私魚人(あいうおんちゅ) ~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。もう、胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ。タナゴ釣りから珍魚・駄魚ハンターへ。何種釣れるか?

ブログ紹介 はじめに・ルール

2029-01-01 00:00:00 | はじめに


はじめに
このブログはタナゴ釣りの仕掛けで釣れる「人にはあまり役にたってない魚たち」にスポットライトを当てたものである。
釣り人のための図鑑にも詳しく記されないまま、釣り人に「外道・細物・エサ取り」などと呼ばれ見捨てられる魚たち。
釣れてくれた感謝などないままに・・・・・・。
彼らもけなげな生命であり、生態系を支えている大切な役割があることをほんの少しでも残しておきたいのである。


いわば、中島みゆきの「地上の星」の水中バージョン(大げさでんな)なのである。



ルール 
「何でもあり」にすれば釣れる種類は増えるだろうがつまらない。必ずシバリは必要である。
・180cm以下のタナゴ竿とタナゴ仕掛けを使う。
・船を使わない。岸辺からの釣りしかしない。
・マサゴハゼ・エドハゼなど無理っぽいもんは初めから相手にせず、釣り以外で紹介する。
・基本的に記録後に放流する。お持ち帰りは食べる時だけにする。
・絶滅の危機にある魚は数尾釣れたらやめる。生息地が特定できる風景を載せない。
・特定外来種や釣りの時のゴミは法律にのっとり、始末・処分する。
・わざわざ日本各地へ出かけたりして保護活動をされている方々のフィールドを荒らさない。
・エサは何回出かけることになっても使い切る。
・ミミズやイソゴカイを馬鹿にしてはいけない。
・他の釣り人や釣り方を馬鹿にしてはいけない。マナーやモラルはさておき。


10年間はこのページが先頭にくる形にしたので、スクロールして最新記事を見てくだされ!




































このページの画像は釣った魚たち。(全部じゃないし、イカもいるケド)
増えていくからね。


 

コメント (4)

「ふなミンチ」発見!・・・岡山郷土料理の素材

2019-01-23 08:43:20 | 魚全般
2018年1月23日(水)

昨日は隣県の岡山の漁港へ。
今年になって、まだかみさんだけが海水魚ボウズなのである。
早く1匹だけでも釣ってもらわねば・・・でも、近くではチャガラしか確実ではないし・・・

と、いうことでドライブ兼ねてちょっぴり遠征。

良さそうな波止の電線には、釣りの仕掛けが1mおきにからまっとる。


投げ釣りなんかをする人は、高枝切バサミ持って出かけんといけんな。
自分の仕掛けの始末くらいちゃんとしいや。

と、ここでかみさんに待望の1匹。


タケノコメバルである。

私にも1匹釣れて、さらにアカオビシマハゼを追加し


竿じまい。

晴れて暖かくなるとの天気予報ははずれ、雲って風もそこそこ吹くし、寒い。


そこで、久しぶりに岡山地元のスーパーへ。
総菜や魚介類が格安に豊富に並ぶ店なのでたぶんおもしろいのだ。

そこでいきなり見つけたのが「ふなミンチ」 1パック150円。


あわてて車へとカメラを取りに行くことに。
専門店ではなく普通のスーパーに並んでたのに驚いた。

岡山では冬の時期のフナを使って、「ふなめし」という郷土料理を作る。
「ふなずし」や「こぶなの甘露煮」なんかは食べたことがあるが、ふなめしは未経験。
魚料理は地域地域でバラエティに富んでいて、きっと大切な文化なんだと思う。

隣にはサッパを酢漬けした「ママカリ」が並んでた。


きっと懐かしがるお年寄りたちが買っていくんだろうなあ、ふなミンチ。
コメント

大坂&錦織さんに拍手喝采!

2019-01-21 22:55:31 | 日常
2019年1月21日(月)

裏庭の整頓をして
全豪オープンでの大坂さんの勝利祝いも兼ねて
豪華海鮮丼などを買いに行き・・・

さて、錦織さんだ。
5時間を過ぎる白熱した試合にハラハラドキドキ・・・スポーツ中継はLiveに限る。

見事に逆転勝利したときは、一人でスタンディング オベーション!

ただ、テレビにくぎ付けの5時間、スタンディング オショーベンに行けないまま・・・失礼っ!

コメント

ミナミタニノボリ 私だけが採ったど~っ!: アヂアヂ台湾お魚旅㊸

2019-01-19 22:51:08 | 夏の台湾の魚たち
2019年1月19日(土)

今日は、絵画教室。
2月に出品する絵画のダメ出し(指導ともいう)をしてもらうことに。

F8サイズの額を師匠に借りたもののすき間が空く。
いろいろ考えて・・・もっとも安上がりな方法として・・・
100円ショップで買った灰色のブロック模様の壁紙を絵の背景に張った。
いいんだ。素人の絵だもん。
金かけるのはムダだもん。

さて、先生が一人ずつ作品を批評し、手直しをしていくのだが・・・

最後まで見せたくないとしぶった私の絵画は先生に奪い取られ・・・皆さんの前へ。

「おお~っ! 上手いなあ~っ!」
何年も通ってる諸先輩方から予想だにしなかった称賛の声が上がる。
てっきり背景の壁紙も私が描いたと勘違いされておられるのだ。
先生も高齢の先輩生徒さんたちにはそうそう逆らえないのた。

よしよし、これで難を逃れたぞっ!

さて、そんな良い日には良い思い出を・・・


台湾8日目(8月6日)

「台湾のタニノボリの仲間を見てみたい」 という若と私の希望で、この日最初の川が決定。

「ここで止めて! この川がいい!」 移動中に見つけた枝川に私はピンときた。


地元の人が水浴びしてたり、外国の方が景観を楽しんでたりと川辺に降りやすいのだ。

「一応やってみようか」 2人は胴長をはき、大きなタモ網を持ち、急流へと立ち入る。
私は、うすいナイロンジャージのズボンと安全長ぐつに小さなタモ網。
濡れてももちろん構わないが深すぎる所はムリ!

昔、ボルネオの小さな小川でタニノボリ類の幼魚が浅い平瀬にいて
買い物用のレジ袋で採ったことを思い出して・・・

急流との境から少しずつ少しずつ回り込みながら浅瀬へと追いやってると妄想しながら
逃げ込んでくれたであろう浅瀬の小岩と小岩のすき間をガサガサと・・・

「採ったどお~っ!」

体長3cmほどの小さなミナミタニノボリ(南方間爬岩鰍 Hemimyzon sp.)かな?


この魚、コイ科ドジョウ亜科とは思えないへんてこりんな形で、とってもカワイイ!


急流に耐えられる平べったい流線型の体つきも
上から見れば、大きくヒレが広がってるおたまじゃくしみたい。


嬉しいのはそれだけじゃない。

満を持して採集に向かった2人は1匹も採れず・・・
適当な採集でホイッと私が採ったものだから・・・
まだ、台湾でこの仲間を見たことのない若の形相は口惜しさと憤りで一変し
友は友で、何で私にだけ採れたんな? こんなところで? と、いつものブツブツ・・・

こういう独り占めはいい気分だよね。

で、友が撮影してくれた表と裏の写真



「もっといい枝川へ行くぞ! もっとタニノボリがおる所へ!」
「はいっ! どんとん行きましょう!」

友と若に強いきずなが生まれた瞬間であった。 ワハハハハハ・・・
コメント

セイバンゴイを採り 竿を折る : アヂアヂ台湾お魚旅㊷

2019-01-18 19:29:04 | 夏の台湾の魚たち
2019年1月18日(金)

昨夏の思い出話の続き・・・いつまでかかるんだろね。

台湾7日目(8月5日)

台湾白魚保護池を後にした私たちは
以前、コブクロカマツカなんかがいた川へ向かうことに。

友は支流の上流でガサ、若は本流へと下って投網、私は支流の合流点の淵で釣り。
三者三様である。

景色はすっかり変わっていたが、釣り人は今回もチラホラと。


実を言うと、この台湾旅行に備え、宇崎日進の「たなごころ8尺」を買っていた。
流石に6尺竿だと口惜しい思いをすることが多い。
もう台湾へ行ける機会もほぼないかもしれないもん。

釣り人の横で試してみる。

腹ばいになっても水面まで届かないやんかっ! 
台湾の釣り人たち、笑いをこらえてるがな。

仕方がない。撤退じゃ!
上流の平瀬から浅いタマリになったポイントで再開。


タイワンハナマガリ


タイワンアカハラと


まあまあいい調子に釣れてたのだが・・・
突如ウキがズボッ・・・・・・大きいっ!
耐えに耐え、なんのことはない、30cmほどのティラピアさんなのであった。
高価なタナゴ竿である。折れなくて良かったあっ!

その頃、友はコブクロカマツカどころか、ヨシノボリ類しか採れんと嘆いてたみたい。

本流の若は流石にどんな流域でも対応する採集方法を身につけてる。

大きなフナ類と


今回、初物のセイバンゴイ(何氏棘鲃)を採っていた。


速い流れに適した何とも精悍な体つきじゃなあ。

口ひげは上唇に2対(4本)あるし・・・


友と私は、若のおこぼれにあずかりながら撮影させてもらう。

と、「たなごころ8尺」がしまえなくなっていた。
大きなティラピアなんかとヤリトリしたためか、2段目の継ぎのところがびくともしない。

友も試し、若にもお願いし・・・びくともしない、ひっこまない。
かくして・・・ポキッ・・・なのである。

やっぱし悪だくみの天罰なんだろうね。
6尺タナゴ竿で釣るとルールで決めてたのにね。

この日は、さらにもう1本の流域も立ち寄り
若が婚姻色のしっかり出たタカサゴオイカワを採って終了!

コメント

毎夕やってくる小鳥はなんぞ?

2019-01-17 18:25:28 | 日常
2019年1月17日(木)

野草に満ちた我が家の裏庭を最近少しずつ片付けてるケド・・・。
今日は全豪オープンの試合も少し見たいし、借りてた本も読み終えんといけないので止めることにして・・・。

借りてた本は「昆虫戯画」(文:丸山宗利 漫画:じゅえき太郎 大泉書店 2018)


丸山博士の「昆虫すごい」や「昆虫こわい」なんかが面白かったし
戯画と書いてるのだから絵画の勉強にもなりそうだし、と思って。

私には合わんかったなあ。
文は、心ここにあらず的な平板なまま、個々の虫たちの生態の紹介が進み
絵は、昆虫の脚どこから出てるの? なんて思っちゃったりして・・・
やっぱりサブタイトルに「すごい」とか「びっくり」とか面白アピールしてる本は・・・かな?

こういうとき、後味悪いので書棚からお口直しに
「理系アナ桝太一の生物部な毎日」(桝太一著 岩波ジュニア新書 2014)を一気に読み直し。


この本、生き物好きにはおすすめ。
何度読んでもおもしろい。(私が内容を忘れとるせいもある)
あらためてスカッとさせていただいて・・・

全豪オープンも想定を超える長時間(本読みながらTVの音を聴きながら)となったところで

かみさんが裏庭へ・・・行って、すぐ戻ってきた。

「父さんっ! 太ったスズメがまた来とるよ」
「じゃけえな、何度も言うが・・・アイツは太ったスズメじゃないっ!」
「じゃあ、なんね?」
「モズやヒタキの仲間に似てるケド・・・顔つきが違うしなあ・・・」
草むしりするようになってから、毎夕やってくるのである。

今日は、気付かれぬよう部屋の中からカメラでパチリ!


調べてみたらモズのメスみたいな・・・?

オスは子どもの頃採ったこともある。

両手で抱えて、指つつかれて血だらけになりながら
「家族に見せるまでは逃がすわけにはいかぬ」と、泣きべそかきかき駆け戻った。
そのときの人差し指の痛みは「生命の重さ」の体験だったのだと、今も忘れない。

でもなあ、メスは図鑑でしか見んかったしなあ。
体験してないことは、いずれ単なる軽い知識として葬られていくのが定め。

そんなもんだよね。
コメント

縁起をかついで淡水釣り初め

2019-01-16 17:22:33 | 淡水釣り
2019年1月16日(水)

昨日、黄身練りを20cc注射器に詰め、かみさんと用水路へ。
今年初の淡水釣りだ。

さすがに水温も低く、動かないままのナマズやコイ・フナが見える。
数年前にはたくさんいたコウライニゴイやオイカワ・ヌマムツもずいぶん数が減っていた。

目視観察はそれくらいにして・・・釣り開始。

ヤリタナゴのオス 1匹


もう婚姻色が出始めてるなあ。

ヤリタナゴのメス 数匹


小さなアブラボテ 1匹


一昨年から数が激減したカネヒラ 1匹


タモロコ 1匹


小さなコウライモロコ 1匹


かみさんと2人で2時間釣っての釣果は以上なのである。
実にさびしい釣果なのだ。
もちろん数を釣るより、種類を多く釣ろうとフラフラしながらなんだケド。

いつでもウキがひっきりなしに沈む入れ食い状態の流域だったのにね。
昔のようないい環境に回復してほしいと願うのである。

こうなりゃ・・・一富士二鷹三なすび。

おだやかな水面に映る 「逆さ富士」 が縁起物であるならば・・・
私の愛車の屋根に映る 「逆さヤリタナゴ」 もきっと縁起がよかろうもん!


神様、川や水路に多様な在来の魚たちが戻ってきますように!
そして、今年こそかみさんや友や兄貴よりも先に私の竿に釣れますように!

コメント

アカスジベッコウトンボ?: アヂアヂ台湾お魚旅㊶

2019-01-15 17:47:42 | 夏の台湾の魚たち
2019年1月15日(火)

年末年始や成人式前後の休日でないと行楽に行けない人も多い。
私らは、その間なるべくおじゃませんようにして・・・
今日、今年初めての川釣りへ。
その成果は、また書くとして・・・


台湾7日目(8月5日) 

Cさんの台湾白魚保護池に飛んでたトンボ。


どうやらアカスジベッコウトンボという名前みたいだ。
台湾では善變蜻蜓と、学名は Neurothemis ramburii

南方系のトンボのようだが・・・
最近、琉球列島へも分布を広げつつあるらしい。

もともと生物は、分散・拡散して分布を広げようとする性質がある。
定着できるかどうかなんだよね。
そのうち、私の暮らす街でも見られるようになっていくのかなあ?

観光地をめぐる旅より、名を知らぬ生き物との出会い旅の方がよほど楽しいのであった。
コメント

台湾白魚に会う!: アヂアヂ台湾お魚旅㊵

2019-01-14 10:18:57 | 夏の台湾の魚たち
2019年1月14日(月)

台湾白魚の水彩画。


描くことで出会った記録として残そうと思ったからである。


台湾7日目(8月5日) 早朝

Cさんと待ち合わせ、台湾白魚を保護してる農場へ向かう。

途中、広がるのは水田と思いきや、ウォーターバンブーだとのこと。


ウォーターバンブーとは何ぞや? (ま、帰って調べることにしよ)
最近流行のイネ科の食材マコモダケのことだった。
「どう見てもバンブー(竹)じゃないもんなあ・・・」 物を知らん私らは釈然としないまま。

農場近くの流域の至る所に捕獲禁止の看板。


そして、グインッと小路を上ったところに農場があり
大きな台湾白魚の像がシンボルとして飾られていた。

ちなみに、この魚を捕獲すると
6か月以上5年以下の懲役か約80~400万円の罰金。

若によると台湾国内でも生息が確認されてるのはほんの数か所だそうだ。

「台湾白魚が滅びかけてる一番の原因は何ですか?」 
「この辺りではマコモダケへの農薬や化学肥料です。
 私たちは、無農薬・有機栽培のマコモダケ栽培のシンボルとして保護しようと
 周囲の農家にも呼びかけてるんですが・・・なかなかうまくいきません」
「密猟者への対応はどうしてますか?」
「かつては多かったです。
 今は目立つ看板をアチコチに立てて、地元の人にも知ってもらいながら対応してます」 
こんな会話ができるのも若の通訳がはさまればこそなのである。

「じゃあ、生息地(繁殖地でもある)を見に行きましょう」
2か所見せていただいた。
川から農場へと水を引き、手作りでこさえた池で泳いでる様子を見た後

畦道をトコトコトコトコ歩く。


こんなタマリで・・・


「水中撮影してもいいですよ」 
そそくさと若も友も動画を撮る準備を始めたぞ!
私は、防水カメラ持ってこんかったぞおっ!
タモ網で採る訳にもいかんしっ!

すかさず魚たちの群れをカメラへと追う役に徹するのであった。
後日、いただいた画像の一部から・・・加工に加工を重ねて・・・


保護してるCさんでさえ捕獲もせず、飼育もせずなのだから、この画像だけでも感謝なのである。

さておき、台湾のマコモダケは最近盛んに日本にも輸入されてるし
現地にこんな状況や背景があることを、特に食に敏感な方々にも伝わるといいなあ。


でもって、今回も生息域が特定できる写真は載せない。

「あんたらが保護じゃなんじゃ煩いこと言うけえ、いろんな道具で魚採りに次々に来るがっ!
 うるさいし、魚もすっかりおらんよになってしもうたが! あんたらのせいじゃ!」

もう20年もたっただろうか?
絶滅危惧種生息域の近所に住んでたオッチャンから言われたキツイ言葉を忘れない。

保護活動を繰り広げてると・・・その情報を個人の所有欲に利用する輩が現れる。
まして、SNS上だもの・・・肝に銘じないとね・・・
コメント (2)

奇跡の遭遇と沈痛の喪失: アヂアヂ台湾お魚旅㊴

2019-01-13 00:07:50 | 夏の台湾の魚たち
2018年1月12日(土)

台湾6日目(8月4日)の夜の話

この日の夜はドミトリー。
周辺の宿が満杯で、仕方なく友が予約してた。
私たちは、基本前夜に行き当たりばったりに宿を決めるのだ。

貴重品を私専用の金庫に入れ、鍵をポケットに入れ・・・さあ、夕食だ!

「どこへ行きたい? 何が食べたい? 昨日のカキオコ? それとも他の?」 若に尋ねる。
「う~ん・・・・・・そうですねえ・・・」 悩む若。
「何でもええよ。好きなもん言ってえな」
「・・・じゃあ、今日もカキオコで」

この若の決断がアレヨアレヨと運命に導かれていく。

約2時間後、あろうことに私たちは「国家的国民的保護対象種である台湾白魚の保護活動家」と向かい合っていた。

・もし、この日目的にしてたギギやアカザに会えてたら、台湾白魚保護区の見学に行くこともなかっただろうし
・もし、若が連日のカキオコを希望しなかったら、店のおかみさんに会うこともなかっただろうし
・もし、忙しく働いてるおかみさんが話しかけてこなかったら・・・この日のことを軽い話題にもしなかっただろうし
・まさか「私、白魚の保護活動してる人知ってますよ。よかったら連絡してみましょうか?」なんてなこともあり得ないし

基本、日本では、親切は困ってる人を対象として行われるものみたいだが
台湾では、親切というのは相手を喜ばせるための自然のふるまいなのかもしれない。
おかみさんは、見ず知らずの日本人3人組にドンドン道を拓いていくのである。

かくして、明日の朝「民間人の手による保護活動」を見せていただくことになったのである。

こんなことってあるか?
自分の意志と無関係に物事が好転してくことに・・・何か初めて運命みたいなものを感じた。
興奮したなあ、台湾白魚が泳いでる様子、見せてくれるっていうんだもの。
どんな工夫をして繁殖させてるか、どんな苦労をして保護してるか案内してくれるっていうんだもの。
用事もある中、朝の時間を削ってまで・・・

奇跡の遭遇なのである。

その約1時間後、私は金庫の鍵を失くしていることに気付いてしまった。
一気に落胆である。
鍵を失くし、金庫を弁償することはお金で済むのだが・・・仲間や宿に迷惑をかける時間や労力が悔しい。
友や若は探しまくり、宿のオーナーへも手配をしてくれ
オーナーも「Don't worry !」 を繰り返してくれるのだが・・・結局見つからず・・・

翌朝、マスターキーで開け、修理代も400円しか受け取らず・・・。

歓喜と悲痛がまぜこぜの出発となったのだが・・・

今から思えば、
「人は、何かを得れば、何かを失う・・・」なんてな言葉もよく耳にするし・・・

さだまさしさんの「檸檬」の歌に
「・・・捨て去る時には こうして出来るだけ 遠くへ投げ上げるものよ・・・」とか
「・・・消え去る時には こうしてあっけなく 静かに堕ちていくものよ・・・」とか、あるもんな。

きっと、あの鍵は遠くへ投げるか静かに落とす運命だったんだなあ。

コメント (2)

「ほぼ命がけ サメ図鑑」いいね!

2019-01-10 09:57:40 | 書籍紹介
2018年1月10日(木)

「ほぼ命がけ サメ図鑑」沼口麻子著 講談社 2018年 1800円


興味本位で読んでみたら・・・面白いのなんの!

私の中にあるサメへの偏見や誤解を拭い去っただけでなく
硬骨魚類についての誤まった情報もたくさん教えてくれた。

沼口さん、命がけになるほどサメが好きなんだってことと
その好きなサメのこと、正しく詳しく伝えていこうとしてることが
ヒシヒシと感じられる良い本だ、と思った。

いい仕事してますねえ。
本が売れないと意味がないので、内容には一切触れないケド・・・

なりたかった職業につけたとしても
やりたかった分担や業務にさける時間はほんの数割もあればよし。(と、職場の先輩の一言)
やりたかったことでちょっぴり成果を挙げたとしても世間から見れば至極あたり前。
むしろ、苦虫をかみつぶして取り組んだことでの滅多にない成果の方が財産になってたりする。

食ってくためにキリキリ痛む体や心を抱えて金をかせぐ、というのは仕事の道理の1つだケド・・・
たまに、感謝やお褒めの言葉
「ありがとうございました」
「あなたのおかげです」
「すごいですね」なんてのをいただいたり
「ひょっとしたら、人や世間の役に立ってるのかもしれない」と感じたりするとき
つくづく仕事っていいなあ~って思ったりする。

きっと沼口さんもやりたいことのためのやりたくない膨大なこと、こなしてんだろうなあ。
昆虫博士の丸山さんやバッタ博士の前野さんの本と同じ熱いものが流れてると思った。

この本、私の役に立ちました!
コメント (2)

台湾白魚(Pararasbora moltrechti)保護地で: アヂアヂ台湾お魚旅㊳

2019-01-09 18:24:55 | 夏の台湾の魚たち
2019年1月9日(水)

台湾6日目(8月4日)の続き

細い山道をクネクネクネクネ進むと・・・
突然現れた看板。


パララスボラと何回か書いてきた淡水魚の生息地なのである。
現地では台湾白魚といい、学名はPararasbora moltrechti

どんな魚なのか実物を見てみたいケド・・・
国を挙げて保護してる魚なので、もちろん採ることも釣ることも違反・罰金。
生息流域一帯に「捕獲禁止の警告の看板」が立てられていた。

その一方で、流域はきれいに整備され、説明看板も研究施設らしい建物もある。


観光に来られてた人たちもそこそこいて、川べりに降りれたりもする。
大変良いことなのである。

日本では「川に近づけないような構造物」や「近づくと危ないという教え」や
「希少種生息地につき立ち入り禁止」なんてなことが多いような気がするのである。

ところで、この台湾白魚、図鑑でしか見たことがないから
そっくりなカワバタモロコやヒナモロコと生息環境が似てると思ってたケド・・・
全然違うことにびっくり仰天!
興奮したなあ。
百聞は一見に如かず、なのである。

生息する川の様子や画像は、保護してる台湾の方々に敬意を表したいので、ここでは載せずにおくね。
気になる方は、ぜひ、現地へ、自分の目で。(一応観光地だもん)

クネクネと帰り道の途中にあったダム湖を後に、宿へと向かうのであった。


そして、奇跡の夜が舞い降りた。
コメント

ギンガメアジ幼魚たちを描いてみた

2019-01-09 10:21:05 | 水彩画
2018年1月9日(水)

昨日は丸1日用事もなく・・・
ひまつぶしに「海面の描き方の練習」を兼ねて
昨夏、台湾で釣ったギンガメアジ幼魚を描いてみた。


遠近を表すために後方の魚を暗めにしたら・・・カスミアジ幼魚みたくなっちゃった。

相変わらずのヘタクソ。 

2月上旬に絵画教室の修了作品展があるというのに・・・
まだ、水や光、そして岩や石、何より植物なんかの風景が描けないわあ!
また、先生に叱られるな。





コメント

スジアカクマゼミ? 日本にもいるの?: アヂアヂ台湾お魚旅㊲

2019-01-08 15:37:44 | 夏の台湾の魚たち
2018年1月8日(火)

図書館から借りてた「はじめての魚類学」を読み終え・・・
最近、専門書と一般書の垣根もなくなってきてて、とってもうれしい!


さて、台湾旅の記録を進めとこ。

台湾6日目(8月4日)の続き

たぶんスジアカクマゼミである。


キコリイオビゲンセイがいた河原の木で鳴いてた。
日本のクマゼミの鳴き声とは違ってた。
先に見つけた友が、私のデジカメを奪うようにして撮影。

もちろん帰国後に調べてみた。
台湾名 紅脈熊蟬  学名 Cryptotympana atrata

てっきり南方系のセミかと思いきや、朝鮮半島などにも生息してるとのこと。
そして、なんと日本のごく限られた地域で2000年頃から生息・繁殖が確認されてるみたい。
それが、なんとなんと北陸地方だというから俄然面白くなる。

もともといた在来種なのか?
人為的に運ばれた外来種なのか?
セミの飛翔する力はさほど強くないと思うので、偏西風にのって半島から運ばれてきたのか?

国内分布が広がらないのはなんでだ? 

なんてなことを考えてるときは楽しい。

さて、パララスボラ保護地へ向かうぞ!
コメント

キコリイオビゲンセイ? 訳わからんわぁ!: アヂアヂ台湾お魚旅㊱

2019-01-07 17:54:08 | 夏の台湾の魚たち
2018年1月7日(月)

丸のFA移籍への人的補償が長野さんに決まった。
訳がわからんわあ! 
ジャイアンツのやること。

2度にわたる他球団のドラフト指名を蹴ってまで巨人に入団した長野さん。
3年間も回り道してまでも巨人を愛し、一筋にやってきた一流選手をプロテクトしないのは何故なんだろ?
新人王も首位打者もとった人なのに・・・
生え抜きだし、ファンも多くいただろうに・・・


と、未だに昨夏の台湾をウロウロしてる話を書いてるのも訳わからんのではあるが・・・

台湾6日目(8月4日)の続き

パララスポラ生息地の近くまでやってきた3人。
何となく良さそうな川を見つけガサをするも全員見事なまでにボウズ。

良さそうな川なのに・・・ヨシノボリ類さえ採れないなんて・・・
訳が分からんわあ!

行くとこ行くとこカラブリが続くと、この先1本もヒットが打てん気がしてくる。

猛暑の中、すっかり意欲を失った私は・・・草むらにいた1匹の昆虫を見つけた。

キコリイオビゲンセイ(帰国後調べてみたケド)かな?


中国名は橫紋芫菁 、学名はMylabris cichorii 。

コイツ、よく見てみると右側の鞘翅が壊れてる。


鳥につつかれたのか、羽化に失敗したのか・・・訳はわからんケド。

さて、ツチハンミョウ科ゲンセイ亜科に属する昆虫だそうだが
そもそも昆虫のことがよくわからないし
ゲンセイという名前も初めて知ったし
「咬まれると有毒」な仲間もいるなんてなことが書いてあるし
だとすれば咬まれなくて良かったと今頃になって思ったりするし
何より、このキコリイゲンセイ、日本に生息する昆虫としてヒットしない。

訳が分からんままだケド・・・記念に記録に残しとこ。
コメント