私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

浜売りミニ水族館:底曳き漁龍神丸さん

2024-02-14 11:31:09 | 魚全般
2024年2月14日(水)

一昨日、横島漁港の底引き網漁浜売りへ。
目当ては、売り物にならない魚介類も展示している龍神丸さんのミニ水族館。
※具体名をブログへ書く許可をいただきました。

砂泥やゴミを取り除きながら売り物の魚介類をきれいにし、仕分けするのも大変な作業だというのに
「見に来る子どもたちが喜んでくれるのなら・・・」と、小さな生き物たちをきれいに持ち帰り、プールに入れている。
他の数隻の浜売りの漁船ももちろん新鮮で安い魚介類なのだが、ミニ水族館をしているのはこの会場ではここだけだ。

「こんにちわ! また来ました!」
「あ、どうもどうも。今日も見ていってね」
「観察ケース持ってきました!よかったら使ってください」
「ありがとうございます!」
ということで、自由にタッチプール(ミニ水族館)をいじらせてもらうことに。

その中から、今回コブシガニとテッポウエビの仲間たちとかをかるく紹介。
他の魚介も含め、まだ載せていない生き物のことは1種ずつあらためてちゃんと書きたいから。

ナナトゲコブシ


ヒシガタコブシ


ヘリトリコブシ


ヒメガザミ


テナガテッポウエビ


ツメナガオニテッポウエビ


ねっ!
楽しくなるでしょ?
撮影しながら、ケースにすくって訪れる子どもたちとお話をする。
お店の人でもないのに、あつかましく・・・

いろんな売らない魚介たちの撮影を一通り終え、まだ売れてないマナマコを買う。
左手より大きなマナマコ2匹でいくらだと思う?


な、なんと400円!
正月前だと、何千円もしたハズなのに・・・かみさんと2人では食べきれないほどのなまこ酢ができる。

少しご夫妻に余裕ができた頃、少し話をさせていただいた。
ありがたいことに、底引きで採った魚介類の沢山の記録画像をみせてくださった。
ちゃんと記録を残していることにも驚いた。
売り物さえ選別できればいいという考え方だって間違いではないのに・・・
その中には、まだお目にかかっていないカエルアンコウもいたりして・・・
また行くぞっ!
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シロウオと7匹の小魚たち

2021-03-28 18:20:03 | 魚全般
2021年3月28日(日)

3月初旬、白魚の遡上を確かめに出かけた。
遅ればせながらそのとき採れた他の魚たちの紹介。

まず、シロウオ姫(メスっぽいもん)


最下流域では
ミミズハゼ


ヌマチチブ


ゴクラクハゼ


シロウオ姫はハゼの仲間。
身辺をかためる小魚たちは、やはりハゼ三銃士たちだっ!

ウナギ稚魚


シロウオの遡上時の警護にあたる小魚だ。


下流域に行くと
ウキゴリにバトンが渡される。


やはりハゼ一族の連携は確実だね。

あとはボラの子と


ミナミメダカが


あんまり関係なさそうにして、遠巻きにしてる。

以上!
『シロウオ姫と7匹の小魚たち』のお話でした!
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カレイ類稚魚:接岸の季節

2021-03-14 18:04:12 | 魚全般
2021年3月14日(日)

先週のこと、シロウオ遡上を確かめたら、次は河口域へ。
カレイ類稚魚の接岸がみられる時期だからである。

去年の3月初旬に👇
透明イシガレイ仔魚:透けとるんな?スケルトンな?

なので、今年もなのだ。

まだ色素が定着してないイシガレイ稚魚を数匹、友が採った。




私は、もうすっかりイシガレイらしくなったのを数匹。トホホホホ・・・


もっともここでもお互い10分程度のガサ採集。
あまり生息環境を激しく攪乱するつもりはないから。

この河口干潟には、イシガレイ以外に、マコガレイとかめったに会えないホシガレイ稚魚も接岸する👇
ホシガレイ幼魚に会えてしもたあ!の巻

撮影してると、新たな気づきも生まれる。

発生が進むにつれ、色素の定着と並行して目の移動もみられるみたいなのだ。
(当然なんだろうけど、実際自分の目で確かめたことがないからね)

透けてるカレイ稚魚の両目の間隔は離れてて


色素が現れ始めると、裏側の目がよってくる。


なに?
よくわからんだと?

なので、撮影ケースにはりつけるようにして下側から撮影してみることに・・・

目がよってきたらこんな感じ。


ところが、スケルトン状態の時は


ほらっ!
下側にまだ目があるじゃろ~っ!
背骨もまだしゃんとしてないし!

現場は、いつもなんか新たな体験や発見があっていいもんだね。

おまけのスズキ稚魚


なお、こうして1週間ずらして書いてるのには私の怠慢もある。
あるが、も一つ理由があって
「このカレイ類稚魚たちを次々かっさらってく不届き者」が現れてるからである。

次回は、その不届き者のこと書くかもしれない。書かないかもしれない。
コメント (2)
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カワムツ・タカハヤ:夕暮れLED照明撮影チャレンジⅢ

2020-12-04 09:34:58 | 魚全般
2020年12月4日(金)

全く人に会わないど田舎での採集。
日暮れ頃の安物白色LED照明での撮影はおもしろい。

普段よく見るカワムツも


青みがかってて、まるで水族館の水槽を覗いてる気分だ。

同じようにタカハヤだって


色素胞が収縮してるためか、体色が白みがかってて美しい。

これで、コロナ感染がおさまってきて、寒さもやわらいでくれば、最高なんだけどなあ。

ま、もうしばらくは、人に会わず、近場の散歩程度にしとこうかね。
人に迷惑だけはかけないようにしないとね。
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希少な画像をもらった!!

2020-10-19 18:53:42 | 魚全般
2020年10月19日(月)

一昨日の磯採集で出会った生き物たちを少し紹介。

シマイサキ幼魚

小河川の流れ出る辺りでおなじみの魚。

キジハタ幼魚

長年の放流で、幻でもなんでもなくなった魚。

イソミミズハゼ

海辺のガサで普通にみられるミミズハゼ種群の1種なのに、あまり知られてない魚。
そっぽを向くので、撮影もほどほどに。

オウギガニの仲間

撮影ケースに入れるときは、かたまっていたのに

すぐに、バンザーイ!

うん!いい子だ!撮影なれしてるな?

まだ、名前を調べてないモエビ



だんだん暗くなってく様子がわかってもらえるでしょ?
初のLED照明による撮影なんだよね。

福山大学の阪本先生と学生たちをストロボなしで撮るとこうなるもんな。


と、ともに参加したT君から、昨日メールでこんな画像が送られてきた。


長いつきあいの友と私の仲良さそうなツーショット

実に珍しい写真なのだ。

まず、2人で採集に出かけても、撮ってもらえる人がいない。
何より、互いの手柄をあげたいがためにバラバラの単独行動になる。

だから、何十年のつきあいで、こんな写真、ほぼほぼ見たことがないのである。


T君、ありがとな!
元画像、大切に保存しとくけんな!
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