私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

路傍のミヤマホオジロから・・・

2022-02-25 17:28:12 | 鳥類
2022年2月25日(金)

ミヤマホオジロ ♂ 

20220222

まったく人を怖がる素振りも見せない。

毎日欠かさず近所の散歩だけは続けてる。
この日は、東へ向かって歩みを進めた。
工場があったり、通行量の多い国道があったりと、これまで足を運ぶ気になれなかった方面へ。

聞き覚えのない鳥の鳴き声に顔を向けると、軒先にセキセイインコ、あっちゃ~っ!
「メエ~ッ!」という鳴き声に顔を向けると、畑にヤギが2頭。
「私の町内にもヤギおったんかいっ!」

さらに歩いてく。
人懐っこいシロハラや


メジロ


人家もすっかり減ってきて、荒れ地に鳥の巣


次第に、坂道がきつくなってく頃、看板を見つける。
「どなたでもご利用になれます!」という球転がし場内にあるレストランの看板だ。

「見るだけ見に行っちゃろうじゃん!」と、意地になって登ったところで出会ったのであった。


なるほどね。
球転がしをしに車で来る人ばかりで、人に会うこともなかったのかもしれんね。
ここらの鳥たち、すれてないんだわ!

さらに登ると、芝生で球転がしてる人たちの姿が見えてきて・・・
「ここから先は私有地につき、立ち入りを禁止します」という看板!

「何だとおっ!」
「自由にご利用できるレストランは何なのだっ!」
「ま、私、外食するつもりは毛頭ないけどな、車で来る人たちはどうなるのだっ?」
「看板を無視し、みんな前進してくんやろか?」
「私は、理不尽でも我慢してちゃんと守るぞ」
と、スゴスゴ引き返す。

そして、昨日のこと。

さすがに懲りたんで、定番コースを散歩してて・・・
民家の庭先に、こんな鳥を見つけた。


ホオジロじゃないし・・・
ミヤマホオジロにしては、冠羽が黄色くないし・・・
もちろん、アオジでもないっ!
「うわっ! カシラダカかもしれんっ!」と、喜び勇んで撮影して・・・

散歩もソコソコに引き返して、調べたら・・・
何のことはない。

ミヤマホオジロ ♀

じゃないか~っ!

がっくし肩をかかとまで落としているんであった。

それにしても、2年間近所を歩きまわって、ホオジロ属の鳥たち見てきたけどなあ。
カシラダカに会えないのは何故なんだろう?
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヘラサギ:広島東南部ご来訪後日談

2022-02-22 16:30:58 | 鳥類
2022年2月22日(火)

1月29日:広島県東南部の河口域にやってきたヘラサギ


広島県へのご来訪は「30年ぶり」とか「40年ぶり」とかネット上では書かれてたりしてる。
ならば「看過するのも如何なものか」と
県の野生生物保護に関わってる研究者さんや知人に、画像を含め連絡・報告だけはしておいた。


そんときの記事は👇
ヘラサギ:何十年ぶりのご来広?!

その後日談を書いとく。

2月上旬、研究者さんからいただいた回答をかいつまむと以下の通り

・県下では、やはりかなりレアな鳥である
・むしろクロツラヘラサギの方が見られる機会が多いかも?
・昨年初冬頃、県西部にやってきていたヘラサギと同一個体の可能性がある
・西部では、このヘラサギ?が去った2日後、クロツラヘラサギがやってきていた


なんとなくのニュアンスだけど、「やっぱりね!」
「何十年ぶりに広島県にやってきた!」というのは、確認したという報告が不十分なまま
私のような鳥素人を含め、一般人には「来訪した確かな記録」を見る機会がないからなんじゃないかなあ?

「ちょこちょことやってきてる」が正しいような気がするよ。

ほんで、希少種とか特定外来生物とか
レアな機会に出くわしたとしたら
ちょっぴり勇気を出して、研究者さんとか自然保護関連の団体や行政とかに連絡してみるのは
あらためて大切なんじゃないかと思ったわ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハマシギ?とダイゼン?:逆光の干潟にて

2022-02-21 11:04:51 | 鳥類
2022年2月21日(月)

先日の干潟生き物探し散歩中のこと

干潮時を迎えた遠くの干潟に何十羽もの水鳥がいるのを見つけて

20220211

どうにもならん逆光ど真ん中だけど・・・
群れだって飛んでる様子を撮ったり


無理矢理ズームかけて、帰宅後加工したりして


ん?
大小2種類いるんとちゃうんな?


こっからが調べる楽しみと、この干潟でみられるシギ・チドリの仲間を確かめたりして
たくさんいたちっこいのはシギの仲間のハマシギかなあ?
赤矢印は、チドリの仲間のダイゼンかなあ?


どっちも初めて見た生き物なので、今この逆光への対策を練ってるところ。

ちなみに、以前
シロチドリかなあ?
と書いたチドリは、この日たぶん間違いなくシロチドリだとわかったから


また、ダイゼンやハマシギもはっきりわかる日が来るよね?
干潟がいつまでも健全なまま残っててくれたらの話だけどね。

まあ、地元にこんなにいろいろと知らん生き物がいるなんて・・・
つくづく、のほほんと魚ばっかと過ごしてきたもんじゃわ~っ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スズガモ:地元の海岸散歩して

2022-02-19 10:51:34 | 鳥類
2022年2月19日(土)

スズガモ オス2羽・メス1羽

20220218

昨日は、実に久しぶりに地元行きつけの漁港へ。
釣り人は1人。
もちろん釣りをするつもりはなく、様子を見つつ海岸沿いに散歩するのも気分転換になるかと。

散歩してたら、沖に何となく違和感のある水鳥が点々と数羽いて
キンクロハジロにしては背の羽の色が灰色っぽいし、スタイルも違うし・・・
ホシハジロにしては頭部が黒っぽいし・・・

メスの嘴つけ根にはなんやら白いもんがついとるし・・・

と、念のために撮影しといた。

帰って調べたら、初見のスズガモだった。
初めて出会えた生き物はなんかとってもうれしい。

地元の河口域の沖合に生息してることは知識としては知っていた。
「どこにおるんな?」
「沖合なら安物デジカメでは無理やんっ!」と思ってた。

何のことはない。
ちょっと沖だけど、無理したら撮れん距離でもない。

調べてみてはっと思ったことがある。
・コイツがアサリなどの二枚貝を好んで食べること
・今回見つけたとこは、漁協が潮干狩り運営(アサリ稚貝の放流)をしてる有料ポイントだったこと

つまり、漁師さんが撒いたアサリを食べに来てるんじゃないかなあ?ってこと。
ただ、管理者のいない隙に有料だとも知らずに潮干狩りに訪れる人たちも多いからなあ?
スズガモと勝手に潮干狩りしてる人たちと、どっちもどっちかもしれんな。

しかも、アサリは水質・海流・底質など、とってもデリケートな貝らしくて
もはや自然繁殖できなくなってしまってる浜に放流し続けてもなあ。

あくまで個人の想像にすぎんけどね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アオアシシギ:その後と疑問解消

2022-02-18 10:59:31 | 鳥類
2022年2月18日(金)

今朝はゴミ捨て散歩でアトリに会った。
スズメに混じってるのを遠くから見極めたから、少しは鳥の識別もできるようになったのかな?

さて、今日はアオアシシギのその後の話。

アオアシシギ

20220113 30cmほど

友が案内してくれた地域の湿地帯へ「こそっ」と夫婦で出かけ撮影リベンジ。


数羽いることがわかった数日後

何度も干潟の生き物調べをしてた地元の川の河口域の土手を散歩してたら、ここにも2羽いて

20220127

何のことはない
「足元にいたんだ」「知らなかっただけだわ」と、自分の視野の狭さを笑いつつ


疑問が湧いてきた。
「コイツら満潮時にはどうしとるんな?」と。
前述した湿地帯では水位がほぼ安定してるから、そのまんま常時過ごしゃええけど
この河口域は満潮時には芦も水没するからなあ。
上流域へと移動して芦の生えてる陸地で過ごすんだろうか?
まさかと思うけど、カモたちのようにプカプカ浮き寝鳥をするんやろか?

この辺りが「鳥ど素人らしい素朴な疑問」らしいな。

そこで、満潮時を見計らって散歩にでかけてみたのであった。

あほらしいくらいあっさりと疑問解消!

20220201

すぐ近くにある堰のブロックに2羽おる!
しかも寝とる!


ここは「シロウオの遡上調査」で何度も何度も来たポイントじゃんっ!


なんで一度も認識してこなかったんだろ?
こんなとこで寝とって大丈夫なんだろか?

他のとこでは「シギ・チドリの仲間」は満潮時にどうしてるんだろか?

また知りたいことが増えたわ~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする