないの?

うわっちゃ~っ!

ミシシッピアカミミガメやないの!


あわててポケットからコンデジ出して、写すもブレブレ。


何せ片手にタナゴ竿、片手にコンデジ。


甲長25cmくらいかなあ?
そこそこ若者になってるサイズやし、ハリス切られたくないし
タモ網用意してないし、周りに誰っちゃおらんし
「よしっ! バケツですくおっ!」と
ま、当然カメも迫りくる最大危機に脱亀(脱兎)のごとく逃げるわな。

プッツン! というお話。

え?
どこが「みどりの日」記念かって?

そりゃ、少々日本国内の現状を把握・理解されてない質問かもしれないよ。

大量のミシシッピアカミミガメがペットとして北米から輸入され続け
今や日本国内中に蔓延してしまってるでしょ?
国内このカメだらけ、国の判断遅れかな?時すでに遅しと言ってもいいくらい。

そのペットとして輸入され、祭りなどの縁日で売られるときの名前が、ミドリガメ!
ほれっ!「みどりの日」記念やんか。

ちなみにミドリガメの「みどり」は「緑」(ややこしわあ!)

過去データ調べてみると、3年前の3月にもコイツ釣ってる。(このときはかみさんがね)


2年前の6月には、まだカワイイ緑色した幼体とたわむれてる。
あっちむいてホイ! : したたかなるミシシッピアカミミガメ

拡散や蔓延、外来種なんか相当日本の状況はひどいかもしれん。
ケド、人は自分に直接降りかかる都合の悪い事態にしか大騒ぎせんもんなあ。

一方で、私も似たようなことを懲りることもなく繰り返してるんやわ!



コメント (4)
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