私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ルリタテハ 釣りも干物も後回し

2018-06-30 18:28:11 | チョウ・ガの仲間
2018年6月30日(土)

ルリタテハである。


一昨日の釣りのこと。

数匹ほど小魚を干物にすることが目的だから、手にはタナゴ竿と用具入りのバケツ。
カメラも持たずに・・・定位置の階段へ・・・


と、前方にこのルリタテハが・・・

「うわっ! カメラ取ってくるけえな。逃げんよに見とってや」
意味のないお願いをかみさんにしておいて、車へ。

ルリタテハは里山の雑木林でときどき見かけてきた。
が、すばやい。
人の気配を感じると、シュツと翔んでいく。
このチョウの写真をまともに撮ったことがない。

よりにもよって漁港の階段にとまっとるか?

慎重に近寄る。
逃げようともしない。
しないどころか、じんわり翅を広げよるぞ。


あまりに閉じないので、羽の裏側の枯れた渋い模様が撮れない。

「弱っとんかの?」 と近づくと・・・
シュッ! ・・・あっという間にどこへやら。



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スズメダイ・ホンベラ・キュウセン・アイナメを干物に 食べ比べ

2018-06-29 18:58:08 | 魚を食らう
2018年6月29日(金)

昨日は釣りながら干物づくり。
まだ、干物で食べたことのない魚を1~3匹ずつ。

作り方は
1.ウロコと内臓をとって水洗い。
2.ペットボトルで持ってきた10%食塩水に10分つける。
3.干し網カゴに数時間。
4.持ち帰り、かるく水洗いして拭く。

スズメダイ2匹


ホンベラ3匹


アイナメ・キュウセン1匹ずつ


持ち帰り、今朝かみさんが軽く焼いてくれ、食べ比べ。

スズメダイ:少々クセがあるが、しっかりした白身で美味い。


アイナメ:旅館の朝食に出るヤナギムシガレイの干物に似てる。
     コイツの煮物はさほど美味いと思ってなかったが、干物は最高!


キュウセン:干物にすると身もしっかりしてくる。皮も身も実に美味い。
      クセのない上質な白身は万人受けすると思う。


ホンベラ:焼く前の緑色が消えると余計に美味いと感じる。
     キュウセンより骨も柔らかく、中骨以外はバリバリ食える。

ということで、
どの魚も干物にすると「朝食の一品としてみごとな逸品」になった。

次も、まだ食べてない魚を干物にしてみよっと。

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タケノコメバルが準絶滅危惧種・・・

2018-06-28 22:17:38 | 魚全般
2018年6月28日(木)

今年になって「雨後のタケノコじゃ」なぞと・・・
湧くほどいて、釣ろうと思えばいくらでも釣れるタケノコメバルの幼魚・若魚たち。


「環境省レッドデータ(2017)の準絶滅危惧種になっとるよ」 と友からの情報。

「そんなばかな」と思いつつ調べてみると
「な、なんとな! ほんまじゃっ!」

2010年から日本魚類学会全会員へのアンケートを集計し
海洋生物分野についてのリストをまとめていった結果らしい。


地域によっては、養殖放流事業を試みているみたいなのだ。

あらためて思う。

知ろうともせずに「なんぼでもおるで」と書いてきたのは厚顔無恥の極みぢゃな。
みっともなかったな。
他の地域ではずいぶん数が減ってたりもするんだよな。
増やそうと苦労してるんだよな。

つくづくと知識や想像力の不足が、礼を失することにつながったな。
反省です。

たまたま今年私の地域ではたくさんいたケド
ほどほどにしか釣ってないことだけが救いなのかな?
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頑流爺々の決戦 : 小次郎やぶれたり!

2018-06-27 16:36:33 | 淡水釣り
2018年6月27日(水)

一昨日、兄と川釣り勝負をした話。

仮に、次男の私を小次郎と、長男の兄を大太郎と呼ぶことにする。

小次郎は川を渡り、左岸側を陣取り、自慢のタナゴ竿を・・・

大太郎は右岸側からほぼ未使用のタナゴ竿を・・・

小さなカワムツでつばぜりあいをした後

小次郎がスミウキゴリを釣り、撮影。 (以下:右向きは小次郎の魚)


「遅いぞ! まだ釣れんのか、大太郎!」

大太郎、スミウキゴリを立て続けに2匹釣り、自らのカメラとケースで撮影。


「小次郎やぶれたり! 二刀流じゃっ!」

うわっ!
キレイやんか! カワイイやんか!
いつのまに上手くなっとんなっ!

大太郎、トウヨシノボリも釣る。


小次郎、釣れんもんで、そのトウヨシノボリをお借りする。


あかんっ!
この画像でも小次郎の負けやで!

大太郎、婚姻色の出始めた特大のカワムツもグリグリと釣り上げる。


こんなん、撮影ケースに入りきらんわいっ!


さらに、大太郎、もう1匹大きいのを追加。


小・並・大・特大とそろえて、余裕かましとるわ。
どっかの牛丼屋のメニューみたいにフルラインアップ。


小次郎、相変わらず小しか釣れん。

「何が釣れるんですか?」
「こんなおっきいのが釣れるよっ!」
「うわあ! すごいですね!」 と、大太郎は学校帰りの子どもたちの人気者にもなっとるし・・・

かくして、頑固な爺と爺の決戦は「小次郎の完敗」に終わったのであった。

おっかしいなあ?
小次郎、ずいぶん前からこの釣りと撮影に精通しとるハズやのに・・・

ま、誰でもいつでも楽しめる釣りと撮影だという証やから、いいことやね。
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ニホンイシガメ? ウンキュウ? クサガメ?

2018-06-26 18:22:51 | 爬虫類・両生類
2018年6月26日(火)

所用もあり、月に一度は兄に会う。
この日は、小さい頃3兄弟でよく遊んだ小川へ。
あの頃オイカワばかりで決してきれいな川ではなかったハズなのだが。

川原に降り立つと清冽な流れの中に・・・


「ニホンイシガメだ!」 と、まず思った。
「そんなハズない。街の中心部まで車で10数分の住宅街やぞ。
 昔田んぼだらけやった頃にもいた外来種のクサガメにちがいない」

「なんしょん?」 兄の声。
「いや、クサガメがおって・・・」

水面から上げた頭部は小さく感じる。
前脚にもニホンイシガメの特徴である黄色い線が走る。


甲羅は丸く、キールは中央に少しあるかどうか・・・よく見えない。

ニホンイシガメでいいのかな?
外来種クサガメとは少しちがう気もするケド
この2種、簡単に交雑する(交雑種の名をウンキュウという)らしいし
そのウンキュウも継代繁殖するといわれてるし・・・

この画像で判断できるお方は、ぜひご一報いただければ幸いです。 

コメント (2)
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