私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

よいお年を!

2020-12-31 16:52:11 | 日常
2020年12月31日(木)

大晦日によしなしごとを

俳句仲間から写真が送られてきた。


先日、行われてたオンライン句会ライブの賞品みたいだ。
優秀句に選ばれた連中からなのである。

おめでとう。
前向きに誠実にやってるといいこともあるんだよね。

ただな!
入浴剤と手ぬぐいの写真では、こちとらちっとも温まらんのんぞ!
実物を送れ! 実物を~っ!

かに道楽3万円分のお食事券をゲットした俳句仲間もおったしな~。
かみさんだって尾道観光俳句の賞に入るわ、夏井さんにほめられるわ・・・
俳句、私だけいつまでたってもパッとしない、グスン!(あんたが勉強せんからやで)

兄貴にはマサバやニシキハゼ釣られちゃったしなあ~。
ま、私もシンジコハゼとかキヌバリ日本海型、友のおかげで釣れたからいいか。


寒波もさほどでなく、陽気もよく、つい川辺に立ち寄ると

ヒドリガモの群れ

そんな日和かも?

ただ、密はいかんぞ! 密はっ!

アイガモも人なつっこくやってきて(ここもエサやりじいさんがおるな)
羽の色にもいろいろいて


あらためて、マガモとアヒルの交雑種であることを感じる。


ま、イノシシとブタと同じように野生種と家畜種。
もともと同じ種なのだからアイガモにもいろいろいて、まあいいかも?(苦しい!)

ユリカモメまで馴れきっちゃって

近づいても全然逃げようとしない。

緊張や警戒も何度も繰り返されると緩みほどけてしまうんだろうね。
緩んだコイツらに再び緊張感をもたせるのは無理かもね?(そのダジャレが無理ぢゃ!)
🎶カモメ カ~モメ ユ~リカ~モメ♬(老年隊)


と、魚や釣りやガサの話もろくにせず終えるいつもと違うこの1年間。
とりあえず、政府や行政のおえらいさんの言うことはキチンと守ってたことだけは胸張って言えるぞ!
守らず好き勝手言うほどの鳥頭ではない。
だから、おえらいさんも有言実行くらいはしてね、明快な指示を示してね。

周りにいる大切な大切な仲間や生き物たちを苦しめたくないから。

ともあれ、今年も ブログを覗きにきてくれた懲りない奇特な方々に心から感謝しつつ・・・
よいお年を!
(なんて書きつつ、明日も書くんだろうからなあ)

コメント (2)
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魚へんに「ウシ」で・・・

2020-12-30 17:15:07 | アート・カルチャー
2020年12月30日(水)

今年で5年目、恒例となった「魚へんに干支」の漢字調べ。

まずは、「ウシ~」と名のつく魚といえば
ウシノシタの仲間とか
ウシヨシノボリ(トウカイヨシノボリ)が浮かぶ。

けど、何といってもウシモツゴ!


昨年、現地保護チームの生息調査と外来種駆除に参加させてもらったときの画像だ。
背のせっぱり具合がもっと大きいのもいて、モツゴとは全然違ってて、まさしく「ウシ」だなあ!

さてさて、魚へんに「ウシ」つけてみようかね。
ウシは漢字で、丑と牛。


まず①の『丑』、日本では本来「からむ」という意味に使われてるから、紐(ひも)なんてな漢字もある。
驚いたのは、漢字の本家中国でのこと。
『丑』は簡体、元々の繁体になおすと『醜』となるらしいから、日本では全然違ってきてるやんっ!

と、前置きした上で・・・①の漢字、調べても出てきませんわ。

続いて②の『牛』、これ、中国漢字にあるみたい!
ただ、調べてもチョウザメだとかスズキだとか、どんな魚があてはまるのかわからない。

そこで、さらに一工夫して『魚牛』と分離してみると・・・
ちゃんと国字(日本の漢字)として意味をもってて、ある魚を表す漢字になるみたい。

そ、それはね・・・ま、あわてるでない!

その前に過去の干支に関する記事を並べて、私が如何に暇人なのか見てもらっとこ!
魚へんに『酉・とり』・・・
年賀状の準備をするはずが・・・
魚へんに『戌・いぬ』・・・
魚へんに「イヌ」で・・・前編
魚へんに「イヌ」で・・・中編
魚へんに「イヌ」で・・・後編
魚へんに『亥・いのしし』・・・
猪にちなむ魚考
魚へんに『子・ねずみ』・・・
魚へんにネズミで・・・

ま、魚へんに『酉』と書くと「蘇る」という意味になることに驚いたからねえ。
勝手に『さかなとり』という訓読みもつくっちゃったしね。


さてさて、『魚牛』と書いて何の魚なのか、そろそろ答を書いてみようかね。

正解は『カマツカ』みたい。

Do or Not (するか待つか) 画像は待つカマツカ




Go or Not (行くか待つか) 画像はナガレカマツカ

ついでに、最近別のグループになっちゃってるけど

Catch or Not (採るか待つか) 画像はツチフキ

も一つついでに

画像はゼゼラ♂婚姻色

Fish or Not (釣るか待つか) 画像はゼゼラ♀

年末にくだらぬダジャレを書いてるようだが・・・

今、周りに要らぬ迷惑かけぬよう国民国民一人一人に問われてるのが『~か待つか』なのやもしれぬ。
(オッサン、こじつけすぎでっせ!)

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年末詣へ:イソシギやタマリ

2020-12-29 16:29:46 | 日常
2020年12月29日(火)

昨日、年末詣に出かけた。


あ、ちょっと見栄はっちゃった。
この有名な大きな神社を訪ねたのは10月のことで・・・


年末詣に行ったのは、写真も撮らぬままの小さな荒神社。

参拝客は一人もないまま、思ったのは
年末詣の方が、過ごしてきた一年間の感謝の思いが強くなること
初詣だと、ついつい新たな一年間への期待や願いなどの欲望が強くなること
そして、何も有名な大きな神社へ初詣に出かけなくともいいのでは?ということ。

年末詣はいいね!

近くの小川では河床工事が行われてて


諸事情もからみ、少しばかりショックなので、工事の人に訊ねたら
「ごく一部の範囲の河床を掘り下げる工事で、もう終わるところです」とのこと。

ならば、魚たちにもほぼ影響もないだろうと胸をなでおろしつつ・・・

下流域のタマリにはチュウサギ


今、食べ放題なんやろなあ・・・

そして、たぶんハマシギかな?


飛んでるときの風切り羽に白いすじが入ってたからクサシギじゃなさそうだ。


用水路の深場ものぞいてみたら、ヤリタナゴたちがワンサカ集まってた。


釣ろうと思えばなんぼでも釣れるけど、寒さこらえてあちこちからタマリへと集まってるコイツらを


わざわざ釣ることもない。
冬場のタナゴ釣りは、ポイントさえつかんでいれば入れ食いにもなるし
たくさん生息してるような気にもなる。
けど、それは勘違いだと思うんだよね、そこらかしこから集まってるに過ぎないんだよね。

婚姻色がしっかり出る春、数匹釣って画像を残させてもらえば十分だ。
私もずいぶん大人になったのかもしれないなあ。

工事の人以外、誰っちゃ会わない年末詣・散策になっちゃった。

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スイゲンゼニタナゴが栞に:サイホーグ001

2020-12-28 16:22:42 | アート・カルチャー
2020年12月28日(月)

スイゲンゼニタナゴが刺繍された栞。


他称、刺繍作家である兄貴の作品群から1ケ月前に頂いた栞。

私の撮影したこんな画像から


デザイン起こして、作ってくれた。

野生化での寿命はほぼ1年。
遺伝子保存のための繁殖施設で撮影させてもらったコイツも当才魚(0才)。

刺繍は裁縫の一つやし、この栞は「サイホーグ(裁縫具)001」と呼んでもよいのではないか?
石ノ森章太郎先生も笑って許してくれるのではないか?

スイゲンゼニタナゴは、国の『種の保存法』指定種。
山陽地方のごく限られた生息域で細々と生きている。
サイボーグ001のように、テレポートできればよかったのになあ。

もらった記念に額にいれて、『おさかな刺繍ギャラリー』に展示しとこっと!


この栞の欠点は、もったいなくて使えないことにつきる。
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俳句生活『よ句もわる句も』 兼題【ポインセチア】結果

2020-12-27 16:14:18 | 俳句
2020年12月27日(日)

今年4月初旬に知ったカタログハウス「通販生活」の『よ句もわる句も』俳句投稿コーナー。
月1回、俳人夏井いつきさんが『天』『地』『人』『佳作』と没句に選句してくれて無料。

今回で8回目
初投句から7回続けて『人』に選ばれてるから摩訶不思議なのだけど・・・
11月の兼題は『ポインセチア』
5557句のほどの投句があったという。

毎月末日がその結果発表日とたかをくくってたら、いつの間にか発表されてて・・・

今回は4句ほど投句。

さて、結果はというと2句が『人』に入選!
8ケ月連続10句の『人』入選という俳句ど素人の快挙なのでありました!

では、『人』入選2句のお披露目

ぽいんせちあいつもいずこにゐるのだらう


落選だろうと入選だろうと句の紹介はすると決めてたから
兼題のポインセチアをどっかで撮影しようと
買い物のついでに探してみてもね、11月中旬まではどこにも置いてなくて・・・
いつもは何処にあるんだ?という気持ちをそのまんま句にしただけ。
実に素直なくだらない句だから、お風呂で旧かなづかいでもするかな?とふざけてみたんだわ。

兼題の〆切り過ぎた12月になると、そこらかしこで売ってるからね、いつもお世話になってる園芸屋さんでパチリ。

俳句は楽しそうだけどとっつきにくいなあと思ってる人がもしいたら、こんなんでええんぞ~!

ポインセチア空をぽこんと呑み込まん


ポインセチアの花は真ん中に見える小さな黄色い部分。
赤く広がってるのは、あじさいよりもはるかに大きく発達した萼(がく)片だ。
未来の小さな命(種子)を包み込むようにね。
ほらっ! 
何となく空さえも包み込んでしまいそうだよね~って、ふざけてつくった句。

夏井さん、こんな2つの句を選んでくれていいんかなあ?


ではでは、落選2句も載せとくね。

ポインセチアよ黄金のベンガルの灯よ

お気に入りの句なんだけどなあ。

バングラデシュという国がある。
こんな国旗

ペイントでササッとつくったから、色も赤丸の位置も少しちがってるから申し訳ないのだが

ポインセチアというと、クリスマスよりもこの国旗が頭に浮かぶ。
そして、バングラデシュは地元民族ベンガル人の独立運動の勝利によってもたらされた国だということも。
その独立運動を「黄金のベンガル」と呼んでいることも。

弱者が立ち上がる・懸命に生きる姿に惹かれるんだよなあ。

ポインセチアよ赤門くぐる青年よ

落選して当たり前、ダジャレ遊びでふざけてる句なんだよな。

ポインセチアは、メキシコ原産の耐寒性のある野生植物を品種改良した外来種。

野生生物保護に長く関わってきた身としては
品種改良された外来種となると、食に関わる場合を除き、あまり良いこととは思わないし愛でる気もなくなっちまう。

んでもって、このポインセチア、熱帯域に多い「トウダイグサ科」に含まれる植物だからね。
私にはとんと縁のなかった東大の赤門くぐってもよかろうもんっ!

ちなみに、最近まで若い娘さんたちがヒーヒー言ってた「タピオカ」の原材料であるキャッサバもトウダイグサ科の植物だよ。

選者の夏井さんに見つかるときっと叱られる俳人(廃人)『あたなごっち』の今年度を締めくくる俳句でありました。
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