私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ヘラサギ:何十年ぶりのご来広?!

2022-01-31 17:50:03 | 鳥類
2022年1月31日(月)

ヘラサギ

20220127

トキ目ヘラサギ科の希少な鳥。
「~サギ」と名についてるけど
いわゆるシラサギと呼ばれてるペリカン目シラサギ科の鳥たちとは全然グルーブが違う。

4日前、市内の干潟をかみさんと散歩した日に・・・
私が見つけた!
前に書いたシロチドリも、ここにもいたアオアシシギも私が見つけた!
かみさんの方が視力も観察力も優れてるのに。
ワーイワーイ!ざま~みろ!

こんな情景を見ながら歩いてて


かみさんは、てっきり「シラサギ」だと思い込みスルーしたと言う。
私は、「えらいずんぐりむっくりしたチュウサギやな」と、とりあえずカメラを向けて


「ん?なんかおかしいわ?」


「口ばし変ぞ?」
「うわっちゃ~っ!クロツラヘラサギぢゃ~っ!」と

と、素人の浅はかさ丸出しで勘違いして・・・

「日本に渡ってくる数もずいぶん少ないんぞっ!」
「テレビの自然番組でしか見れんのんぞっ!」
「初めて見たわ~!」と、かみさんにまくしたて

ルンルン気分で干潟周辺を1周半して、帰宅して・・・
「え?ヘラサギという名の別の鳥がおるんな?」と、勘違いにようやく気付いて・・・

「テヘヘ」と、ヘラサギくんとともに頭をかいた次第なのであった。


ただ、も少し調べてみたら・・・
『広島県では東部の福山市で 1981年冬に4羽が観察されただけの希少種 です』(2020年時点)
とか
『広島では30年前に一度福山で観察されたことがあるという鳥さんです』(2021年時点)
とか、書かれてるブログを知って

ならば「看過するのも如何なものか」と
県の野生生物保護に関わってるお方や知人に、画像を含め連絡・報告だけはしておいた。
「調べてみます」と即刻回答をもらって一安心。

知人は、「お礼に宍道湖でのヘラサギです」と画像をくれ

ありがたや、ありがたや!

なんせ、こちとら鳥のシロウト、専門家でもないのに無責任なことは言えないしできない。
観察したという事実を伝えることで、責任をきちんと受け渡す(放棄するともいう)ことができるじゃん。
人と人が直につながってくのは、何をやるにせよ、続けてたら生まれるのが自然のなりゆきじゃん。

それにしても、野鳥観察ではそこそこ県内で知られた地で
たまたま迷い込んで飛んできた1羽を
たまたま鳥のシロウトが気づくなんてなことが
『何十年ぶりに起きる』んだろうか?

だとしたら、盆と正月とXmasと誕生日が一度にきたようなもんで
県内での観察例は、ネット上に載らないまま「そこそこある」と考えた方がいいと思ってる。
しかも、こいつら空を飛んで移動できるんじゃしね。

ま、何といってもかみさんとの「生き物探し散歩」に完勝したとっても気分のいい日なんである。
こういう話は、『愛妻の日』とされる1月31日に書くと余計悔しがるじゃろ~?
ワハハハハハ・・・・かみさんに勝った~!
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ムクドリもムクドリなりに美しいかも?

2022-01-30 17:05:07 | 鳥類
2022年1月30日(日)

ムクドリ

20220115

ヒヨドリとともにそこら中でみかけるスズメ目の鳥。
人為的な生態系にもうまく適応したらしく都会でも群れてたりしてやっかい者扱い。
鳴き声も決して爽やかとは言えず、見た目も好まれないことも多い鳥。

ただ、近所の散歩を2年以上も続けてると
コイツはコイツで居場所があって、そんじょそこらにいつもワラワラいる訳ではないと気付いてきた。

すると、そこそこ愛着が湧いてくるから不思議なもんだ。


白髪交じりの頭には親近感を
黄色っぽい脚と嘴には「ふっ!お前もまだまだ若造よの!」と優越感を感じ始めてるんだなあ。

ムク(椋)の実が好物とかでムクドリ(椋鳥)と名付けられたり
そのためか俳句では秋の季語に指定されたりしてるみたいだけど
ヒヨドリだってムクの実は好きぞ?
ムクドリは1年中おるぞ?

ま、日曜の夕方はめんどくさいので、他愛もない話で終えとこ。
(いつもぢゃがっ!)
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『水仙 』俳句ポスト365:1月の俳句結果②

2022-01-29 17:37:41 | 俳句
2022年1月29日(土)

昨年4月から松山市主催・夏井いつき選の俳句ポスト365はリニューアル。

初心者コースは、家藤正人さんが担当。
俳句の基本的なルールを含めて解説してる。

中級者コースは、夏井いつきさんが担当。
曜日ごとに『没(未掲載の選外)・類想(掲載された選外)・並選・佳作・秀作・特選』の順に発表される。

さて、新年の兼題は『水仙(スイセン)』

昨年4月以降、選外3回、入選5回の素人俳人「あたなごっち」
今回は、どうにもあちらこちらにはびこる園芸種たちのスイセンが気に食わなくて
全身有毒でありつつ清楚ぶりやがってからにと、思いつつ散歩してたもんで
ろくな句なんぞ浮かびやしない。

んで、投句したのは
水仙よ明日には歌いだす気配

なんともメルヘンチック・抒情的で、ちっとも私らしくない。
全身がかゆくなりそうな句だ。

それは当たり前で、散歩中、川土手に咲き始めたスイセンを見たかみさんが
「なんか明日には歌いだしそう」なんて言うから
「スイセンが歌うわけないやんっ!」と答えつつ・・・
『そのフレーズいただきましたっ!』と心の中で手を合わせたという顛末を
結果発表で思い出したのであった。
(私も悪よの!)

結果は『並選』に入選

なんせ、こんな句を送った記憶もなく
「らしくない俳句じゃんっ! 私好みの句じゃんっ!」と言われて少しずつよみがえってきて・・・
だから、ほぼかみさんがつくった俳句といっても過言ではないっ!
(いばってどうする)

閑話休題、今回も入選率を出してみた。


リニューアル後
・入選率が50%前後だったのが、最近は60%と甘くなってること
・前回は特に甘かったこと
・『並選』はそこそこの句だとして、『佳作』に選句される句数のばらつき具合は激しいこと

つまり、夏井さんが本気の本気で厳しく選句してるのは『佳作』以上なのかもしれないなあと、思った次第。
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【雑煮】『ギュッと!四国』俳句道場 :1月の俳句結果①

2022-01-28 17:08:18 | 俳句
2022年1月28日(金)

NHK松山放送局のローカル番組『ギュッと!四国』
その中に「夏井いつきの俳句道場」というコーナーが月にほぼ1回。
夏井さんが、落選・佳作・秀作・特選に選句してくれる。

もちろん無料、全国津々浦々から誰でもPCやスマホから投句は簡単。
結果も発表日にネット上でみれる。

今回の兼題は【雑煮】

正月でなくてもたまに食べてるもんで、何の感慨も生まれぬまま・・・
若い頃、里帰りして親父や兄弟と一升瓶を何本も開けた元旦の朝に
「餅何個?」と言いつつ、お袋がつくってた雑煮の思い出を
そのまんま句にしてみた。

酒交わし交わし雑煮の朝かな
さけかわしかわしぞうにのあしたかな


結果は、凡人に相当する『佳作』

そりゃそうだわな。
ありふれた話じゃもん。

ま、駄句とはいえ一応俳句の形になってるという評価だからうれしいわ~!

あ、画像の雑煮はね、かみさんがちいと見映えよくあしらえてくれた椀。
普段の雑煮はね、もっとクタクタ・ゴチャ・・・ゴンッ!(かみさんにどつかれた音)
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シロチドリかなあ?

2022-01-27 17:53:12 | 鳥類
2022年1月27日(木)

シロチドリ(冬羽)かなあ? 

20220127

今日は、市内の干潟まわりをゆっくりじっくり散歩。
人と出会うこともなく。
毎年マハゼ釣りをして楽しんでた干潟をテクテク。

と、遠く遠くカモたちの向こうに小さな鳥()が動いた!


最近、ため池にイカルチドリがいることに気付いたばかりだったから👇
イカルチドリか?コチドリか?

とりあえず撮影しといて・・・
ぐるり廻って、さらに潮が引く頃に、近場を確かめたらいたっ!

大きさ20cm弱


逆光だけどしかたない。


これが、コチドリでもイカルチドリでもなさそうなんだわ~。
イカルチドリなら、も少し大きくて内陸部の湿地帯にみられ
コチドリなら、も少し小さくて首回りの暗色部がぐるりと一周するみたい。

で、いつものように図鑑とネットを調べて・・・
冬羽のシロチドリじゃないかなあ~!


何十回も訪ねたことのある干潟なのに知らなんだ。
やはり知ろうとしたことしか目や頭に入ってこないもんなんだよね。
柔軟に広い視野でとらえられるように心がけたいもんだ。
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