私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ミヤマカワトンボ Calopteryx cornelia:県北にて

2024-07-24 13:55:52 | トンボ・カゲロウ・カワゲラなどの仲間
2024年7月24日(水)

ミヤマカワトンボ Calopteryx cornelia オス

20270718  6cmほど

県北の博物館へ出かけたついでの散歩で出会った。
日本固有、かつ国内最大のカワトンボ。
この翅の模様はコイツ特有だし、メタリックな体色も細さも美しい。
メスには後翅に白い縁紋があるので、また地元でも探してみよう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コオニヤンマ Sieboldius albardae:ヤンマという名のサナエ

2024-07-05 08:52:35 | トンボ・カゲロウ・カワゲラなどの仲間
2024年7月5日(金)

コオニヤンマ Sieboldius albardae

20240629  9cmほど

渓流沿いの枯れ枝に長い脚を広げてとまっていた。
オニヤンマと違ってパトロールもろくにせずすぐとまる。

カラーリングはオニヤンマに似てるが、頭(眼)がとても小さい。


水辺のある里山を散歩してると、この時期アチコチでとまってるの見かける。
田んぼ脇のコンクリートにも

20240621

神社の花しょうぶにも

20240620

ダム沿道に繁茂したクズの葉にも



20240618

ヤンマという名は名ばかりで、この特徴は「サナエ」に相応しい。
事実「サナエトンボ科」に属するややこしい名のトンボみたいだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ムカシヤンマ Tanypteryx pryeri :ダビドを添えて

2024-06-04 15:58:46 | トンボ・カゲロウ・カワゲラなどの仲間
2024年6月4日(火)

今日は6月4日、「虫の日」だ。
午前中、近所を散策して1万歩、とうとう初見の昆虫に出会えないまま・・・
しかたがない、一昨日の・・・

ムカシヤンマ Tanypteryx pryeri



20240602  8cmほど

この日、キビタキに会いたくて、隣町の沢沿いを散歩中、ガードレールに止まっていた。
人工物に止まるだなんて、ムカシという名に相応しくないと思いつつ記録。

体の模様や色はオニヤンマに似ているが
眼の色が黒褐色で、眼と眼の間が離れてるところはオニヤンマと全然違う。
むしろサナエトンボの仲間に似てる気がする。

日本固有種で、広島県では準絶滅危惧種とされている。

ま、コイツを今日書いたのは「ムカシ」=「6か4」=6月4日というダジャレにすぎん。

と、ついでにすぐ近くに止まっていた
ダビドサナエ Davidius nanus オス

メス

も載せておこう。

雌雄で体色がちがう美しく小さなサナエトンボだ。
コイツもほぼ日本固有種でありつつ、ダビドという名があたえられていて何となく釈然としない。
ダビドが何か私にはなじまないんだよなあ。
せめて「ダビデ」か「ディビッド」にしてもらえんもんかなあ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タベサナエ Trigomphus citimus tabei :降るため池の夕べかな

2024-05-10 08:42:26 | トンボ・カゲロウ・カワゲラなどの仲間
2024年5月10日(金)

タベサナエ Trigomphus citimus tabei オス

20240507  40mmほど

主に西日本に生息する小型のサナエトンボ
この時期、里山のため池によく現れる。
田部さんという昆虫博士への献名として「タベ」

サナエトンボの仲間は、どれもこれもよく似てて、胸部の模様や尾部の形で判別するしかないらしい。
だから間違えてるかもしれない。

一応、特徴を画像に書き込んで・・・


GW明け、底曳網漁の龍神丸にお礼を渡し、ついでにため池に寄ったとき出会った3種のトンボのうちの1種。


帰宅後、先日一緒に見つけたダビドサナエやフタスジサナエとの違いを
かみさんに画像と図鑑を見せながら、説明しようとしたのだが・・・

ユウベサナエ?」とお読みになられた。

さすが俳人は一味違うなあ~っ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホソミオツネントンボ Indolestes peregrinus :市内のため池で

2024-05-01 11:03:59 | トンボ・カゲロウ・カワゲラなどの仲間
2024年5月1日(水)

ホソミオツネントンボ Indolestes peregrinus オス

20240430  35mmほど

小雨が降っても散策は続けてる。
昨日はカワウとかキンクロハジロとかの潜水シーンを撮るために定点ため池めぐり。
そこで出会った青地に黒の美しいイトトンボ。


全国に普通にみられるトンボらしい。
が、私には一度会ってみたかった初見のイトトンボ。
なんせ成虫で越年するのだという。
冬の低温下では薄茶けた体色で生き延びるのだという。

最初、いつものアオモンイトトンボだろうと思いつつ近づき


斑紋の形の違いに気づき、「もしやホソミオツネントンボかも?」と撮影し

「間違いない」と確信したのだから、ここ数年で「昆虫図鑑」の読み込みのレベルも少し上がったのかもしれない。

よく似たオツネントンボは、郊外の少し高地のため池で見たことがある。
だから、まさかホソミオツネントンボが市内のため池にいるとは思いもしなかった。
近々、メスも見に行かねば・・・

それにしても、オツネンはなぜエツネン(越年)と呼ばないのだろう?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする