私魚人(あいうおんちゅ) ~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。もう、胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ。タナゴ釣りから珍魚・駄魚ハンターへ。何種釣れるか?

ヒイラギの撮影をネバ~リ強く

2018-10-01 22:49:36 | 周縁魚
2018年10月1日(月)

ヒイラギの幼魚


先週の金曜日 トサカギンポを釣った最下流域での釣果の1つ。

これくらいの小ささ。


この時期、たくさんの幼魚が汽水域で見られるのだが・・・
撮影はうまくいったことがない。

釣り上げた途端、多量のネバネバ粘液を体表から分泌するからである。
干潟の水の汚れがこの粘液にからみついて収拾がつかなくなるのである。

ネット上でも、食材や標本として横たわってるか水中で撮られてるのが大半。

今回は水が澄んでいる。
絶好のチャンス到来なのである。

釣った魚たちは食える食えないに関わらずみんな命だもの。
大切に扱いながらキレイなお姿で写してやりたい。
弱る前に済まさないといけないし。

撮影ケースに入れると粘膜をひきずる、ひきずる。


針はずしを使ってチマチマ粘膜を取り除いてく。
ヒイラギくんも自ら粘膜を食べて協力してくれる。(ホントに食ってたからおもしろい)

少しずつ落ち着いてきて、尾ビレにあと少し。


で、ネバネバ粘液とネバ~リ強く取り組んだ成果が最初の1枚なのである。
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トサカギンポ2号を最下流域で釣る

2018-09-30 23:16:34 | 周縁魚
2018年9月30日(日)

予定されていた「水辺の生き物観察会」が台風で中止。
今年は、豪雨や酷暑に翻弄されっぱなし。

かくして、一昨日1人で釣りに行ったときの話。
月に一度は絵画教室の帰りによる川の下流域へマハゼ釣りへ。

満潮と重なる時間なのだが、先週友と出かけた時のイソゴカイが余ってるし・・・
小さなクロダイがぽつぽつ、マハゼは1匹。

思い切って最下流域へ向かった。


いつもなら干潮にあわせて干潟の魚を探すポイントなのだが・・・
ここでもクロダイとクサフグばかり。

と、思ってたところへ・・・クククッという小さなアタリ。

何度もスカッた後、何と釣れたのはトサカギンポ。


この河川の下流域へは何度も訪れてる。
季節を問わずガサをしたり釣りをしたり・・・絶滅危惧種も何種類も確認してる。

なのに、普通に見られるハズのトサカギンポ、ここでは初お目見えなのだ。


ほぼ成魚の大きさだし、なかなかキレイだ。
思わずナベカと間違えかけたくらいだ。


以前、別の河川から少し離れた漁港で釣ったトカサギンポ1号と比べてみる。

トサカギンポ1号


トサカは大きく、頭を除いて体色は地味。

今回のトサカギンポ2号


トサカは小さく、頭を除いて体色は派手。

1号は比較的流れのゆるい漁港の内湾のさらに内湾で、濁った海水だった。
2号は潮の変化による流れの激しい川の最下流域で、比較的きれいな汽水だった。

そんな環境の違いと何か関係があるのかなあ。
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アナハゼ (釣査171種目): 日本海の漁港にて  島根釣行⑤

2018-07-22 12:43:17 | 周縁魚
2018年7月22日(日)

アナハゼである。


7月4日に友と島根県へ出かけた話を未だに書いている。

さて、私が初物のネンブツダイを釣ってワイワイはしゃいでた頃、
友が静かに釣り上げたのがコイツ。

コイツもタナゴ竿での初物、171種目なのである。
人が釣ると何か自分に釣れないのがクヤシイ。
しかも釣り上げたところの写真を撮る間もなくバケツへ移すもんな。

雨足と風が少し強くなる中、タオルをかぶり、傘を差して釣りを続けた。

以前小アユを釣ろうとして釣れぬまま余ってしまってたちりめんじゃこをひとつまみ撒きながら
バナメイエビの小さな切り身で釣るのだから、わざわざ日本海まで来てやることとは思えんだろうケド。

カサゴが次々と釣れる。
キミはいいのだ。 
「もう何度か釣ってるからね、アッチで遊んでなさい」と言い聞かせても食いついてくる。

と、停めてある漁船のロープの上にアナハゼ発見!
アナハゼ類がゆるりと動く体長以下の長い物へいきなり食いつくことは経験済み。

そろっとロープ近くへエサを落としてみる・・・・・・

「食った!」


かくして私もアナハゼ釣り体験者になれたのである。


友の釣った産卵後なのか腹のひしゃげたんよりもアナハゼらしくてカッコイイ! (完全身贔屓)

と、突然の質問コーナー
「いつも楽しく書かせていただいてます。
 以前釣られた79種目のアサヒアナハゼとの違いがよくわかりません。
 お願いです。できたら詳しく調べてみてくれませんか?」
というお便りが私の心の奥底から届いた。

お答えしよう。(自己完結とも自作自演とも偽装とも言えるケド)

コイツラがアナハゼ。(も1回並べるね)




コイツらがアサヒアナハゼ。




3ヶ所比べるとほぼ間違えることなく区別がつく。

まず、有名なのは、腹部の白点。(以下画像の左側がアナハゼ)


続いて、第1背ビレの棘。


最後に、第2背ビレと尻ビレの斑点。


全体のフォルムはよく似ててもパーツパーツを見比べるとかなり違いがわかる。
まるで、しょっちゅう売り出される車や釣具みたいだね。

毎日毎日猛暑が続いてて、西日本豪雨災害被災者の皆様もボランティアの方々も大変でしょう。
明日、少しばかりですが差し入れを届ける予定です。






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ボラを釣ったケド・・・   釣査160種目

2018-05-20 08:25:03 | 周縁魚
2018年5月20日(日)

昨日の話。
かみさんが1日中所用で出かける。
写真の整理をしつつ、ついつい釣りへ。

アベハゼを釣った漁港へと。


ボラの当才魚が湧いていた。
元を辿ればたくさんのカラスミだよなあ・・・
壁面をつつきまくる中にゴカイを落としても見向きもしない。
幼少期の食性は付着藻類なのだろうか?

ある程度成長してもメナダのようにゴカイに食いつこうともしないまま
一向に釣れないまま何で釣れないのかも分からないまま、もう2年がたってた。

この日はたぶん2才魚たちの群れもいて、
時折泳ぐのをやめ、逆立ちしてた。
「何やってんた?」と仕掛けをそっと下ろす。
しばらくして、ハムハム・・・とのんびり口にくわえるお調子者が・・・

釣れたのである。


哀しいかな、160種類目だというのに撮影ケースに入らない。


以前載せた写真であらためて紹介。
これがボラ


これがメナダ


顔つき・目の色・胸ビレの位置と大きさと付け根の色が全然違うよね。
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トサカギンポを釣った! : 4年目の僥倖  釣査159種目

2018-05-15 18:22:11 | 周縁魚
2018年5月15日(火)

体長5cmほどのイソギンポ科ナベカ属のトサカギンポである。


河口付近のカキ殻がびっしりついてるような壁面に好んで生活する普通種である。

淡水域に加えて、10数年前から地元の川の干潟も調べてきた。
その中でたった1度、4年前の9月にトサカギンポの幼魚を浅い泥地で採集したことがあった。


トサカギンポが生息することは、過去の文献記録に残されているが
ガサでの採集は、付着してるカキ殻などで胴長1本穴を開ける覚悟が必要だ。
干潮時にカキ殻をハンマーか足で網へとたたき落とすか
タモ網をズタズタにする荒業しかない(と思う)。

そんな身も物も環境も削るような採集は得意でもないし、お得でもない。
ただ、成魚の生息を確認し、記録しておきたいと思う。
本来は標本で記録を、と学識者さんたちは言うケド、写真とデータで十分。
地元の干潟を継続して調べてる人なんてひとにぎりもいないし
地元をしっかり調べてないとよそ様の地域への遠征などおこがましくて・・・。

何とかタナゴ竿で釣れないものかと挑み続けること4年目。

ついに釣れたのである。

5月14日(月)、つまり昨日の昼前に釣りへと出かけた。
ちょいと歩いていつものポイントをはなれ、こんなとこで。


採集ポイントは本来掲載すべきではないかもしれない。
が、今回は
「ま、ねらって釣ろうという奇特な人もそうそうおらんだろ」
「ねらって釣ろうとしても大変難しく過酷な状況になるかもしれんな」
「基本的に普通種である割に生活環境など知られてないもんな」
という理由で載せることにした。

糸をポイントらしきとこへソ~ッとたらす。
すぐにコツンと小さなアタリ。
ククククッという手応えの後、カキ殻へ根がかり。
このくり返しで安物ハリが何度も延びてしまう。

どうせまたイダテンギンポかイソギンポやろとたかをくくりつつ・・・

「どっひゃあっ! トサカギンポじゃあ!」


下吻のさらに腹側にスレがかりしてたため、急いでハリをはずす。


トサカの部分は、まるで「使い捨ての薄いゴム手ぶくろ」のようにビラビラ。
(上の2枚の写真を見比べるとわかってもらえると思う)

これまで幾度となく挑み続け、無視され続けてきたのに・・・
この日は、わずか10分でいきなりのトサカギンポ。
藤井聡太6段の言葉を借りれば
私の海釣り歴からすると、
「望外(ぼうがい)の結果」「僥倖(ぎょうこう)としか言いようがない」のである。

早速撮影にはいる。
が、アッチへヒョロヒョロ


向きを変え


コッチへヒョロヒョロ


少しもじっとしてくれない。

顔つきはとてもカワイイ。
とてもキバがあってかみつくようには見えない。


体はかなり薄っぺら。

あらためてじっくり見てみると、ほほに傷。


釣れたときの傷の位置ではない。
釣り上げる前にできた私の釣りバリによる傷に間違いない。
何度も何度も「このヘタクソがっ! はやく釣ってくれよおっ!」と食ってきてたのだ。
愛いヤツじゃんか。

なんてなことをやってると
「なんていう魚ですか? 初めて見ました」といつのまにか後ろに2人。
近くの会社の昼休み、変なことやってる私を見つけて声をかけてこられたのである。

いい機会なのである。

薄っぺらな体なのはカキ殻の中にすむための工夫だし
トサカや顔まわりの模様も一見ケッタイに見えるケド
カキから顔を出してる様子は、カキのビラビラ(外套膜)にそっくりなこと
つまり擬態していると思われること
この干潟には他にもいろんな魚がいて、とっても貴重だということ

なんてなことをヤリトリした。
聞いてもらえて、知ってもらえることがうれしい。

もともと
汚いだの、生き物はおらんよになっただの、と言われ続けてる干潟なのである。
チヌやスズキ・・・釣りをする人さえも釣りの対象魚しか知ろうとしないしね。

ともあれ、この干潟で記録されてるイソギンポ科は一通り確認できたので

あらためて
一番多く一番凶暴なイダテンギンポ(オス)

同(メス)

トサカギンポと同所的だが、ドジョウのように体は丸く底にすむ。

目立つのですぐ見つけるケドなかなか釣れないナベカ

コイツはオオヘビガイの殻をすみかにしてる。

壁面の割れ目を好むイソギンポ




と、それぞれの持ち場で役割分担しながら暮らしているみたい。
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アベハゼを釣ったぞ!   釣査156種目

2018-05-03 19:19:56 | 周縁魚
2018年5月3日(木)

156種目となるアベハゼである。


昨日からの雨も上がり、冷蔵庫のイソゴカイも余ってる。 (使い切らんといけん)
「ええいっ! 午前中だけ釣りじゃっ!」 (午後からカープをTV前で応援せんといけん)
雨後のタケノコ(メバル)でも釣れれば十分。
100種釣った今、もうアクセク初物ねらいをする気もないのだ。

風裏になる近場の漁港へ。
そこでもうねりが強く釣りにはならない。

仕方なく帰ろうとしたとき、足元の穴に動く小さな魚発見!  (なぜか魚だけは見えるから不思議だ)


ゴカイのかけらをハリにつけ、かみさんと競う。
「釣ったよおっ! アッ! 落ちた!」 と、かみさん。
波止のコンクリの上でピンピンはねとる。

「あ~っ! アベハゼやないかいっ!」
つまもうとするケド、つかめないまま・・・海へと。
「なんしょんっ! せっかく釣ってあげたんに! も~っ!」

もう釣り上げるしかない、必死である。
短竿ごく小仕掛けを車に取りに帰る間も惜しい。


そういえば台湾で出版されている実に素晴らしい名著
「鰕虎圖典 Goby Pedia」(アジアの淡水ハゼ類図鑑)でも
大学の先生がおんなじようなことしてたぞおっ!


と、やっとこさ釣り上げた1尾目(長男)なのである。

ほおの傷が痛々しい。

その後、余裕も生まれ、お互い釣り上げたアベハゼを観察ケースへ。

アベハゼ3兄弟そろいぶみである。

こんなに小さい。(観察ケースの長径は15cm)


こんなに小さい。


こんなに小さい。


さておき、アベハゼは腐敗したような非常に汚れた水中でも生活している。
他の魚たちと違い、アンモニアを尿素に変えることができる適応能力を持ったからである。
だから他の魚とエサの奪いあいもなく、食われることもなく生きられる。

こんな小さなハゼもしたたかに生き抜いているんだなあ。

計アベハゼ5尾を釣り上げた。
ということは、今日の巨人の阿部選手も5打席凡退や。(阿部出てたんかね?)
ということは、カープの勝ちやね。

一応、写真がもう一つだったので、過去のガサのときの写真ものせとくね。


使ったゴカイは2人あわせて0.5匹。
また、余らせてしまった・・・
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ダイナンギンポ : 春の兆しの難題ギンポ   釣査142種目

2018-03-15 18:35:49 | 周縁魚
2018年3月15日(木)

体長7cmほどのダイナンギンポ(?)の幼魚。


先週の土曜日(3月10日)に釣ったのである。
もちろん180cmのタナゴ竿・タナゴ仕掛けで。


これで142種目を釣り上げたことになるのだケド・・・

いつもならワーイワーイとはしゃぎ、即日書いてるのに・・・
こんなに成果報告が遅れたことにはいろいろと難解な事情があるのぢゃ。

ま、いきさつから。

釣れんとわかっていても気がつくといつもの突堤へ。
イソゴカイを100円分と途中ですくったスジエビ10匹をエサに。

どちらをつけてもピクッともせん。

反対側の突堤でも無反応のまま時間だけが過ぎていく。

やむなく昨年アカオビシマハゼとクサフグの宝庫だったポイントへ。


「何も釣れんまま手ぶらで帰す訳にはいかんっ!」
「誰を?」
「ワシをじゃっ! ワシ!」

と、すっごく浅い石組みのすきまで、ごくちっちゃなアタリ。

しかも連続で・・・


「うわぁ~っ! ギンポの子じゃあっ! 撮影じゃ撮影じゃ」

撮影後もアカオビシマハゼ・クサフグ・ムラソイとすきまから釣れるやないの。
まるでスイッチが入ったように・・・

(ん? ・・・オッサン スキマスイッチと言いたいんぢゃね・・・)

ギンポの幼魚は春の兆し。
厳しい冬を乗り越え、春が訪れた気分になり、とっても気持ちいいぞお~っ!

かみさん自分に釣れんもんでヤッキになっとる。

なんとか釣れるもアカオビシマハゼばかり・・・

私の圧勝なのだが・・・
「勝った 勝った」とはしゃがないのが大人の分別というもの。
「運が良かっただけよな。お前のほうがホンマは上手いのになあ・・・」

で終わるハズだった。

調子こいて
「そういやギンポの仲間、図鑑であまり調べとらんわな」と思ったのがマチガイだった。

「わっちゃ~っ! やってもうた」

ギンポ・タケギンポ・ダイナンギンポなどの候補のうち
体表の側線・背ビレの斑紋の形や位置・尾ビレと他のヒレのつながり方
そしてネット画像の確認や他のブログで書かれている見分け方などから

「コイツ? ダイナンギンポちゃうけ?」と思ったのである。

そうすると、過去に釣ったギンポはどうなる問題が生じてしまうのである。
ダイナンギンポと思いもせずにギンポと書いている可能性もおおいにあることになる。

かといってぜんぷ訂正するのも大儀なのである。

ややこしいこと、難題なのぢゃ。

ダイナンギンポは、ナンダイギンポなのである。

ま、このブログをはじめて1年半。
「訂正しなさいっ!」と叱咤激励をくださる方も未だゼロ。

知らんぷりしとれば、誰にも気づかれんかもしれん・・・・・・  

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トビハゼ:地上戦VS空中戦 の巻  釣査126種目

2017-10-09 20:56:58 | 周縁魚
2017年10月9日(日)

トビハゼを初めて釣った。 タナゴ竿釣査126種目だあ!


ひさかたぶりに我が家から2番目の近さににある漁港へ。


マハゼが釣れはじめたらしいからである。
昨年は、ここで釣った大きなマハゼを天ぷらにして食べた。
今年も食べたい。
だから行ってみたのである。

純絶滅危惧種のトビハゼが今年は多いぞ。
満潮時につかるあし原にも、突堤のきりたった壁面にも・・・・・・ええことやね。

そのとき、ふと思い出したのである。
『東京湾の魚類』だったか『大阪湾の生き物』だったか『荒俣磯魚ワンダー図鑑』だったか
「トビハゼはゴカイなどの環形動物を食べる」と書いていたようないないような・・・・・・(全然思い出しとらんヤンケ)
書籍名も確かではないし、私自身もゴカイを食べるとは信じてはいない。
お許しくだされ。
確かめたいダケなのである。

さっそく、かみさんに告げる。

私は、あし原の水たまりをねらうことに。
つまり地上戦に挑んだ。


アカン! ピョンピョン逃げよるわ。

かみさん、突堤のカベに垂直にはりついとるヤツらを上からねらうみたいだ。
つまり空中戦である。


そんなんカベに張りついとるだけでも大変やろに、釣れるわけおまへんで。

「父さあ~ん! すぐ釣れたあ~!」


な、な、なんとかなり大きなトビハゼをいとも簡単に・・・・・・


すぐに私も地上戦をあきらめ、空中戦に。
ちっこいのをなんとかゲット。


トビハゼに地上戦を挑んだ私の完敗なのである。

どうやらトビハゼの飛び出した目は、水平方向に敏感だケド、垂直方向には鈍感みたいだ。
顔の前からソロソロと空中を降りてくるイソゴカイをまったく怪しむことなく食いついてくる。
どう考えても空気中にゴカイなどおるわけはないのに・・・・・・・

なんてえことだ!
だからこれまで何度も何度も釣ろうとして失敗して、
ムツゴロウやタビラクチみたく、干潟の泥の付着藻類を食べると思ってたんやわ。

まちがいなくゴカイを食べる。
藻類を食べるというのはゴカイなのである。(このゴカイは漢字で書かんかいっ! ややこしわ!)

ま、今回もかみさんのおかげじゃ、と深く感謝してたら・・・・・・

タナゴ竿をへし折りそうなスズキの子(セイゴ)を釣りやがんの。
ええかげんににせいよ、ホンマ。


さらに追い打ちをかけるように大きなマハゼ。


まいりました。
なんでも言うことを聞きます。

「おもしろかったわあ! 父さん、次の漁港行くよお!」

「はいっ! 分かりました! ただちに!」  (下の写真のまんまですわ)







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ぼっけえウロハゼ:喜びも悲しみも幾時分の巻

2017-10-07 17:54:17 | 周縁魚
2017年10月5日(木) 近場の漁港にて

仕事を終え、職場を出ると「プッ!」とクラクション。
あらま! かみさんの車じゃ!
「迎えに来たよ。ゴカイも買っとるし、ついでに釣りに行く? 明日は雨じゃし。」
「行く行く!」
先週末釣りに行けんままドンヨリしてた私をねぎらうつもりらしい。
すんばらしいサプライズである。
ああっ! 人生最良の気づかいができる伴侶なのである。

「カメラ積んでくれた?」
「そんなん知らんわ!」
「カメラないとデータとれんやんか!」
「どうでもええ。」
ああっ! 人生最悪の態度の悪い伴侶なのである。

道すがらコンビニへ。
飲みもの等をしこんでおかないと。
「おっ! 700円でクジがひけるで!」
「ひいてあげるわ。」
「アタリやあ~! 250円の商品やあ!」
ああっ! 人生最高の運を持つ伴侶なのである。

到着。最干潮の時間。
立ち待ち月が昇るのを楽しみにしながら釣りをはじめる。
隊長2cmほどの小さなヒイラギがポツポツ。
秋の知らせやね。

かみさんが体長5cmほどのシロギスを釣る。
「なんでこんなに小さいんな? もうおっきくなって深場へ行かんといけんやろ?」
まるで初夏の知らせなのである。
たまたまかと思ったら私にもちっこいシロギスがポツポツ。

さらに、かみさん体長3cmほどのちっこいちっこいネズミゴチ。
なんでや? 
キミもとっくに大きくなってるハズなのに。

「今度はおっきいよお~!」突然かみさんの声。
手のひらを越える20cm近いマハゼである。
え? もうやってきてるの?
キミの季節は晩秋じゃなかったかなあ?

「また、おっきいよお~!」
2尾目は私に釣らさんかいっ!
ああっ! 人生最低の遠慮を知らぬ伴侶なのである。

完敗なのである。

この日に釣れた魚を多い順に並べると、
ヒイラギ(幼)・シロギス(幼)・マハゼ・ツマグロスジハゼ・ウロハゼ・ネズミゴチ(幼)・ガザミ(幼)。

なのだが、写真がない。

そこで、この漁港へ今年8月27日(日)
「たまには行っとかんと1年間のデータが残らんけえ」と寄ったときの写真と記録。

こんなとこで釣ったのである。


この日は、ぼっけえウロハゼが釣れたんである。


撮影ケースには当然入らんのだ。


バケツの中のちっこいウロハゼや若いマハゼと比べてみると

こんな感じである。
というか、こんだけしか釣れんかったので書く気になってなかったのである。

体長20cmはかるく越えてたと思うのである。
竿がへし折られるかと思うくらいひいたのである。

ま、コイツ、繁殖もすませ、人生の終末を迎えつつあるのである。
十分食えるサイズだけど、そっと海へ戻してやろうじゃないか。

タイの魚の話ばかりでもあきるけんな。



 
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イソミミズハゼは最海派? の巻:夏の干潟の魚たち⑯

2017-07-22 06:22:25 | 周縁魚
おそらくイソミミズハゼである。


黒っぽい体色や尾ビレのフチの白さ、ガン黒・・・・・・
いっとき原宿あたりをウロウロされとったヤマンバギャルである。
彼女らはいったいどこへ消えたのかしらん?
黒いオバチャンになっとるんかの? (オッサンまた話それとるで)

さておき、
ミミズハゼが河口の淡水域にまで現れるのに対し、
塩分濃度の高い汽水域で暮らしとられるみたい。
これまで2度しか採ったことがないのでよくわからんのんじゃ。
しかも老眼、観察ケースに入れるまではミミズハゼだと思ってるけえの。
「ここで採りました」と目撃証言できんのんじゃ。

腹パンパンのメスみたい。


ミミズハゼのメスと比べてみる。


ん? どこがどうちがうんかの?
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ハオコゼ:あまりにあっけなく・・・の巻  釣査98種目

2017-07-03 06:46:50 | 周縁魚
2017年7月1日(土) 南西漁港見聞釣録 その①

ハオコゼの成魚である。


タナゴ竿での釣果もいよいよ98種目を迎えたケド。

ハオコゼの紹介はおととい書いたばかりなので気も進まん。
ま、釣れたもんはしょうない。(なんか書くと釣れるんよなあ)

半夏生の日。
暑くてたまらん中、昼には帰るつもりで
昨年の秋から何度か通った
クサフグとアカオビシマハゼばっかおる漁港へと向かった。

こんな所でクサフグの総攻撃をさけながら


釣りをしてて見つけてしまった。

顔の前にイソゴカイをそっと落とし・・・・・・パクッ!


釣れたんである。

も1匹見つけ、そっと落とし・・・・・・パクッ!


釣れたんである。

あっけないにもほどがあろうに!

背ビレ・胸ビレなんかに毒があるので、バケツの上でハリスを切る。
吻にハリがついたままにして、釣り再開!

なんやかんや釣って、そろそろ撮影しよか・・・・・・
2匹ともキレイにハリを吐き出しとったんである。

「へえ~っ、無理矢理ハリはずししなくてもいいんだ!」
それなら釣った魚をあまり傷めずにすむじゃないか!
サルカンの所で切れば、も1回ハリも結べるし・・・・・・(セコロ爺ですな)

そのことが一番の収穫じゃった。
ほかの魚でも試さんといけんな。

そして1匹目を釣りあげ自慢しようと顔をあげたとき、右手20m先から相棒のキャーキャー声が・・・・・・
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ギンポ:穴場の穴場の巻  釣査97種目

2017-06-25 09:35:22 | 周縁魚
2017年6月24日(土) 東方漁港見聞釣録 Part3

体長12cmほどの若いギンポである。


コイツを釣り上げるのはホント面白かったわ。
正式な97種目なのだ! あと3種釣ればめでたく100種なのだあ~!

さて先週、部下(相棒から降格じゃ)が釣った魚がヨロイメバルなのかムラソイなのか何なのか?
その正体をあばくためにたった今結成された(今なんかい!)調査隊、いわゆる
「釣った魚がヨロイメバルなのかムラソイなのか何なのか?」調査隊(そのまんまやんけ!)は
再び東方漁港へと派遣されたのだった。

ひとまず調査隊は未踏の漁港2つへ立ち寄った。
いわゆる寄り道である。(寄り道するんかいっ!)
そのあたりは長くなるのではしょる。(はしょるんかいっ!)

多くの困難(寄り道じゃろ?)を乗り越え、現地へ到着。
「ワッ! まだ潮が高いわ。」ロクに潮見表も確認しなかった部下の責任だ。
(ミスはすべて部下のせい、これは日本のトップたちの慣習なので従わねばならぬ)

とりあえず不明魚の確認地点で竿を出す。
「私ゃここで見たんじゃけん! まだ真っ黒いのん、おるんじゃけん!」 部下の正確なる情報だ。


調査隊にはいくつもの困難が待っていた。
「こんなとこで竿出して何が釣れるんなあ・・・・・・」
部下へ向かって地元のオッサンの心無きカラカイだ。
「やったあ~! タケノコメバルじゃあ~!」 
隊長の私は大きめのタケノコメバルを釣り上げ、さらに大きめの声を出し、
この困難をのりきった。

さらに困難がやってくる。
「見てみ! あんな短い竿だして釣りょうるわ! おかしいんちゃう?」
3人の地元のオッサンたちの大きな声でのヒソヒソ話だ。
「やったあ~! アイナメじゃあ~!」 
隊長の私はさらに大きめのアイナメを釣り上げ、さらにさらに大きめの声を出し、
この困難を排除したのである。(この日はホント失礼な人多かったわ)

要するに、タケノコメバルとアイナメがよく釣れたんである。(めんどくさいやっちゃ)

そして最大の危機がやってくる。
アミメハギ軍団によるイソゴカイ殲滅作戦に直面したのだ。
目の前の水面下で次々とイソゴカイがかじられていくのであった。

「コラッ! やめんかい! わしら今日黒いヤツをねろうとるんじゃ!」

ほんの1週間前、95種目として暖かく迎え入れられたアミメハギも今や敵と化した。
まさに「昨日の友は今日の敵」なのだ。

かくして調査隊はなんら成果を上げることなく帰路に着こうとしていた。

手元に残っているのは乾ききってカピカピになったイソゴカイ0.5尾。
「こんなによく釣れる穴場漁港でとうとう釣れんかったね。」 部下の憔悴しきった声。
「まだあきらめるんじゃない!」
最後のグミモドキ弾力カピカピゴカイをムリヤリ装着しながら隊長は鼓舞した。

そのときである。隊長は見逃さなかった。
足元の階段の下のすき間に黒い物体が逃げ込んだのだ!

何度もカピカピをその穴場へそっと落とす。
反応はない。
「まだ固いけえ。海水でふやけて柔らこなったら食うわ。」 部下の無責任発言。

7度目のときだった。
「食ったあ~。」
軽くアワセを入れる。
「ん? 穴へもぐりこんでいくがっ!」
シモリウキがどんどん奥へ消えていく。
少々引いてもビクともしない。
強く引くとカキ殻で頼みの綱の糸(またややこしいわ)が切れてしまう。
ゆるめるとハリをはずしてしまう。
まるでウナギの穴釣りだ!

しばらく綱引きを続けた。
そして闘いはおわりを告げるときを迎えた。
精も根も尽きはてた黒いヤツがとうとう目の前に正体を現したのだ!

「なんじゃ、こりゃ? ギンポじゃんか!」


かくして97種目は
「ヨロイメバルなのかムラソイなのか何なのか?」から「ギンポ」にその役割をうつされ、
「釣った魚がヨロイメバルなのかムラソイなのか何なのか?」調査隊はひとまず解散したのであった。
理由は「なんで私が部下なんよ!」という相棒の反逆なのである。


では、ここまで読んでくれた方へのご褒美コーナー!

コイツ、ニョロニョロ動いて撮影は大変じゃ!




弱ってきてジッとすると間延びしててなんかなあ~?


途中を省いてみるとカワイイ。尾ビレがちっちゃいね。


表情はなんかとっても豊かだ。歯は小さくてかみつくこともない。


上から見るとウナギじゃあ~!


緊張感をなくすとひらべったさでバレてしまうケド。


胸ビレもちっちゃいわあ!


生活環境が似ているとまったく系統の違う2種の生物の姿かたちが似てくるという。
ギンポとウナギもそうなのかもしれない。

以前「イダテンギンポがドジョウに似ている」と書いたケド、まさかギンポもねえ・・・・・・


こうなりゃイダテンギンポをウミドジョウと
ギンポをウミウナギと
呼んでみてはいかがなもんだろうか? (オッサンの冗談でっせ!)

参考までに:
全然ドジョウに似ていないウミドジョウという魚が存在しています。
また、もともとウナギは浅海付近に多く生息していますし、
アナゴ類など、よりウナギに似た魚も多いため、ウミウナギは不自然な名となりますよね。









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ナベカ:凶暴なる猛虎?の巻  釣査96種目

2017-06-23 06:14:33 | 周縁魚
2017年6月18日(日) 東方漁港見聞釣録 Part2 の続き。

体長6cmほどのナベカである。


キレイだ。カワイイ。
あまりのカワイさに学生の頃飼ったこともあるくらいだ。

さておき釣り上げた話を。
漁港の階段からの釣りもアミメハギを区切りに終了。

船揚場の斜路(しゃろ)へ。

相棒(かみさんのこと)、再びアイナメの爆釣!
手のひらをはるかに越えるサイズを2ケタ。
わずか30分ほどの間にである。

私は、干潮で現れたすぐ目の前の岩場にはりつくオオヘビガイを見つめてた。
この貝、規律を守ろうとせん不良巻貝なのである。(食うと美味い!)
白い筒状の殻をクネクネと自由奔放に。
この貝殻にナベカというギンポ類がすんでる。

ナベカ見っけ! ハデな黄色がよく目立つ。

十分に釣れることはアミメハギで証明済みでいっ!
後は「飲まさずに釣り上げる」だけだ。

ササクレのごときゴカイの破片をソーッと落とす。
シメシメ、何も知らんで食いにきたぞお~!

「やった~!」のオタケビ・・・・・・、ナベカ足元へポトンッ。
早アワセのためハリガカリが不十分じゃ。
幸いコンクリートの上へ。

これで96種目、すぐに拾って撮影じゃ!
「イテッ!」・・・・・・お前も咬むんかいっ。
咬まれた写真を相棒にお願いするもピンボケばかりで・・・


いつまでも咬まれたままでは、痛い。
イダテンギンポの時みたいな流血事件は避けたい。

「こんなんでしたよお」という再現記録はタオルくんに任せよう。

咬まれた後わかったのは、イダテンギンポと比べ
1.咬む力は弱い。
2.板バネのようにカッコンカッコン式2段構造ではない。
3.頭を向ける筋力は強く、どんな持ち方をしてもキチンと咬みつく。
4.この凶暴な2種が同じナベカ属なのである。

こんな歯なのだ。


おそらくナワバリ争いなのだろう、コイツも咬まれえぐられたキズが数箇所。


私は見た目のカワイさにつられ、40年間もだまされ続けてきたのである。
オオカミウオのサイズだとすれば(オオカミウオはどっかで確かめてね)
コイツらの方がはるかにキバが大きく、はるかに凶暴な危険魚なのである。

さて、撮影しようじゃないか。
クネクネと体を曲げる。
さすがオオヘビガイにすむだけのことはある。


観察ケースを揺らすと隅へスーッ!
ピントが合わん。


落ち着くと尾を曲げ、すぐヒレをたたむ。 


咬みつくわ、チョロチョロするわ、ヒレたたむわ・・・・・・イラつくわあ。

「ええかげんにせんか~!」とつい叫んだために
ホラ、漁港の釣り人たちコッチ振り向いたじゃんか!
コイツのせいじゃ! みんなナベカが悪いんじゃ!

よく見ると黒と黄色のしま模様。
あのしぶとい強敵タイガースじゃないか! (今年のジャイアン・ジャイ子はのび太くんじゃけえな)
「そうか、よおく分かった。
きみはタイガースのまわし者だ。
だから熱烈なるカープファンに歯向かうわけだ。」

フフフ・・・・・・首絞めてっと。 歯を見せてごらん? これでも逆らうのか?
しょせんカープにゃ勝てまい・・・・・・ワハハハハハ。 

アッ! 
タイガースは縦縞、きみは横縞じゃんか! (頭から尾に伸びるのが縦縞)

すまんことした。
ナベカくん、とんだトバッチリじゃったなあ。

  続く
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アミメハギ:息を呑む神経戦の果てに!の巻 釣査95種目

2017-06-21 19:19:44 | 周縁魚
2017年6月18日(日) 東方漁港見聞釣録 Part2 なのだ。

体長4cmほどのアミメハギである。 ついに95種類釣ったぞ。


相棒が釣った個体である。
黒い毛が何本も尾柄に見えるのでオスらしい。

さておき、見ちょれ~、今日こそリベンジじゃあ!(何度このセリフを書いたことやら・・・)

訪れたのは、初めての古びた漁港。


船着場の階段が好ポイントじゃね。

さっそくすわりこんで釣り開始。
いきなりおっきなアイナメやタケノコメバルがワッと押し寄せる。
入れ食い状態じゃ!
2mにも満たないのべ竿で釣りをする人もいなかったからだ。

軟調子のストロー竿が満月のようにたわむ。
釣り上げるのもひと仕事だ。
何が上がってくるのかワクワクしっぱなし!

こんな安上がりな気持ちのいい釣りを何でみんなしないんだろ?

理由はたぶん1つ。
慣れるまではとっても恥ずかしいのじゃ。
通り過ぎる人たちの目線は
「なんや? あの道具は? あんなんで釣りしようるのはド素人やで」なのだ。
バケツの中は、けっこう漁港で一番沢山の魚がいるのにね。

ひとしきり釣った頃、小さなハギの仲間が寄ってくる。
ハギ類は今年初めて見た。
すぐさまねらって釣り開始。
ところがである。
近づいてはつっつき、ひっぱってはかじる。
なるほどっ! これがエサ取りと呼ばれる状態なんだわ。
無銭飲食常習犯を前に感心しきりなのだ。

であれば奥の手で逮捕じゃ!
金袖1号ハリを手持ち最小ハリのワカサギ0.5号につけかえる。
(なお、極タナゴ 極小ハリはもったいないので使わん)
ふるえる手で、イソゴカイの尾を1mmちぎりハリ先につける。
近づいてきた・・・・・・くわえたかも?・・・・・・水中のシモリウキがゆっくりたなびくように移動したっ!
「今じゃあ!」


息を呑む神経戦に勝利したのは私だ!
フフフ・・・・・・どんなもんでいっ!

あらっ? ハリのまれとる。
カッコワル~!
ちっこいアミメハギにハリを飲まれた下手くそアングラーになりさがってしまったわあ!

はずすのが大変だし、魚も弱ってしまう。
哀しい釣り方になってしまった。

しかも第1背ビレのトゲ、ゆがんどる!

お持ち帰りしてもどこ食べればええんか?


体長3cmほどのアミメハギのおそらくメスなのである。


トホホ、下のスポンジで休まれとるお姿に。

記録撮影のために駐車場を往復、アミメハギを海へ返してっと。

「釣り飽きたあ~! マコガレイもマハゼももう飽きたあ~!」 相棒の贅沢な言葉。
「アミメハギでも釣ったら?」
「ん。」
ハリもそのまんま、ゴカイも大きいまま、相棒テキトーにポイッ!
「そんなんじゃ釣れんで! 繊細な仕掛けでな、神経をしゅうちゅ・・・・・・」
「釣れたあ~!」


きれいなお魚の口元に、きれいにハリをおかけになられてからに・・・・・・もお~!

ホンマ私のちっぽけなプライドまでズタボロにしやがって・・・・・・ホンマッ!

といういきさつで冒頭の写真にたどりつくのである。
キレイに撮れてるのもなんか腹立つわあ~。

アミメハギはガラモ場や漁港でよく見かける小さなハギ。
体長8cmなんて書かれてたりするけど、そんな大きなアミメハギっておるんかなあ?
全長(頭から尾ビレの先まで)なら分からんこともないケド・・・・・・

とってもおいしいカワハギやウマヅラハギたちと同じ仲間であり、
さらにおいしいフグたちの親戚筋にあたる。
だからたぶんおいしい。

ところで、私の地方ではハギをハゲと呼んでる。
特にカワハギはマルハゲなんて呼んだりもするから、
知らないオッサンたちはビクッとしたりもするんだろうね。
ハギをハゲと呼ぶのなら、
山口県萩市は「ハゲ市」と呼ばんのんだろうか? オラ! 答えてみ?
おはぎは「おハゲ」ではないのか? オラオラ!
おいはぎに出くわしたら「オイ! ハゲ~!」と叫ぶわな?
すると、まわりのオッサンたちにボコボコにされるじゃろ? オラオラオラ!

かつて私は名だたる「妄想族の長」として
巷の人に「ブーブー」言われてたもんだ。(言われてたんかい!)

    続く






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メナダ:なんで釣れるの?の巻  釣査94種目

2017-06-21 06:45:54 | 周縁魚
2017年6月17日(土) 東方漁港見聞釣録 ラスト である。

メナダである。

(この写真は数年前にガサで採ったもの)

さて、もとの釣り場へと戻り、撮影を終えたダツとドチザメをそっと海へ。
かなり潮も引き、ボラの子たちや小さな浮き魚たちがよく見えるぞ。

イソゴカイでの底魚釣りからアミエビまるごと1匹づけ(これが大変)に換える。

階段状になった岸壁にそってテナガダコが数回通り過ぎる。
「食っていきませんかあ~!」
コチラのやさしいお誘いにもシランプリ。
続いてたぶんコウイカも相手にしてくれんまま。
う~ん、軟体系には嫌われとるかもしれんな。

キチヌの子を追加。
ただ、クロダイやキチヌの子でもメバルの子でもなさそうな小魚も見えるのだ。
ちょびっと粘ろ。
相棒、アミエビつけるのができんでずっとイソゴカイ。
「そんなんじゃ、ここで浮き魚釣れんでえ~・・・・・・」 親切に教えてあげた。

そのときである。
「わあ~! 大きいよお~・・・・・・」
何度この言葉を浴びせられればいいんだっ!
見れば大きく180cmタナゴ竿をしならせて見事にヤリトリされておられる。
以前なら助けを求める初々しさもあったのだけどね・・・・・・

てなわけで、お釣りになられたのがメナダなのである。


デトリタス食者であるメナダが、なんで釣れるの?
ゴカイ類などムシして通り過ぎるハズ。
何度も何度も試してきたからね。

たぶんじゃけど、たまたま群れで底をつついてたときに吸い込んだんじゃろね。
誤飲じゃないか!
お年寄りなら肺炎起こして大変なことになるじゃろがっ!



しかもコイツとっても元気。
バケツから何度も脱走するし、
観察ケース大に入れてもビチャビチャと水しぶきあげるし、
撮影にならんわ! 

釣ったヤツがヤツなら、釣られたメナダもメナダじゃ!


結局、手で持って撮影。
コイツが弱りきってしまってもイカンしな。

最初の写真が7年前のものになったのはそういう訳なのだ。

ちなみに、メナダ。
目と胸ビレの付け根が赤茶っぽい。(ボラは青っぽい)


ま、そんなことはそこらかしこに載ってるので、いいや。

相棒のことを師匠と呼んだりもした。
これからは「かみさん」と呼ぼう。
あまりに神がかり的な釣果だから「かみ(神)さん」なのだ。
この日、92種目のスジハゼを先に釣り、
そして93種目の準絶滅危惧種であるシロチチブを
さらに94種目、ありえない釣り方でメナダを一人占めしやがったからである。
わ~ん! 悔しいよお~!
身も心もズタボロになって帰路についたのであった。
(こういう日は運転代われよな!)

えっ? 相棒のままでいいってか?

最後にこの日の釣果のまとめ。あわせて13種類。



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