私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

産卵母貝調査のこと、やっぱ も少し書く!

2019-03-31 22:18:58 | 魚全般
2019年3月31日(日)

ブログ『どぶがいの屋外アクア』のgai6969さんからコメントや
ブログ『冬の陽だまり 夏の木かげ』の紅実子さんからエールをもらった。

少し誤解をあたえちゃったかもしれないんで、ちゃんと書きます。

あの~全然いなくなったんじゃなくて
とんでもなく減っちまったということなんです。

例えば、産卵母貝となるマツカサガイとイシガイ(左の画像)も

トンガリササノハガイ(右の画像)も、例年と比べようもない数の少なさ。

泥にまみれた人数は、例年の倍近いのに。
何十mもの流域をローラー作戦ではいつくばって調べたのに。


大学の先生も専門家も腰が痛くなってしまうほどに、女子大生は若さでとことん頑張ってくれてたのに


女子中学生も泥だらけで・・・


次々と見つけるもはやプロ並みのベテラン小学生もいたりしたのに・・・激減という結果。

でも、こんな若者たちの姿は美しいと思う。
好き勝手に採ったり飼ったり買ったり売ったり譲ったりしてる大人たちよりも。

※ 顔出しOKをいただいた方々以外はふせておきました。


魚種調査も、タナゴ類4種を1~2尾ずつと他の魚7種と過去最低。

一応全種記録したケド・・・ここでは4種だけ紹介しとく。

エレガントなチュウガタスジシマドジョウ


数匹のギギ幼魚と若魚


これまた少ないドンコ


アチコチいるはずのシマヒレヨシノボリ


解散した後も1人残って黙々と撮影する友の横で、気晴らしの話をしつつ・・・
辺りで咲いてた青い花を撮る。


ツルニチニチソウというそうだ。
私も日々ツルツルに近づいてるからなあ。
何となく親近感がわき、少しばかり心が安らいだのであった。(ちゃんと書く言うてすぐふざけるもんなあ)


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今年もタナゴ類の産卵母貝調査だケド・・・

2019-03-31 17:21:46 | 魚全般
2019年3月31日(日)

昨日はタナゴ類の産卵母貝定点調査。
今年は小中高校生・大学生も多数、行政・専門家・先生などなど含め、総勢40名を越えた。

私は、毎年種類と採集位置をプロットしてく記録係。
「1人1個はノルマ。 採れない人は後で踊ってもらうよおっ!」 なんて気楽なこと言う係。

始まった。


ところが今年は、なかなか見つからないんだな。
しばらくは誰も報告してこない。
みんな泥まみれで必死に手探りしてんのに・・・・・・
かける言葉も見つからないまま、私はヒマに立ちつくす。

ソメイヨシノに生えてたコケでも撮ろう。


なんかカワイイ。
調べてみたら・・・タチヒマゴケ?・・・え~っ、昨日の私、そのまんまじゃんかっ!

よくよく目を凝らしてみたら、タチヒダゴケの仲間と書いてた。


ま、調査結果は今回書かずにおこうっと。
哀しくなるもん。
手弁当での参加、お互い本当にお疲れさまでした。


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やせドジョウ 負けるな 多砂 底にあり

2019-03-30 22:36:41 | 魚全般
2019年3月30日(土)

先日、友とドジョウの生息地を確認に行った。

昨夏の豪雨の影響なのか、水路の底が一変してた。
流域は多量の砂だらけ。


以前は田んぼの土が緩やかに流れ込んだ泥底だったのに。

ドンコが採れたケド、ガリガリにやせていた。


エサ不足なんやろね。

あれほどいたドジョウはなかなか見つからない。
1つのポイントでやっと数匹採れたものの・・・これまたひもじさに負けそうなドジョウたち。


生き延びてくれよ。

昔は、水路に大水が流れたときは田んぼにあふれた。
あふれた水を伝ってドジョウたちは田んぼへと産卵に向かった。

今は、水路と田んぼは途切れてしまってる。
田んぼがダムの役割もドジョッコだのフナッコだの繁殖場の役割も果たせない。

水路の中で生き延びて、命をつないでくれよ。

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開幕目前に!

2019-03-29 17:49:21 | 日常
2019年3月29日(金)

鉢植えのパセリを4本ちぎって連ねた。


すなわち4連パセリ。 実にグーなのだ。

ん? 4連パセリグー?

おお~っ! 4連覇セリーグじゃあっ!

今日も昨年みたく Zoom-Zoom スタジアム 真っ赤なんだろうな。

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カスミ(セトウチ)サンショウウオ卵塊 パート2

2019-03-28 17:53:55 | 爬虫類・両生類
2019年3月28日(木)

前の日曜日、友と出かけた話。

まずは、カスミ(セトウチ)サンショウウオ卵塊を見に。
知人の家の側溝にはまったんかい? と思えるくらい体を丸める友。


友も地元で見るのは初めて。
背中から興奮が伝わってくる。

「未受精卵が多いね。こういうこと、よくあるらしいよ」 と友。
「ふ~ん。発生が進んでる胚は、尾芽胚になってるなあ」 と私。
「ものさし当ててみるわ。大きさも記録したいから」 と友。


手のひらでそっと浮かせてみる。
発生が進んでる胚は10数個。


無事に育ってくれればいいが・・・・・・

さてさて、次は自分たちで探しに行こうかね。
理由は2つ。
1. やっぱり人から聞いた情報に頼ってたんでは名がすたる。(いつもすたっとるケド)
2. この卵塊の生息環境は不安定、いざという時のために緊急避難地を確保したい。

近くの神社を訪ねてみたり
山道をウロウロして、コケやキノコの仲間とたわむれたり


山あいのタマリをつっついたり


さらに奥地へ移動して、クレソン美味そうと沢ぞいをテクテクしたり

友が前回に続き、またまたニホンアカガエルの卵塊を見つけたり


これがふ化しはじめたばかりでカワイイカワイイと撮影会をしたり (握手会はせんぞ) と
とうとうこれといった新たな知見も体験もなく、何もせんままカスミ探検隊は任務を終えたのであった。

「また、見に来んといけんなあ」
「ま、ひまなワシが見とくわ」
 
多忙な友は口惜しそうに顔をゆがめつつ
「ドジョウの生息地はどうなっとるかなあ? ついでに見とく?」
「行こ行こっ!」 昨年の豪雨災害以来、足を運んでいない。

かくして、カスミ探検隊はみるみるドジョウ探検隊へと変態したのであった。

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