私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

タデサルゾウムシ Homorosoma asperum:一つ謎が解けて

2024-06-28 10:29:00 | オトシブミ・チョッキリ・ゾウムシの仲間
2024年6月28日(金)

梅雨の長雨で散歩も面倒くさい。
こんな時のために過去データがあるのだ。

タデサルゾウムシ Homorosoma asperum

20240610  3mmほど

自然観察しながら散歩中、畑の外縁に植えてあった観葉植物にいた。
とても小さい黒ゴマみたいで


安物中古デジカメでは撮りにくいのなんの。

と、なんとか形になったのが最初の1枚。

帰宅後、いつものように調べてみる。
ゾウムシの仲間は国内に1600種以上もいるとされているからずぶの素人には大変なのだが・・・
ほぼ、タデサルゾウムシでいいと思った。
ほどほどに延びた口吻・太い脚・黒いボディにワンポイントの白、洗練されたデザインだ。

と、過去のおぼろげな記憶からタデには別のゾウムシがいたことが浮かんできて
それはタデノクチブトサルゾウムシ

20220717   2mmほど

タデノクチブトサルゾウムシ Rhinoncus sibiricus ?:口吻のるつぼたち⑪ に書いていた。

なるほどっ!
あのとき撮り逃がした不明黒ゾウムシはタデサルゾウムシだったのかもしれない!
2種ともタデ科植物をホスト(食草)とするのだから!
と、謎が1つ解けたのではあるが・・・

同所的にいて同じタデを食う2種のサルゾウムシたちは
いったいいつどのように種分化していったんだろ?
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ウラキンシジミ Ussuriana stygiana :蜆蝶は難しい!

2024-06-26 08:58:35 | チョウ・ガの仲間
2024年6月24日(月)

ウラキンシジミ Ussuriana stygiana

20240614  開翅長20mmほど

この日、山道を散策中出会ったシジミチョウ。

ムラサキシジミや


ミズイロオナガシジミや


側溝で給水中のカラスアゲハに出会った後


雑木林のすき間に少しうす汚れたシジミチョウがいて


初見だからと撮影をくり返してもうまく撮れず、山道下ってたら・・・
葉の上にチョコンととまってるコイツを見つけた。


ホスト(食樹)はモクセイ科だそうだ。
また翅の裏側が金色だから「ウラキン」と名づけられたという。

そういえば、ウラギンシジミというヤツもいたなあ・・・と


過去データをほじくってみた。

キン・ギンそろうのはめでたいもんだ!
 
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『マグロのあたま』をいただいた!

2024-06-23 17:50:10 | 俳句
2024年6月23日(日)

『マグロのあたま』をいただいた!


カタログハウス「通販生活」に月1回の『よ句もわる句も』という俳句投稿コーナーがある。
無料で、月1回、俳人夏井いつきさんが『天』『地』『人』『佳作』と選外(未掲載)に選句してくれる。

そして、優れた数句に選ばれた『天』『地』の人には
賞品として、通販生活から『マグロのあたま』と夏井いつきファイルが贈られるのだ。

といっても、上の賞品は「知人がもらった」もので
いつも『人』と『佳作』を反復横跳びしている私には無縁なのだ。

ただ、この『マグロのあたま』などに含まれるDHAやEPAなどは脳細胞の衰えの抑制に効果があるとされていて
「通販生活のこの賞品は問題だ」
「優れた俳句をつくれる人は脳も衰えてないはずだ」
「むしろ『佳作』や『選外』という凡句・駄句しかつくれないその他大勢から抽選したらどうだ?」
「富める者がより富み、賢き脳がより賢く、貧しき者は・・・不公平だっ!」
と、いつもいつもへらず口ばかりたたき、凡句の屍を累々とさせている私を哀れに思ったのだろう。

『天』『地』に選ばれた句友が送ってくれたのでありました。
今のところ、そしてきっとこの先も、私の脳にかんばしい効果はみられないんだろうけどね・・・
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ニホンイノシシ Sus scrofa leucomystax の子:ボケボケで子犬めく

2024-06-21 06:56:25 | 哺乳類
2024年6月21日(金)

ボケボケの画像でトホホホホ・・・情けないのだが
ニホンイノシシ Sus scrofa leucomystax の子

20240620   50cmほど

山道散歩中、遠くの休耕畑でおすわりしてた。
とりあえずシャッターを切ったら走り出し草陰に消えた。


「ウリ坊(イノシシの子)だっ!」
私のデジカメは記録に時間がかかるため、走ってる姿をとらえることはできず。
「子がいるってえと母親が近くにいる」と、慎重に後戻りして去ることにした。

帰宅後、画像をさらに切り取り、カミさんに見せると


「あらあ~カワイイ子犬!」
「イノシシの子だよ」
「いや、子犬よ!」
ということで、わが家では「子犬が正しい!」
のだが、去ってくコイツの尾()が、細い紐様みたいなのは、どう説明する?


ちなみに、ちょうど1年前は偶然にも『ボケボケのニホンジカ』の話を書いている。
ニホンジカ Cervus nippon :ボケボケの野生ジカ
なので、6月20日は『ボケボケのほ乳類の日』に個人的に認定!
コメント (4)
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キボシツツハムシ Cryptocephalus perelegans :3年目に生きた個体に!

2024-06-19 08:37:36 | ハムシの仲間
2024年6月19日(水)

キボシツツハムシ Cryptocephalus perelegans

20240614  4mm弱

山道散歩中、イラクサの葉にプ~ンと飛んできて


頭部胸部のオレンジ色、前翅のこげ茶にベージュの斑点が美しく、愛らしい。
「あ~あの時のツツハムシだっ!」と撮影して、帰宅後過去記事を探す。
キボシツツハムシの遺体をみつけて:新ハムシリーズ第2弾

「そうかあ~、あの栗の木で死んでいたハムシだったのか~」と、悼みつつ
♬あれは三年前 止めるアナタ駅に残し~♪ ちあきなおみの「喝采」を思わず口ずさむ。

ま、やっと生体にじっくり出会えたのだ。


食草が多様らしいのに、日々散歩をしててもなかなか出会えない。
この日、初見じゃないのに丁寧に撮影しておいてよかった!
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