2020年5月14日(木)
外出自粛中の散策で出会った生き物たちの話はまだまだ書ける。
今日は、本来地中にこもっていないといけない生き物たち。
まず、瀕死のシーボルトミミズ、体長30cmは優に越えてたな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/09/ac04a4d179a5b746c101a05454229dd9.jpg)
最初、ヘビや!思うて近づいたもんな。
アスファルトの上で、もうひからび始めてた。
あれほど『外出してはいかん』と言っとっただろ?
陽気につられ、ニュルニュル出てくるからだよ。
もうどうにもならんわな。
濃い紺色をした日本最大のミミズで、西日本の山林でよく見かけるのだが・・・
恥ずかしながら、私はずっと「ヤマミミズ」と呼んでいた。
散策帰りには、もうすっかり・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/0c/736be362471a973bb3c2ff47a7aca306.jpg)
今回調べ直して、まさか「シーボルトミミズ」が正式名だとは・・・
シーボルトは、ご存知の通り日本の近代博物学の土台をつくりあげたお方。
鳴滝塾などと弟子たちの育成もしてくれたお方。
そんなお方の名前をミミズにつけるとは・・・
もちろん、シーボルトがこのミミズの最初の記録を残してるし
それにちなみ、学名も Pheretima sieboldi と、ちゃんとシーボルトの栄誉をたたえてるのだが。
シーボルトは、日本で実に多くの動植物を記録しているからなあ。
だが、探してみても『シーボルト○○○』みたいな名をもつ生き物が他には出てこないのよね。
不思議。知らんかったし、謎のまんま。
続いて、ケラ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/72/2cef6d84da442d89e403ff3e6c7c34fb.jpg)
これまた、アスファルトへ出てるのをかみさんが見つけた。
出会ったのは10数年ぶりかもしれない。
コオロギに近い仲間で、夜中に「ジージー」と鳴く正体はコイツ。
昔の人は、「ミミズが鳴いてる」と思ってたらしいから
シーボルトミミズなんかは大きな声で鳴いてたことになるな。
コイツ、まだ元気だったから、撮影しながら
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/72/ccba04614001451f2f43a162825a461e.jpg)
土の方へと追いやって
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/3b/361d64883860b868f59612695ec3d3d2.jpg)
巣ごもりするように指導しておいた。
幼い頃、コイツとよく遊んだことを思い出す。
で、ふと疑問が湧く。
生息分布はどうなのだ?
あの背中の羽の様子じゃ、移動もろくすっぽできんハズ・・・
ところがである。
日本全国にいる、と書いてあるのである。
そして、な、な、なんと『飛ぶ』と書いてるではないか!
短い上翅の下に折りたたんだ下翅をもっていて、広げて飛ぶと書いてるではないか!
幼い頃、さんざん遊んだのに、知らんかったわあ。
放り投げたりしても飛ばんかったと思うんだけどなあ。
夜行性だから夜しか飛ばないのかなあ。
手に入れた大概の昆虫は一度は放り投げてるハズ・・・
知らんかったし、今度会ったときに、この謎を解いてみようかな?
外出自粛中の散策で出会った生き物たちの話はまだまだ書ける。
今日は、本来地中にこもっていないといけない生き物たち。
まず、瀕死のシーボルトミミズ、体長30cmは優に越えてたな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/09/ac04a4d179a5b746c101a05454229dd9.jpg)
最初、ヘビや!思うて近づいたもんな。
アスファルトの上で、もうひからび始めてた。
あれほど『外出してはいかん』と言っとっただろ?
陽気につられ、ニュルニュル出てくるからだよ。
もうどうにもならんわな。
濃い紺色をした日本最大のミミズで、西日本の山林でよく見かけるのだが・・・
恥ずかしながら、私はずっと「ヤマミミズ」と呼んでいた。
散策帰りには、もうすっかり・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/0c/736be362471a973bb3c2ff47a7aca306.jpg)
今回調べ直して、まさか「シーボルトミミズ」が正式名だとは・・・
シーボルトは、ご存知の通り日本の近代博物学の土台をつくりあげたお方。
鳴滝塾などと弟子たちの育成もしてくれたお方。
そんなお方の名前をミミズにつけるとは・・・
もちろん、シーボルトがこのミミズの最初の記録を残してるし
それにちなみ、学名も Pheretima sieboldi と、ちゃんとシーボルトの栄誉をたたえてるのだが。
シーボルトは、日本で実に多くの動植物を記録しているからなあ。
だが、探してみても『シーボルト○○○』みたいな名をもつ生き物が他には出てこないのよね。
不思議。知らんかったし、謎のまんま。
続いて、ケラ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/72/2cef6d84da442d89e403ff3e6c7c34fb.jpg)
これまた、アスファルトへ出てるのをかみさんが見つけた。
出会ったのは10数年ぶりかもしれない。
コオロギに近い仲間で、夜中に「ジージー」と鳴く正体はコイツ。
昔の人は、「ミミズが鳴いてる」と思ってたらしいから
シーボルトミミズなんかは大きな声で鳴いてたことになるな。
コイツ、まだ元気だったから、撮影しながら
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/72/ccba04614001451f2f43a162825a461e.jpg)
土の方へと追いやって
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/3b/361d64883860b868f59612695ec3d3d2.jpg)
巣ごもりするように指導しておいた。
幼い頃、コイツとよく遊んだことを思い出す。
で、ふと疑問が湧く。
生息分布はどうなのだ?
あの背中の羽の様子じゃ、移動もろくすっぽできんハズ・・・
ところがである。
日本全国にいる、と書いてあるのである。
そして、な、な、なんと『飛ぶ』と書いてるではないか!
短い上翅の下に折りたたんだ下翅をもっていて、広げて飛ぶと書いてるではないか!
幼い頃、さんざん遊んだのに、知らんかったわあ。
放り投げたりしても飛ばんかったと思うんだけどなあ。
夜行性だから夜しか飛ばないのかなあ。
手に入れた大概の昆虫は一度は放り投げてるハズ・・・
知らんかったし、今度会ったときに、この謎を解いてみようかな?