私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

2017年 流行魚大賞⑤ : 純淡水魚部門&大賞発表!

2017-12-31 08:04:19 | 魚全般
2017年12月31日(日)

レコード大賞も決まり、後は紅白歌合戦。
興味はほとんどないのだが、コッチも今年の流行魚大賞の発表を残してるのだ。
負けるわけにはいかない・・・・・・(オッサン、しょ~もない意地張っとるで)

何にせよ、1年間の足跡を刻んでおかねばならぬ。

では、純淡水魚部門の発表!

第3位 ワタカくん

21種目として釣った。
いくつか釣れるポイントを確保してるので、今年も行くたびに釣れたケド・・・

その流域では国内外来(移入)種なのである。
本来の生息地では、絶滅の危機にあるというのに、結構増えているのである。

こういう時の扱いにいつも戸惑う。
メダカ・ドジョウ・コイなどの放流も含め、
人の都合でアチコチ移動させるのは「近魚迷惑」だと思ったりするなあ・・・

ま、かみさんが好きな魚ということで。

第2位 カダヤシくん

8月に109種目として釣った。(写真は近場で撮ったもの)

よりにもよってタイのチェンライで釣ってしまった。

ま、日本でもそこらかしこにおるので、この部門に入れてもえかろ。
とっても釣りにくいことは確かだし・・・日本で釣りたかったわい!

国外外来種の中でも特に生態系を脅かす特定外来種である。

私は、タナゴ竿・タナゴ仕掛けをつらぬく事で、
できるだけフェア(公平)な戦いを魚たちに挑んでる(つもり)。
① 遠方へ避難する敵(魚)への攻撃はしない(できない)。
② チャチな武器なので切ったり折ったりして逃走する権利が敵に与えられる。
③ 確保した捕虜は、登録後に釈放してやる。

でもなあ、我が国の存亡に関わる指名手配魚は処分せざるをえんもんなあ。

第1位 ウグイ(淡水型)くん


6月に86種目として釣ったもの。

ホントに陸封されたタイプかどうかはわからないケド、
この道具で初めて釣った、たった1匹なのである。

ま、「どこでも釣れるで」とみなさんに言われそうだが、
国内では半径150kmくらいしか移動してないこともあり、
なかなか出会えない魚のである。

さて、各部門1位の中から、いよいよ大賞の発表だ!

大賞は・・・シロチチブくん   パチパチパチパチ・・・・・・


ま、もうあらためて書くこともない。
かみさんの圧勝で終わった1年間だったなあ・・・・・・

長くなるが、来年の抱負・目標も書いとかねば・・・・・・

一言で言えば、ユリ。 (このためにわざわざ描いたんど)


ユリは漢字で百合と描く。
そう、「百に合う」なのだ。
当方の事情を書くと、現時点で日本国内での魚を90種類釣ってるワケ。
となれば、なんとか来年は100種類目に合いたいと思うのは自然の摂理じゃもんっ!

まだまだ地元で釣ってない魚は、私のシークレット・データ・ブックに掲載されとるしね。

もう一つは、次の絵で表した。(言うまでもないが、このためにわざわざ描いたんど)


渓流の魚たちにも挑もうかな? ということだ。
サクラマス(降海型)とヤマメ(陸封型)のような連中にも会いたいということだ。
ま、足腰弱っとるし、
養魚場の釣り堀で無理をお願いし愛竿で釣らせてもらっとるかもしれんな。

最後に、
この1年、このいい加減なブログにおつきあいいただいたみなさんへ

心から感謝申し上げます。

これからもまわりに迷惑をかけぬよう
かみさん・隊長・アニキ以外の個人情報の保護・著作権・肖像権に気を配りつつ・・・
できるだけ賑やかに楽しみながら書くように努めてまいりますので・・・

どうぞ末永くおつきあいいただけるよう、よろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。



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残念な深海魚? デメニギス

2017-12-30 18:32:43 | アート・カルチャー
2017年12月30日(土)

デメニギスという魚を描いてみた。 


実に残念そうな表情に見える深海魚である。 (絵が下手なせいもあるけんね)
どこが目鼻のかは調べてみてね。

「残念な動物たち」や「深海の怪魚たち」のような
風変わりな生態をもつ動物や見たこともない魚の紹介が、
巷でちょっとしたブームになっている。

このデメニギスは見事にその両方を兼ね備えているのである。

いろんな生き物のことが広く知れ渡ることはとっても良いことだ。
ブームで終わらないようにと願うのである。

ただ、若干の疑問が残るんだな。

風変わりな生態や行動を「残念」と表してもいいのかな?
風変わりってのは、ユニークであり個性じゃないのかな?
人と違うことやってたら「残念っ!」ってからかわれないかな?

深海魚ってのは何なのかな?
海水魚を分けるとき、
大陸棚(およそ200mくらいの深さ)にいるのを沿岸魚、
暖流にのって移動するマグロやカツオや、寒流にのるサンマやニシンは回遊魚、
そして大陸棚より深い所にいるのが深海魚 
だと思うんだよね。  (違ってたらごめんね)

ところが、海の平均の深さはおよそ3800mもあるワケ。
するってえと、沿岸魚と深海魚を分けてる深さ200mは、
平均に比べとてつもなく浅いよね?

山にすむ動物で例えてみる。
平均3800mの山々を分けるとき、
200mまでの山にいるのを里山動物、
それ以上を高山動物なんてしないっしょ?

テストに例えてみる。
平均38点のテストで
80点以上が合格、未満が不合格なんてことしたら、
先生、生徒・保護者に吊るし上げられるっしょ?

200mは21気圧あるし、
人類がそこへたどり着くのはいろいろムズイかもしれん。
ケド、200mからを深海って呼んでもいいのかなあ?

どうにも理解できないのである。

どうでもええことが気になってしまうのが私の悪いクセ・・・
杉下右京さんもそうおっしゃられとる。

なので、しょ~もないことに
お付き合いいただいた次第である。

明日は大晦日。



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シロメバル : 竿納めの4尾

2017-12-29 20:38:52 | 海釣り
2017年12月29日(金)

シロメバルである。


予報は晴れ。
片付けもそこそこに2時間ほど竿納めに海へ。
2017年は1月6日のチャガラではじまった。
「じゃ、チャガラで締めくくろ。写真撮り直したいし・・・」
で、サヨリ用の小さなアミエビパック200円と予備用のゴカイ100円買って・・・

行きつけの漁港へ。


「あかん。干潮やないの。チャガラが浮いとるトコまで竿届かんっ」
潮も調べず出かけるとこうなる。
「ま、なんか釣れるかもしれんし・・・」
・・・ピクリともしない。
移動して、右の写真のトコへ。
まったく釣れない。
ここのところ何回も続いてボーズなのである。
ブログに書けないほどのボーズなのである。

「椿、咲いとるよ。写真でも撮ったら?」

かみさん、もう水彩画へ換えなさいと言わんばかりの表情をしとる。
もう帰りたいのである。

一向に晴れ間は見えぬまま・・・
「このままボーズじゃ締めくくれんじゃろ」と、もう1つ浮き桟橋へ。


どこも釣り人は1人か2人いた。
でも、ココはゼロ。
もうあきらめつつ水中を覗く。

「メバルが泳いどるぞ。竿出してみるわ」
「ええよ。私は岸壁でナマコ釣っとる人ら見てくるけん」

サヨリ用のアミエビ1尾をつけて、潮に流す・・・普通こんなんじゃ釣れない。
釣れないことは何度も痛い目に遭って、知っている・・・
あれっ?
ゆっくりタナゴウキモドキが沈む。

「釣ったどお~っ!」 かみさんのとこへ誇らしげに走る。
「ほいじゃ私もやろうかね」

「ホレッ! 釣れたあ~っ!」


2匹ずつ釣ったところで寒さに負けて竿納め。
なんせ、サビキコマセサイズのアミエビをハリにつけるのが大変で大変で・・・

ま、釣れたしね。
仲良く2匹ずつニコニコ引き分けだしね。
何といっても1月11日に釣ったシロメバルの画像よりもしっかりしたもんを撮ったしね。

比べると初めてシロメバルを釣った1月11日がコレ。

今日12月29日がコレ。

少しはカメラの腕もあがった1年間だったのかもしれないね。

よいお年を・・・(まだ流行魚大賞:純淡水魚部門が残っちょるのにっ!)

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2017年 流行魚大賞④ : 周縁魚部門

2017-12-29 09:59:23 | 魚全般
2017年12月29日(金)

いよいよ2017年の流行魚大賞:周縁魚部門の発表である。
見直すと、2016年のはよく釣れる割に地味で平凡な連中である。
第3位のヒイラギくんなんか漢字で書くと「柊」。
魚へんのグループからもはずされとるもん。

今年は、ちいと気合を入れて・・・・・・

第3位 サラサカジカくん

5月に80種目として釣った。

特になんていうこともなく釣ったのだが・・・
長いこと「アヤアナハゼ」と間違えていて・・・
失礼なことをしてしまったので第3位。

第2位 ナベカくん

6月に96種目として釣った。
釣るのはとっても難しかった。
85cmのまめタナゴ用の竿と仕掛けを取り出して・・・

釣り上げたときは「打倒せりっ! 阪神タイガース」と思ったもんね。
ただ、ナベカくんは、その小ささ・愛らしさ・キレイさで、ファンに夢や希望を感じさせてくれる。
一方、阪神タイガースは、大体いつもファンに現実と失望を感じさせてくれる、という違いはある。

しかも、釣り上げてもしぶとく噛みついてくるし・・・、
イソギンポ属「かみつき4兄弟」の次男坊じゃもんなあ。

第1位 シロチチブくん

6月に93種目としてかみさんが釣った唯一のもの。

ダントツの第1位なのである。
未だにライフサイクルがよくわかっとらんチチブ属の1種なのである。
産卵期に河口干潟にやって来ることは確かだけど、
その採取記録もあんまり報告されてないのである。

そんなん広い海で釣るか?
同属のアカオビシマハゼがたっくさんおる中で釣るか?
よりによってかみさんの方が釣るか?

コイツもやや夕焼け色になっとるのは、私が無意味な粘り腰だったせいである。
こういう地味であまりお目にかかれない魚ってのが、一番のお気に入り。

さてと、
年納めの海釣りへと出かけるかね。

 
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2017年 流行魚大賞④ : 周縁魚昨年部門

2017-12-29 09:01:56 | 魚全般
2017年12月29日(金)

昨日で仕事納め。
のんびり一息つこうと思いつつ・・・
2017年 流行魚大賞なんてのをノリで部門別に始めたもんだから
あと、周縁魚と純淡水魚の部門が残っちょる。

ボーッとしとると、2018年がやってくる。
思えば、地球滅亡の危機が叫ばれた「ノストラダムスの大予言」の年も、
コンピーター管理の危機が叫ばれた「2000年問題」の年も、
ボーッと過ごしてたような気がする。

さておき、発表じゃ。

番外(2016年)編 第3位 ヒイラギくん

26種目として11月に釣った。
河口干潟近辺のどこでも釣れてマハゼ釣りのじゃまをするし、
バケツに入れとくと粘液で泥を巻き込み、撮影できなくするし、
やたらまとわりつくやっかいなヤツなのだが・・・

これが、友にほめられた最初で最後の魚の画像だからである。
わざわざメールで「写真がほしい」なんて・・・
長い付き合いで、望外の出来事だったのだ。

番外(2016年)編 第2位 ネズミゴチくん

36種目として12月に釣った。
コイツのいるネズッポ属は、よく似たヤツが多くて・・・
調べるのに手間取らせる。
撮影しようとしても
肝心の背ビレをすぐたたむし、平たいし・・・
この写真も何十枚撮った中の1枚。

番外(2016年)編 第1位 シマイサキくん

27種目として11月にかみさんが釣った。
今日に至るまで、後にも先にもこの1匹。
この日も自分で釣ろうと夕暮れどきまで粘り粘って・・・
夕焼け色に染まっちゃった1枚なのである。
シマイサキくんにもかみさんにも悪いことをしてしまったので、
昨年の1位にしておこう。

長くなった。ひとまずここまで。
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