沢尻エリカさん。若手女優の旗手として名前を聞くことが多くなったと思ったら、いつの間に…ってぐらい大変なことになっていたんですね。
映画もTVドラマでもいっさい見たことがなく、ただ、映画『パッチギ!』公開に先がけて、当地FM NORTH WAVEの劇場映画紹介コーナーに、共演の塩谷瞬さんと一緒にゲスト出演してくれたときの記憶しかありません。
当地のNORTH WAVEももう開局14年ですから、ベテランの、少々ハミ出したゲストが来ても悠揚迫らざるリズムであしらい切れる大物感DJも男女問わず少数は(少数かよ!)居る代わり、自前の番組持ってもう3年4年経つのにいまだにちょろちょろ仕切り切れず滑舌もシロウトに毛が生えた程度のDJも居るわけですが、『パッチギ!』沢尻さん来訪時は、かなり若めのDJが応対したと思います。
それでも、いまマスコミで伝えられるイメージはまったく無く、可愛くて初々しくて、『忍風戦隊ハリケンジャー』のハリケンレッド塩谷さん(←月河はもっぱらこちらが目当てで聴いた)とともに一生懸命映画のみどころや撮影こぼれ話など、地方FM局の若いDJ相手に話してくれていて、DJ自身も翌週振り返って「沢尻さん可愛かった」と好感持って述懐するほどで、まさか今日(こんにち)のこんな読まれ方になるとは夢にも思いませんでした。
それがものの2年か2年半かそこら前の話です。その後、難病ものTVドラマ『1リットルの涙』でも主演されて、かなりな数字も評判も取って、“けなげカワイソキャラ”で落ち着いたと思っていたのに、芸能界における意味付けって、変わるものなのだ。
1日からスタートの昼ドラ『愛の迷宮』は、ひと言で言えば“ベタ復権”。
OPからして復権どころ満載。改めてゆっくりアナライズしましょう。