私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

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佳作! 『おうちde桜を詠む』伊月庵通信

2020-05-18 17:33:16 | 俳句
2020年5月18日(月)

見る観れぬ診る看る視ん観んただ桜


かみさんへ『伊月庵通信』が届いた。


夏井いつきさん主宰の俳句季刊誌だ。

伊月庵では、この春「花守祭」の中止
「桜染めワークショップ」の延期を余儀なくされた。

いつきさん、急きょ『おうちde桜を詠む』という企画をたてた。

「家で桜を詠んだ俳句」を募集、秀逸句に桜染めワークショップで披露される品物を、と。

もちろん、意気に感じ、私もかみさんもネットで投句。


お互い佳作の引き分け。

最初に載せてるのが、私の投句。

かみさんの句は、本人の了解もとれず掲載するわけにはいかぬ。
(恥ずかしがり屋さんなのだ)

4月4日24時間だけ、というわずかな募集期間に、千句を越える句が集まったそうだ。


さて、私にとって「ソメイヨシノ」は、ただ単に江戸時代に品種改良された花。
お花見のどんちゃん騒ぎは若い頃から苦手だった。

むしろ、古い時代からずっと道端に咲くミヤコグサの方がいい。


むしろ、近くの図書館前の高麗芝内で
外来種であるニワゼキショウやコメツブツメクサに圧されながら
ひそかに咲いてるヒメギキョウの方が性に合っている。


そして、不要不急の外出自粛の要請だって
『ステイ・ホーム』と呼びかけるよりも
『巣ごもり』という私の表現よりも

夏井さんの言う『おうちde~』の方がはるかに質が高いと思うのだ。

『ステイ・ホーム』・・・家にいてください。
『巣ごもり』・・・家にこもります。
『おうちde~』・・・家で~やっててね!

この表現のニュアンスの違い、受け止める気持ちの高まりの違いなんだよな!

家に居ることを余儀なくされたとき
家に居るからこそできることを前向きに探してやってみようじゃん!

そう伝えてくるいつきさん、さすがやね!


今朝、新聞をとりにいったかみさんの「何かおった!」に駆けつけ
見つけたのはヤモリくん


コイツだって、何もじっとステイ・ホームしてるわけじゃない!

(ちょっと無理矢理、壁へと顔出してもらった)

我が家に飛んでくる虫たちを食べんと、明るいうちはじっと待ってるだけ。



投句でかみさんに勝ててたら、もっともっとうれしかったんやけどねえ。



コメント
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