私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

私の竿がチャイニーズラスボラ(斯氏波魚)を釣るの巻  釣査75種目

2017-04-11 20:44:59 | 中国大陸の魚たち
中国で釣れた魚の紹介 出会った淡水魚30種目でもある。

チャイニーズラスボラ(斯氏波魚)である。


ラスボラは熱帯の淡水魚。
こんな所で見れるとは・・・・・・。

中国南部にあるダム湖の下流域で友とガサの準備に取りかかったときのこと。
案内してくれた地元のOさんが
「それならアナタのタナゴ竿借りていいか?」と言ってくれたのである。
「もちろん! 無問題(モーマンタイ)だよお!」
Oさん、私たちがいろんな小魚を採りたがっているのだと
今日本で大はやりの忖度(そんたく)してくれたのである。

Oさん、はだしになりズボンのすそをたくしあげ、小さなタマリで竿をふる。
しばらくガサの手を止めてながめてみる。

「竿をピッピッってあわせとるがな。」
「アタリがある証拠じゃがっ。ああ~、釣りにするんじゃったあ~。」
さもしい日本人なのである。

あっという間に釣り上げて、私の折りたたみバケツへと入れてくれたのであった。

ま、気を取り直して考えてみると・・・・・・
私が日本で用意した私用のタナゴ竿と仕掛けなのである。
日本で相棒がシマイサキなんぞを釣ったときとまったくおんなじなのである。
さらに言えば私と竿は一心同体なのである。
だとすれば、私が釣ったも同然なのである。だろ?(このへん無理矢理じゃね)

ああ、恥知らずの日本人なのである。
このあたりで中国の淡水魚、終了!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

銀鮈は目のでかいデメモロコ? の巻   釣査74種目

2017-04-09 07:17:54 | 中国大陸の魚たち
中国で釣れた魚の紹介 出会った淡水魚29種目でもある。

銀鮈( Squalidus argentatus )である。


トンキントゲタナゴを釣った河川公園で釣ったんだけどね。
印象に残ってない魚である。
あまりにひょいひょい釣れたせいである。

姿かたちはデメモロコに、目の大きさはコウライモロコに似ている気がする。

中国の人たちは「細もの」とか「外道」とかいった扱いをしていない。
釣れた魚はみんな大切にしていた。
考えてみれば、タナゴなんちゅう魚は大変苦い。
日本に古くからある伝統料理「タナゴのすずめ焼き」を食べたり、
自分で採ったタナゴ類を料理したりもしたけれど、
まるでセンブリを食ってるようなもんである。
ま、大人の味といって尊ぶ人もおられるので、あくまで私の嗜好に過ぎないけど

釣って食うのが原点ならば、むしろタナゴが外道の「平たい苦もの」である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カラヒガイ(黒鰭鳈)もね・・・の巻

2017-04-08 07:06:49 | 中国大陸の魚たち
中国で出会った淡水魚 28種目 

カラヒガイ(黒鰭鳈)である。


これまた地元の釣り師からお借りしたものである。

できれば自分で釣りたかったなあ。

ヒガイの仲間は大きさの割にヒキが強くおもしろい。
同じくらいのサイズのカワムツやオイカワより激しく抵抗する。
昨年の秋にはカワヒガイの入れ食いを何度か経験した。
今年も楽しみである。

難点はあのオチョボグチが堅くてハリハズシが難しいこと。

それでもコイツ釣りたかったなあ。
一魚一会だものなあ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オオタナゴもちゃっかりとの巻

2017-04-04 21:39:21 | 中国大陸の魚たち
中国で出会った淡水魚 27種目

オオタナゴである。


ダム湖で釣りをしていたおじさんに撮影させていただいた。
これまで登場したおじさんとは違うおじさんである。

「釣れますか?」
「見せてもらってもいいですか?」
「撮影してもいいですか?」

大概のおじさんはオロオロする。
日本語が分からない(そりゃそうだ!)と首をひねる。
仕方なさそうにモジモジする。

後は、「謝謝(シェイシェイ)!」と笑顔で返せばいいのである。

さて、このオオタナゴ、今世紀になって霞ヶ浦での繁殖が明らかになった後、
すごい勢いで増えているようだ。
特定外来生物となる日も近い。

こういうときタナゴ釣り師が活躍すればなあ・・・と思うのだけれども、
日本のタナゴ類と違い、深場にすむことが多く、竿がとどかない。
後は、ヘラブナ師に任せるしかないのかもしれない。

久しぶりの仕事でヘロヘロ。
あ~こんなに疲れるんかあ~!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国のニゴイ属(Hemibarbus sp.)の巻

2017-04-03 18:27:21 | 中国大陸の魚たち
中国で出会った淡水魚  26種目

中国には何種かのニゴイ属(Hemibarbus sp.)が生息している。
私にはその判別がつかない。

このニゴイ属は、釣りをしていた地元のおっちゃんから借りたものである。


こういうときは全身全霊でお願いをすれば大概OKになるのである。

想像だけど、晩ご飯のおかずなのだろう。
冷蔵・冷凍技術が発達したのは日本でもほんの50年程度に過ぎない。
広大な中国の大地に生きる人たちが川魚を食すことはむしろ当たり前のことなのだ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする