私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

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蛾・蝶の私的混乱クイズ:巣ごもり散策中の生き物⑤

2020-05-09 11:11:28 | チョウ・ガの仲間
2020年5月9日(土)

巣ごもり中の散策で出会った生き物の紹介も少し飽きてきた。

今回、鱗翅目(チョウ目)をクイズ形式で、一気にまとめて紹介。

問題:
次のA~Hのうち、蛾をすべて選び、記号で応えなさい。
ただし、蛾以外の昆虫はすべて蝶の画像である。
また、この方面に詳しい方々は、どうぞこのあたりからご遠慮下さるように。

A:樹間に続いてる山道の木陰にて。大きさはモンシロチョウくらい。



B:A同様、樹間に続いてる山道の木陰にて。大きさはベニシジミくらい。


C:日の当たる山頂近くにて。大きさは小さめのアゲハチョウくらい。


D:日の当たる山すその白い花にて。大きさはモンシロチョウくらい。



E:日の当たる沢近くにて。大きさは小さめのアゲハチョウくらい。


F:日の当たる樹間の落ち葉上にて。大きさは小さめのアゲハチョウくらい。


G:日の当たる草原にて。大きさはベニシジミくらい。



H:樹間に続いてる山道の木の葉にて。大きさはモンシロチョウくらい。




さて、正解や名前は後回しにして、困っているのである。

蛾も蝶も同じ鱗翅目(チョウ目)の仲間。
蛾は5000種を越え、蝶は300種程度。

触角の違い、昼行性か夜行性か、とまるとき翅をたたむか否か
などで大まかな区別をするという。
でも、ここにあげた連中、すべて春の終わり頃の昼間に出会った昼行性。
触角もいろいろ、羽もたたんだりたたまなかったり・・・

つまり、蛾と蝶に、明確な違いや境界線はないのである。

地味な茶色のコイツらが飛べば「キャ~ッ!蛾は嫌いっ!」と騒ぎ
「それはチョウチョだよ」と言うと怪訝そうに落ち着くなんてなこともある。

また、柔らかな小さな手をした夏井いつきさんは

「理系の人は俳句に向いてる。細かな観察眼を持ってるからね」とおっしゃってくれた。

それで、俳句にも興味を持った。
入賞したりもした。

けどね、季語を調べてみると

「蝶」は春の季語、アゲハなど大きな蝶は夏の季語。昼行性昆虫。
「蛾」は夏の季語、夜行性昆虫として使われてる。

ね?
調べれば調べるほど、混乱するでしょ?

1頭1頭、種を知れば知るほど、俳句にできなくなるじゃんかっ!
蛾も蝶も一緒やんっ!

ただ、俳句は文学だからね。
科学的な屁理屈を持ち込んだ私が悪い!

なので、今回はまとめて駄句を

蝶も蛾もおんなじでいい鱗翅目

おっ!
正解書くの忘れとった!

正解は、2通りある!

1つは、そんなこたあ、どうでもええ!(これが大方の大正解)

もう1つは、DとH(かなりオタクだから、気をつけて!)

A:クロヒカゲ(蝶)
B:トラフシジミ(蝶)
C:ヒオドシチョウ(蝶)
D:キンモンガ
E:ルリタテハ(蝶)
F:クロコノマチョウ(蝶)
G:コチャバネセセリ(蝶)
H:ゴマダラシロエダシャク 

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コメント (2)
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