イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

ねじれるのはベッドの中だけで

2008-06-22 20:26:45 | お笑い

『爆笑オンエアバトル』が向こう2週放送休止とのことなので、ここで触れなかった一週前(612日放送分)も、VTR録画上書き消去しないうちにちょっと振り返ってみましょうか。

1位が481kbブロードキャスト。ちょっと意外。481がべらぼうな過大評価とは思いませんが、この日のメンツで1位というのが意外。どんな顔ぶれの回でも、10組中1位となると、ネタの質・演りデキのほかに“愛されポイント”による下駄履かされがオンされるものなんです。

彼らの場合、チャンピオンになる直前の一時期のトータルテンボス、アンジャッシュ、ハリガネロック辺りのような「ネタも楽しみだけど、“ネタ”より、“この人たち”を見たい!」という愛されキャラには未だなってない、と言うかそれ路線向きじゃないような気がするんですが。

いや、月河はステージ袖での出待ちで軽くニヒルな目になる豊川悦司さん似のボケ吉村、ネタ中で必ず1回は眼鏡オフする(吉村にオフされる)ツッコミ房野、ふたりともキャラとしてすでに好きですけど。

今回に限っては前半の輪唱ネタから後半の火事ネタへの移行がムリヤリだったし、「この服良かれと思って着てまーす」も、タイムマシーン3号・関の「頑張れ半袖負けるな短パン!」ぐらい堂々と自信持って、滑舌よく演るべきだと思う。あそこで拍手が澎湃と湧き起こるぐらいになって、初めて“愛されキャラ”じゃないですか。

今回のメンツでいちばん『オンバト』ファン間での愛されキャラ定着してると言えると思う超新塾3461kb。後半が9日放送の『お試しかっ!』(テレビ朝日系)で不評にもかかわらず「M1でやります!」と宣言していたネタまんまというのは、放送時日のチェックが甘かったかな。小松宏司アナのネタ前紹介「今日もコブラは嘆いているぜ」が期せしていちばん笑えた。

2トップリード465kbが、ネタとしてはいちばん作り込んであるし練習の成果も見えた。ボケ新妻の「スープとかもういい…」弱音つぶやきがさりげなく脱力笑いを呼んだし、ツッコミ和賀の「ガラス曇っちゃって何にも見えない」も“ゆで汁飛ばないように”の新妻からの振りをよく覚えて押さえてたなと思って結構笑えました。小劇場や劇団研究生が必修科目のように練習する“ガラス板拭きパントマイム”を取り入れてうまいこと作った。

上記の上位3組に対して、4417kbランチランチ5389kb鎌鼬は数字以上の差があった。どちらもボケが、あるいはツッコミが、“相方に対するいじめ”に見えて、爽快に笑えない。ランチランチは海野「地団太~!」から藤崎「五反田~!」が飛ばなければもう少しkb行ったかもしれないけど、大差はなかったか。チビデブ海野のイタモタおもしろさが、イジられキャラとしてではなく、三拍子久保田ぐらいツッコミとして機能してこないと、ちょっともうひとつハジけきれないかも。

…今日はそれより、『たかじんのそこまで言って委員会』で紹介された、丸川珠代参院議員(元・テレビ朝日アナウンサー)と大塚拓衆院議員の結婚披露宴での小泉純一郎元首相の祝辞があんまりインパクト大だったので、特に記事中何も触れてないけどタイトルにしてしまいました(この後「夫婦で問責決議は出さないように」「審議拒否もしないように」と続く)。

相変わらず飛ばすねぇ純ジュン。郵政以下、アナタのおかげで安倍さんも福田さんも、自公政権踏んだり蹴ったり、踏まれたりブン殴られたりなんですけど。「ここは!って場面で、おもしろいことを言える」才能はいっこうに錆びついてませんな。そのマイペースっぷり、“打算なさげっぷり”が未だ衰えぬ人気の秘密。ハラにイチモツ、手に荷物な代議士大臣諸君が数多い中、「オレが感動したっつったら感動したんだよっ!」てな正直さはやっぱり貴重ですわ。代わる人ありやなしや。

コメント
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