私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。もう、胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ。タナゴ釣りから珍魚・駄魚ハンターへ。何種釣れるか?

ブログ紹介 はじめに・ルール

2029-01-01 00:00:00 | はじめに




はじめに



このブログはタナゴ釣りの仕掛けで釣れる「人にはあまり役にたってない魚たち」にスポットライトを当てたものである。
釣り人のための図鑑にも詳しく記されないまま、釣り人に「外道・細物・エサ取り」などと呼ばれ見下げられる魚たち。
釣れてくれた感謝もないままに・・・・・・。
彼らもけなげな生命であり、生態系を支えている大切な役割があることをほんの少しでも残しておきたいのである。



中島みゆきの「地上の星」の水中バージョンみたいなもんである。



ルール


「何でもあり」にすれば釣れる種類は増えるだろうがつまらない。
必ずシバリは必要である。





・基本6尺(180cm)以下のタナゴ竿とタナゴ仕掛けを使う
・ときに最大10尺のタナゴ竿やチョイ投げタナゴ仕掛けを使うこともある。
・数多く釣らない。特に絶滅危惧指定種は数尾にとどめる。
・保護活動されてる地域・流域では連携をとらぬまま釣りやガサをしない。
・特定外来種が釣れた場合、法令にしたがった処置をする。
・ゴミは必ず持ち帰る。
・ゴカイやミミズを馬鹿にしてはいけない。必ず使い切る。





このページの魚たちは釣れるたびに増えてくからね。




































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タマリを探し砂留辿る:別所砂留探索隊②

2020-03-15 14:31:47 | 自然
2020年3月15日(日)

一昨日、別所砂留を散策。

砂留は、度重なる大雨土砂災害と闘ってきた地域の民衆の歴史だ。
4番砂留までは山道の傾斜も緩やか。


湿地やタマリも多い。

8番砂留までたどり着く。


画像左側の積石は古い。
なるほど、江戸時代の砂防ダムの作り方はこうだったのか。
右側は数年前の土砂崩れで、つい最近も改修工事がされたようだ。

8番砂留からは急傾斜。
いくつもの砂留が広がる。


ヒーヒー山道を登ると


次々に砂留


さらに砂留


何とも辛抱強く造り続けてきたことだろう。
生活のための田や畑や家を守るため、村人総出で懸命に造ってきたのかもしれないなあ。

私は、時代の支配者が建造した立派なお城とかお寺とかに興味は湧かない。
ところが、歴史的建造物や資料の大半は支配者側の残したものばかり。
支配者になれるわけもなく、支配する気もまったくない立場で生きている。
こんな砂留や民具やなんかがよほど心にフィットするなあ。

水の生き物たちが弱者の立場にいて、人知れず滅びの道を辿ってることと重なってるのかもしれない。

ということで、まずは本流の探索。


こんなか細い流れが大雨の時、牙をむく。

続いて、タマリの探索。


カエルの卵塊くらいあってもよさそうだが、ないっ!


ここもないっ!


おっ!何かもぐった!行方不明じゃ~っ!


たぶんアカガエルの仲間じゃけどなあ。


サンショウウオが産卵に来ても良さそうな軟泥のタマリもいくつかあったんだよね。

はてさて、何か水の生き物は見つかっただろうか!
アチコチのタマリを探しての気付き・発見は次回!

おまけ、割と大きなシダの若葉になる前のコル。


シダの名前は調べても分かりませなんだ。




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フキノトウ庭ホトトギスバイモユリ:別所砂留探索隊①

2020-03-14 12:23:08 | 植物
2020年3月14日(土)

昨日、別所砂留を散策。
江戸時代から度重なる洪水の対策に造られ続けてきた砂留だ。
30数基あるという。

まずは出会った植物から。

こっちにもフキノトウ


あっちにもフキノトウ


どっちもこっちもフキノトウ


帰り道、道端の家のじいさんに挨拶。
かみさんと話がはずみ、「フキノトウを持ってけ」とたくさんいただいた。
いただいた後、山あい探索中にたくさんたくさん見つけてしまった。
あっちゃ~っ!

じいさんの庭にホトトギス


秋に白地に赤まだらの花を咲かせる山野草だ。
山の斜面いっぱいに生えていたけど、最近すっかり見なくなったと言う。
他にもいろいろ山野草。
やけに詳しいじいさんと思いきや、長年園芸を仕事にされていたと言う。
なるほど合点!

バイモユリ(アミガサユリ)かな?


コイツの名前知らなくて、調べて調べてバイモユリかな?


もともと中国東部に分布するユリ科の多年草で
日本には約300年前に薬用植物として持ち込まれ、今は一部地域で野生化しているとのこと。

ともあれ山歩きは楽し。


広島県は、この日『ウグイスの初鳴き宣言』をした。
けど、もう1週間ほど前からとうに鳴いちょるぞっ!

しかも、去年は夏まで鳴いちょるウグイスもおったんぞっ!
2倍の3万円も日当もらった、てな話もあるんぞっ!(そのウグイスは話がちゃいまっせ!)

急こう配もなんのその


鳥の巣なんかも見つけたり


キチョウなんかとたわむれたり


「私、自分でセトウチサンショウウオの生息地見つけるんじゃけん!」
と、かみさんがやる気満々隊長の別所砂留探索隊。

従来の生息地とはまったく違う地域をウロウロオロオロ。
はたして、セトウチサンショウウオに出会えただろうか!?

ローカルお魚図鑑も、東海道中ガサ釣り記も、私魚人東海支部のお話も、中途なままなんやけどなあ。
ま、ええか。


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スゴモロコ(釣査249種目):刹那の東海支部報告①

2020-03-12 18:44:14 | 純淡水魚
2020年3月12日(木)

スゴモロコ


東海支部長が釣った249種目なのである。
琵琶湖にてワカサギ仕掛けで釣り上げたという。
琵琶湖なのだから堂々スゴモロコでいいでしょう!

え?
東海支部なんていつできたんな!
数年前、私も知らん間にできてたんである。

中高生の頃から、私らの川遊び・生き物探検隊にほぼ皆勤で
東海地域の大学へ進み、そこでも水遊びにうつつを抜かしてる愛弟子T君が支部長なのだ。

ときおり連絡をとりあい、先日帰省の際に一緒にガサ遊び。
いまだにプレゼントしたタナゴ竿を使ってくれてると、そのとき聞いた。
「ならば、私魚人東海支部長に任命しようぞ!」
「はは~っ!ありがたき幸せ!」(な訳はない)ということなのである。

ガサ遊びをした後、すぐにお礼のメールあり。

本日はガサガサに連れて行ってくださりありがとうございました。
当時を思い出して自分の原点に立ち返ることができました。
約束した3種の釣魚の写真をお送りします。
ブログで是非使ってください。 2019年10月14日


おっさん、おっさん、半年近くほったらかしとるで!

時が過ぎた今、愛弟子は社会へと巣立つ頃。
つまり、東海支部は刹那・一瞬・泡沫・まぼろしの支部とまもなくなるのである。
支部解散祝いに、ワハハハハハ・・・と笑ってごまかそうやないの!

さてさて、スゴモロコの話。
西日本に広く分布するコウライモロコと同種か別種か、議論は進まず平行線なのである。

も一度、スゴモロコ


私が釣ったコウライモロコ




何となく細長く、口ひげが短いのがスゴモロコという感じ、としか言いようがない。

基本「分けるべきは分ける」というのが私の持論。(じゃないと絶滅した後気付いても遅いもん)
だから、ここでは別種ということで。

この2種をめぐる考え方について、詳しく知りたいマニアックな方は
日本淡水魚類愛護会のHP内の『スゴモロコ or コウライモロコ』を見てみるといいかな?
(下線部クリックでリンクしてるからね)

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真白きセキレイ:苦難の先にきっと春

2020-03-11 17:54:22 | 魚以外の脊椎動物
2020年3月11日(水)

真っ白なセキレイ


たぶんハクセキレイだ。
調べたら、ハクセキレイには背の冬毛がうす灰色っぽくなるやつもいるらしく
コイツは、その極端なパターンなのかもしれない。
黒眼だから少なくともアルビノではなさそうだ。

一昨日、かみさんと散策に出かけ
「ひょっとしたら正月に見た白いセキレイに会えるかなあ」なんて言ってたら
ホンマにまた会えたのである。
今度は、間違いない!
じっくり見たぞ!
100%の確信でハクセキレイかセグロセキレイのどっちかだ!
(そういうの100%と言わんぞ!)

この池周りに居ついてるのかもしれん。
周りの人が誰一人見向きもしない中、そっとそっと追いかけっこ。
はたから見れば変人に見えるんだろうなあ。

でも、私にとっては『幸せの白い鳥』との再会なのである。

その後、山あいも散策。
江戸時代の砂留跡の泥地で小さな気付きがあった。

それは、イノシシがヌタ場にしてできた水たまりに


ヤマアカガエルが3つの卵塊を産んでいたこと。


水路は広がり、流れもいろいろ、独立した小さく浅いタマリもアチコチある中
いくら探しても、ここ以外産卵していないのである。


イノシシがヌタ場として掘れた穴の深さが、カエルの産卵にちょうど適してたんじゃないか?
ふと、そう思ったのである。

昨年、セトウチサンショウウオの幼生たちの生息地をイノシシがくちゃくちゃにした。
イノシシのバカ野郎!とずっと思ってた。
ケド、ひょっとしたら長い長いつきあいの中で
持ちつ持たれつ、利用したり迷惑かけたりしあいながら
お互い命をつないできてたんじゃないか?

毎年毎年セトウチサンショウウオが産卵できるようなほどほどの深さのタマリ。
それはイノシシがつくってきてたのかもしれんじゃんか。

だったら、イノシシの被害からサンショウウオ幼生を守ろうだなんて、おこがましいのかもしれんな。
ふと、そう思ったりもした。

東日本大震災からまだ9年。
たったの9年。

春は繰り返し、必ずやってくる。


この真白き鳥が、ともあれ幸せな気分だけでも届けますように!








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